相場はフラクタルという思想 ドル円のシナリオ

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ドル円のシナリオが主に2つ直感される。

一つはこのまま134円前後のボリュームゾーンまで直滑降で落ちていくもの。
最初はこの想定だった。

しかしこのところどうも、もう一度上昇して、154〜157でレンジを形成して出来高を稼いでからの方が「フラクタル」な感じが強く、美しいように思えてきた。
(ブラックマンデー前後の大クラッシュからの強烈な反転上昇との相似形)

あまりにも円買いが多いのは、トランプの関税政策が不確実なことからくるリスクオフが起点になっているからだろう。
(円で調達して株式などをロングしているヘッジファンドなどが一旦手仕舞いをしている=円を買い戻しているorその取引はそのままに円ロングでヘッジをかけている)


いくつかある相場における原理原則の一つに、「買ったものはいつか売られる」というものがある。
採算度外視の中央銀行でもない限り、必ず反対取引は実行される。

今回の円買いの起点が中央銀行ではない以上、例外なく反転ムーヴは起きる。

問題はそのタイミング。

出来高プロファイル的には、


短期では147.50付近でのレンジがあった方が底打ち感が出て反転上昇しやすい。

中期では前述の通り、154〜157でのレンジで出来高を稼いだ方が、上値の重さが鮮麗になる。

長期では134を目指してクジラが待ち遠しくあくびをしているだろうなという印象。


基本的にトランプの関税政策はドル高(になることでコストプッシュ分を相殺する狙いの政策)になるというのが定跡なので、関税発効の4月2日までに円ショートの仕掛けは起きうることと、それに誘発される前述の円買いの手仕舞いについては、常に頭の片隅に置いておきたい。

チャートに書き込んだ矢印2パターンは、個人的に綺麗だなと思うもの2つ。

4月2日まで生き残ろう。

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