ドル円:diamond top signを下抜けたものの、上昇トレンド後の下降フラグの可能性もあるので… U.S. Dollar/Japanese Yen FXCM
詳細 ⋅ 2018年11月15日午後12時52分 *4時間足を更新しました。diamond top signが下向きに崩れたものの、下降フラグの可能性が否定できないため、フラグを否定するのを確認する必要があると思っています。フラグと考えられるならロング、否定的ならばショートと全く考えが変わる重要なところです。 ~ドル円月足~ 9:29 2018/11/03記載 月足を見ると、バンドの形はヨコヨコもしくはさらに収縮しているように見えます。10月月足は+1σを少し上抜けしたもののはね返されて引けています。そして、直近高値である17年11月月足高値(114.73円)を更新することができませんでした(18年10月月足高値114.55円)。安値を見ると、18年4月にを上抜けて以来、5月平均線がサポートとして機能しているように見えます。 チャネルで考えると、15年6月より続いていたピンクのチャネルをブレイクしてから、再びチャネルに帰る様子は今のところ見られません。そして、12年9月を起点とした緑のラインも18年1月に下抜けたものの、再び上昇し、ラインにはりついているようにも見えます。なので、判断は難しいです。今の自分にはチャネルで考えるのはやめておこうと思います。 自分としては、+1σおよび5月平均線をしっかり抜けることができていない以上、あまりイメージがわきません。月足レベルでは難しい相場になりそうです。もし+1σを上抜けたとしても直近高値を含んだ115円の壁は17年1月に下抜けて以来、しっかりと上抜けてはいません(17年3月高値115.50円のみ)。なので、115円をしっかり上抜けるのを確認するまでは、114円後半まで上昇するなら短い期間の時間軸の根拠が合えば、下目線に切り替えてもいいのでは?と考えています。ただし、これまで超えることができていない+1σを超えているのであれば、本格的なショートは少し危険かもしれません。114円後半から+1σ付近のショートはお試しレベル、+1σを下抜けてから本格的なショートで考えたいと思います。また、5月平均線がサポートとなっていることから、この付近は上目線なのかと考えています。5月平均線を下抜けたとしても、25月平均線も18年6月に上抜けて以来下抜けたことがありません。なので、本格的な下目線になるのは25月平均線を下抜けてからとなりそうです。 あまり確信がないので、まだ妄想レベルですが、自分としては5月平均線と115円の壁がascending triangle signとなっているようにも見えます。そう考えると、教科書的には上昇の小休止115円の壁を上抜けて、再び上昇の勢いが大きくなると考えられますが、もし、ascending triangleであるならば、それまでは上昇している必要があるはずです。今回は15年1月より下落トレンドをしていること。テクニカルイメージにあまり入れたくないのですが、ファンダメンタル的に115円というのは大きな壁に見えます。そう考えると、月足レベルでは115円付近を高値としたレンジ相場なのかもしれないと思っています。 ・バンドの形がヨコヨコもしくはさらなる収縮 ・直近高値を更新できていない ・5月平均線がサポートとして機能か ・114円後半に堅い壁が存在してそう ・114円後半付近はお試しレベルの下目線 ・5月平均線付近はお試しレベルの上目線 ・本格的な上目線は115円をしっかり上抜けてから ・本格的な下目線は25月平均線をしっかり下抜けてから ・月足レベルでは115円付近を高値としたレンジ相場の可能性も ~ドル円週足~ 9:39 2018/11/10記載 週足を見ると、10月29日週足の流れを引き継ぎ陽線で先週(11月5日週足)が引けました。5週平均線も下抜けることがなかったことから、上昇の勢いはまだ継続しているように思います。そして、9月24日週足~10月8日週足にかけて形成されたサインは10月8日週足(始値113.76円高値113.94円)を更新(高値114.08円終値113.79円)し全否定されているようなので、「三川宵の明星」サインではなかったのかもしれません。そう考えると、週足レベルでは上方向で考える必要があるように思いました。 週足バンドはヨコヨコから少し発散してきているようにも見えます。しかし、先週(11月5日週足)の高値こそ+2σを上抜けたものの、終値がはね返されているように見えることから、まだ上向きバンドウォークと判断するのは早いように思います。10月29日週足から続く上昇の勢いが残っているなら+2σを上抜けてもおかしくないと思っています。しかし、+2σではね返されたとしても、5週平均線や+1σではね返されてラリーする可能性もありますので、週足レベルの方向性を判断するのはもう少し流れを確認してからかもしれません。 チャネルで考えると、自分としては赤紫のチャネルで推移していると考えていましたが、下から二番目のラインを上抜けてきていることから、真ん中と一番下のチャネルで推移しているのかもしれません。上向きバンドウォークするようであれば、赤紫真ん中のラインを目指すイメージで考えたいと思います。ただ、この真ん中のラインは直近月足高値(17年11月月足高値114.73円)や今年月足高値(18年10月月足高値114.55円)付近に位置していることや、115円の大きな壁が存在していることから、いったんはこの付近で上昇が収まるのでは?と考えています。 週足レベルの自分のイメージは、まだ下目線になる根拠が見当たらず、上昇の勢いが継続してそうなので上目線で考えていますが、+2σ付近で引けていることから、突っ込んだロングは様子を見て、押し目を待ちたいと思います。自分としては、上昇するなら、このまま+2σを一気に上抜けてバンドウォークするというよりも、いったん下がって+1σ(もしくは5週平均線)~+2σのラリーのイメージのほうが強いので、+1σもしくは5週平均線付近での反応を確認してロングしたいと思います。