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ドル円:下向きの4時間足バンドが緩やかなので、逆張り中心のイメージで…

ロング
FX:USDJPY   米ドル/円
~ドル円月足~

22:22 2018/08/16記載

   月足を見ると、バンドの形はヨコヨコでさらに収縮しているようにも見えます。16年11月の米大統領選挙以来、月足+1σ(現在113.77円)を上抜けることもなく、-1σ(現在106.81円)を下抜けることもなく、狭い±1σの範囲によるレンジのようにも見えました。この±1σのどちらかを月足実体で抜けるまでは、長くてもポジションは週足レベルで考えたほうがよさそうに思いました。

   チャネルラインを見ると、15年6月を起点としたピンクのチャネルで推移しているように見えました。そうであるならば、月足レベルでは下降トレンドが続いていると考えられます。ピンクのラインをしっかり上抜け、18年7月高値(113.17円)を更新するまでは、月足レベルの上目線は難しそうに見えます。もし、更新するのであれば、月足+1σの位置関係と合わせて判断したいと思います。ピンクのチャネルとは別に12年9月を起点とした緑のラインも気になるところです。このラインは16年に一度はね返されていますが、18年2月に下抜けています。その後は緑のラインに張り付いているようにも見えますが、上抜けることができていません。もし、このまま下に離れてしまうのであれば、緑のラインがサポレジ転換ラインとなり、とても重要なラインになる可能性があります。

   月足5月平均線(現在110.26円)や月足25月平均線(110.29円)を下抜けていません。とはいえ、17年1月以降、5月平均線や25月平均線ではりついているような相場といえ、あまり平均線は機能していないようにも見えます。現時点では110.2円付近がひとつの分岐点程度に考えたいと思います。

   月足レベルで大きなトレードのポイントになるところは、今のところわかりませんでした。月足レベルはどちらかというとブレイク待ちというところでしょうか。月足レベルでの方向感も大きく感じられませんので、ポジションを持ったとしても、週足以下レベルで考えたいと思います。


・月足±1σの範囲によるレンジ相場
・ピンクのチャネルより月足レベルは下降トレンドか
・月足5月平均線・25月平均線は参考程度
・月足レベルではトレードのポイントはわからず
・ポジション保有は週足レベル以下の長さで



~ドル円週足~


22:44 2018/08/16記載

   週足を見ると、バンドの形は上向きもしくはヨコヨコであまり方向感が見られません。18年3月26日週足で週足-2σを上に離れ、そのまま上昇するも、7月18日週足で週足+2σではね返されています。もし、バンドの形がヨコヨコであると考え、週足±2σのラリーというイメージが今のところ一番強いです。。バンドの形が上向きにも見えますが、そうなると、週足+1σ~+2σのラリーになって上昇する可能性が強くなります。しかし、現時点では週足+1σ(現在111.11円)を下抜けています。このまま111円をしっかり定着することなく週末を迎えるのであれば、この+1σ~+2σのラリーのイメージが難しくなります。ただ、25週平均線(現在109.07円)ではね返される可能性は否定できませんので、下目線で考えるのであれば、25週平均線は意識しておきたいと思います。

   チャネルラインで考えると、月足レベルであるピンクのチャネルが基本になると考えられます。また週足レベルで赤紫のチャネルで推移しているようにも見えましたが、18年2月12日週足で下にブレイクし、チャネルが崩れています。なので、このラインは信ぴょう性が乏しいのかもしれません。もし、このラインが生きているのであれば、ピンクのラインと赤紫のラインによる三角保合いも否定できないので、ピンクのラインを上向きブレイクしたときに、もう一度評価したいと思います。

   週足レベルでは下目線で考えたいと思いました。しかし、トレードのポイントになりそうなところは特に見つかりませんでした。週足が確定し、陰線で引けるのであれば、来週(8月20日週足)は5週平均線付近が戻り売りのポイントとして興味深いと思いました。また、下目線で考えているものの、25週平均線付近は状況を見て判断しなければなりませんが、ロングも興味深いと思いました。

