USD/JPY 2025年6月 第一週

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USD/JPY 4時間足。

●昨年末、12月第四週のアイデア時点から、現在までの動きの下目線想定を毎週アップしてきましたが、最終波形として今月形成完了となるかどうか。

*12月第四週のアイデア(参考)↓
USD/JPY 2024年12月 第四週


想定の動きを自慢しているのではなく、波形を見ていく上で必ずいくつかの想定ルートが存在し、そのうちのどのルートに近い動きをしていくか日々の値動きとともに分別していき、方向や行き先がある程度めぼしがつけばそれに従ってポジションをどこで建てていくか考えているわけですが、大事なのはその想定ルートに沿った形で進行している場合、その進行ルートの優位性が増すわけです。そしてこの辺りが波形読みの醍醐味であり利点でもあったりするのではと個人的には思います。(過信しすぎると利点どころか弱点にもなりますが)
昨年末の高値にいた段階では、それまでの波形の進行状況から下方向にⓐⓑⓒ(またはⓦⓧⓨ)ジグザグ波形が出やすいのでは?と考え、一つのナビゲーションとして昨年12月以降は下目線でショートポジションをいくつか建てました。


●価格は表示チャート範囲の動きでは、現在ボトムに近い場所まで落ちてきて推移していますが、この想定ルートでは昨年8月と9月につけたボトムラインをわる動きを示しています。
-WXYのダブルジグザグ(またはダイアゴナル3波動目(D-3))となる波形。

これらの波形では安値(139.573)を割っていく動きですので、ここから先、Y波(またはD-3波)としてⓐⓑⓒジグザグ波形のⓒ波がダイアゴナルで落ちる場合を表示しています。


●しかし、当然ですがこうなるとはまだ言い切れないので、一旦ⓒ波の(iii)波がボトムライン(139.573)の安値を割った戻り(赤矢印位置付近)が次の段階で形成されるようであれば、ショートを狙ってターゲットまでのポジションを考えてます。
その場合のターゲットとしては137円付近としてます。
ダウンチャネルを目安に入れていますが、もしチャネル底を捉えるなら135円付近までの下落は可能性として。


●現在地での値動きは、先週も激しく上下していますので短期足のトレードで上手な方でしたらお勧めしますが私のレベルでは下手に手を出さない場所となります。というのも、波形で見る限りでは、まだ現在ⓑ波の修正波展開中で、ここから横ばいの動きや若干上方向へ伸びる波形もオプションとしてシナリオがあるので、ボトムラインを割れば戻りからのショートで表題のシナリオを考えますが、現時点では下方向へ伸びるサインがまだ足りない状態です。今週の値動きでもう少し様子を見てどのような波形が形成されていくかを見極めたい段階です。
表題の動きとは違った値動きではまた随時ノートにてアップデートをかけれたらと思います。

ノート
6/3 00:25 更新

●良い感じで下落していますね。もちろん私はドル円は様子見でエントリーしていませんが、シナリオに近い形に動いてくれる(育っていく)のを見届けております。

他のドルストレート、NZD/USDやGBP/USD、またいくつかクロスペアのポジションを保有していますが、ドル円もその流れであると、表題のシナリオに近づきやすいのではとみています。
参考になるかわかりませんが、最近のNZD/USD, GBP/USD等のアイデアもご覧になってみてください。
ノート
6/4 18:45 更新

この価格帯は上下しやすい場所ですね。
本日はADP雇用統計、ISMなど指標がありますし、週末には政府発表の雇用統計も控えており、この価格帯で上下に振れやすい環境。

日足で下方向の表題の下落だとした場合、現在ダイアゴナルiii波がwxyダブルジグザグのx波で戻った状態とは見えますが、もしここから下落する想定の場合は、w波のジグザグ同様に、y波はジグザグ波形となりますが。
これはあくまでもダイアゴナル下落が進行中の一つ上の波形のⓒ波の一部としてとなりますが、横移動の波形が続く場合などはⓒ波ではなくまだⓑ波の中かもしれません。

波形ではなく別の見方をすれば、この位置は、日足MAが頭上にあり、一目均衡表の雲下での推移、また長期足から引けるSRラインと重なる場所です。下押しされやすい場所ですが、一気に上抜けすると価格が走りやすい場所でもあります。

スナップショット
ノート
6/6 01:25 更新

●明日の雇用統計前で価格が揉んでます。

もし下方向の場合は、下記のようなルートを辿っていくのではないかと思われます。(iii)波がwxyダブルジグザグと見てますが、現在のレンジ部分はx波とすれば、ここにフラット波形ができるのではないかと。ハイライト上部が144.40ですが、雇用統計発表で瞬間的に144円後半へ飛び出るかもしれません。
反対に、このレンジ部分史上発表後も上抜けの推移が続くようであれば上方向へトレンドが発生するかもしれません。

スナップショット
ノート
●下方向と見てますが、念の為上方向の波形もオプションとして片隅に。
このケースでは4/22から上昇の修正波(a)(b)(c)として現在上昇の途中の(b)波とも見れますので。
(b)トライアングル下値線と142円を割らない動きではこれも可能性はゼロではありません。

スナップショット



ノート
6/6 21:40 更新

●雇用統計はプラスへ。今週の終値を踏まえて6月第二週として新たに投稿へとします。

今週分終了。

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