しかし、+2σではね返されてバンドがヨコヨコになる可能性も十分考えられることから、+1σを下抜けるようであればロングは様子見て、来週の週足引けを確認してから下目線に転換か否かも含めて考え直したいと思います。 ・「三川宵の明星」サインではなかったよう ・週足バンドはヨコヨコから少し発散? ・赤紫の真ん中と一番下のラインによる上昇チャネルで推移か ・上昇しても赤紫真ん中のラインでいったん落ち着くのでは? ・+1σもしくは5週平均線~+2σのラリーの可能性 ・基本的に上目線もこの水準でロングは難しい ・+1σもしくは5週平均線付近でロングしたい ・+1σを下抜けるなら考え直し 週足+1σもしくは5週平均線は先週時点で112.7円付近。なので、113円ちょうど前後で週足レベルで買い目線になって、112.7円をしっかり下抜けるようなら買い目線中断のイメージで考えたいと思います。 ~ドル円日足~ 21:24 2018/11/15記載 日足を見ると、バンドの形は若干上向きのように見えます。10月26日より上昇トレンドとなり-2σから+2σまで一気に上昇しましたが、11月12日日足(高値114.23円)に+2σから離れてから、上昇の勢いは衰えているようです。これまで5日平均線がサポートとして機能してきましたが、14日に下抜け、現在は+1σを実体で下抜けるか否かというところです。 ローソク足で考えると、3月26日日足から続いている上値切り上げのトレンドは続いていると考えることができます。3月26日安値(104.62円)→5月21日高値(111.39円)→5月29日安値(108.11円)→7月19日高値(113.17円)→8月21日安値(109.77円)→10月4日高値(114.53円)→10月26日安値(111.37円)と6つの切り返しをしていました。まだはっきりと確定していませんが、11月12日日足高値(114.23円)が前回高値である10月4日高値(114.53円)を更新できていません。この後、10月4日高値を更新せず、10月26日安値(111.37円)を下値更新するようであれば、3月からの上値切り上げのトレンドが崩れる可能性があります。 日足レベルの自分のイメージはまだ固まっていません。というのも、今日の日足がとても重要と考えているためです。5日平均線を下抜けて、10月26日より続いていた上昇トレンドが変わりつつあると思っていますが、今日(11月15日)の日足で+1σを実体で下抜けるか否かで今後が変わると思います。もし+1σではね返されるのであれば、バンドの形が上を向いていることから、+1σ~+2σのラリーとなって、+2σを目指す可能性があります。そうであるなら、再び5日平均線を上抜けるなら+2σを目標としたロングを検討したいです。しかし、そのまま+1σを下抜けるようであれば、これまでの上昇トレンドが崩れたと考えられることから、4時間足から積極的にショートでトレードしたいと思います。 ・日足バンドは若干上向き ・これまでサポートしていた5日平均線を実体で下抜け ・11月12日高値が10月4日高値を更新できず ・今日の日足の終値を確認したい ・+1σではね返されるなら+1σ~+2σのラリーの可能性が ・+1σを下抜けるなら4時間足から積極的にショートしたい ~ドル円4時間足~ 21:46 2018/11/15記載 4時間足を見ると、バンドの形は発散もしくは発散後の下向きのように見えました。13日15時足(高値114.14円)を付けた後、あまり値動きが乏しいようでしたが、14日23時足で一気に動き出し、それまで考えていた、diamond top signの右下のラインおよび-1σだけでなく、-2σを実体で下抜けています。その後の足も、-2σをしっかり下抜けてバンドウォーク状態となりました。現在もバンドウォーク状態は続いているようにも見えます。 自分のイメージしているdiamond top signが崩れて下落トレンドが開始した可能性は強いと考えていますが、まだ、不安な点があります。それは、diamondの左下のラインが15日3時足(安値113.29円)・15時足(安値113.30円)ではね返されていることです。もし、このラインがサポートとして機能するなら、diamond top signではなく、上昇トレンド後の下降フラグの可能性があります。もしそうであるなら、このフラグは上昇トレンド時における小休止のサインの可能性がでてきます。ならば、ショートの状況ではなく、むしろロングで攻める必要があるのかもしれません。 このことから、この時点で積極的なトレードは控えたいです。そして、今後の流れを確認する必要があります。確認するポイントとしては、下向きバンドウォークがどこまで続くかです。現時点(19時足)が陽線となっています。まだ、15時足を否定するような強い陽線ではないので反転したと判断するのは早いですが、もし否定するようならば、このdiamondの左下のラインではね返された可能性も十分考えられることから、ロングで考えたいと思います。まだ、下落の勢いは強いように見えるため、バンドウォークが終了しても、-1σ~-2σのラリーの可能性は十分考えられます。なので、-1σをしっかり上抜けてラリーの可能性が否定されたと考えられるときにロングでついていきたいと考えています。逆にバンドウォークがまだ続くようなら青いラインもいったんは下抜けると思いますので、その時は-1σ~-2σのラリーの可能性を強く疑い、-1σ付近で戻り売りを考えたいと思っています。 ・4時間足バンドの形は発散もしくは発散後の下向きか ・diamond top signを下抜け ・下向きバンドウォーク状態 ・diamondの左下のラインがサポートになっているか否かを確認する必要があるのでトレードは控えめ ・青いラインではね返されるならば上昇トレンド後の下降フラグの可能性が ・そのときは-1σを上抜けてたときロングで ・青いラインをいったん下抜けるなら-1σ~-2σのラリーの可能性が ・そのときは-1σ付近で戻り売りを