USDJPY|日足現在地とCOTが示す「円安トレンド継続下の構造変化」

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USDJPYは日足ベースで156円台の高値圏を維持。
200EMA(日足)を上回った状態が続いており、大局では円安トレンドが継続しています。

現在の価格は、
・4月始点のAnchored VWAP(長期)
・9月始点のAnchored VWAP(中期)

の上方で推移しており、トレンド自体は依然として上向きです。
一方で、VWAPの標準偏差バンド上限付近に位置しており、
短期的には過熱感が意識されやすい水準でもあります。

また、FRVP(出来高プロファイル)を見ると、
現在の価格帯は短期HVA(高出来高帯)に近く、
**売買が集中しやすい「意見が分かれやすいゾーン」**に差し掛かっています。

テクニカル的にはトレンド継続を示唆しつつも、
値動きが軽くなる環境が整いつつある印象です。

こうした状況を踏まえて、
最新の12月末(12/30)のCOTデータを見ると、
相場の内部構造には明確な変化が見え始めています。

・投機筋(Large Speculators)はほぼ中立〜小幅な円ロング
・レバレッジドファンドの円ショートはピークアウト
・アセットマネージャーは引き続き円ロングを維持

価格は高値圏にあるものの、
円売りポジションの偏りはすでに解消されつつある状態です。

このように、
テクニカル面では円安トレンドが維持されている一方、
ポジション面では「一方向に押し上げる力」が弱まり始めています。

こうした局面では、
雇用統計や要人発言など、
「一つの材料」で相場の空気が変わりやすいのが特徴です。

いまのUSDJPYは、
「円安トレンド継続」と「構造変化」が同時に存在する、
次のきっかけ待ちのフェーズに入っているように見えます。

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