・週足±2σのラリーか
・ピンクのチャネルが基本、赤紫のラインは信ぴょう性が少し低いか?
・週足レベルでは下目線
・今週(8月13日)週足が陰線で引けるなら5週平均線付近が戻り売りのポイントか?
・状況次第では25週平均線付近のロングも興味深い



~ドル円日足~


21:20 2018/08/22記載

   日足を見ると、下向きだったバンドの形でしたが、日足-2σが下向きから上向きに変わりつつあり、収縮しそうに見えました。とはいえ、5日平均線を下回ったままでローソク足もはっきりとした下向きにみえることから、この水準でロングするのは時期尚早だと考えています。下目線はいったん様子を見て、上目線のポイントを待ちたいと思います。具体的な目線の転換のポイントとして、自分は日足-1σ付近を考えています。日足-1σをしっかり上抜けるようであれば、追っかけてロングしたいと思いました。また、下がったとしても、バンドの形から日足-2σ付近が下落の限界と考え、逆張りになりますが、ロングしたいと思いました。

・日足バンドが下向きから収縮に変わりつつある?
・以前として5日平均線を下回ったままでまだロングは時期尚早
・日足-1σをしっかり上抜けるなら追っかけてロングしたい
・下落したら日足-2σ付近で逆張りロングしたい



~ドル円4時間足~


20:17 2018/08/21記載

   4時間足を見ると、バンドの形の下向きは継続しているようですが、相変わらず緩やかのようです。また、21日22時・22日2時・10時・14時と4回にわたって25本平均線ではね返されています。これを見ると、25本平均線~-2σのラリーは依然として続いているように見えました。また、1日14時の高値から13日10時安値→15日10時高値→21日10時安値と下値切り下げが続いていることからローソク足でも下降トレンドが続いていることになります。安易なロングはまだしてはいけなさそうに思いました。しかし、緩やかなバンドのうえでの25本平均線~-2σのラリーであることから、4時間足-2σ付近まで下落したとき、21日10時安値(109.77円)を更新できなければ、下値切り下げが崩れ、バンドの形もヨコヨコに転じるのでは?と考えています。なので、21日10時安値を更新できずに4時間足-2σではね返されたようであれば、逆張りロングをしたいと思いました。逆に、上昇して25本平均線を上抜けるようであれば、この場合もバンドの形がヨコヨコになると考え、4時間足+2σ付近で短期的なショートをしたいと思いました。

・4時間足バンドの形は下向きだが緩やか
・4時間足25本平均線で何度かはね返されている
・ローソク足は下値切り下げ継続中
・21日10時安値を更新できずに4時間足-2σではね返されるならロングしたい
・25本平均線を上抜けるなら4時間足+2σ付近で短期的なショートも



~ドル円のポイント~

21:44 2018/08/22記載

下向きの4時間足バンドが緩やかなので、逆張り中心のイメージで…

・113.6-8円(月足+1σ付近)
  月足レベルのレンジ上限か
*111.0-2円(日足25日平均線・4時間足+2σ付近)
  4時間足レベルの逆張りショートポイント
・110.7-9円(週足5週平均線付近)
  週足レベルの目線の分岐点か?
*110.4-6円(日足-1σ、4時間足25本平均線付近)
  しっかり上抜けるなら追っかけてロングしたい
*109.9-110.1円(月足5月平均線・4時間足-2σ付近)
  109.77円を下抜けできなければ逆張りロングしたい
  月足レベルの売り買い分岐点か
・109.1-3円(週足25週平均線付近)
  状況次第でロングを検討したい

  
~その他のチャートから~

米10年債利回り:・月足+1σを実体で下抜けるまでは上昇トレンド継続中
・週足・日足が方向性がでるためのエネルギー充填中かと
・下に大きく走るなら2.81%を実体で下抜けるか否かが目安
・本当に米10年債利回りに方向感が感じられない
・下向きに走るならニュースや株価指数のチェックを
日経225:・月足は+1σ(現在22364円)ではりついているか?
・週足±1σが大きなポイント
・週足-1σ下抜けをすると月足レベルで下落する可能性も
・日足はいったん下攻めが緩む可能性も?
・上昇するならば日足+1σ付近が大きな砦
・日経225を見ると大きく動く時ではないのかも?

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