ユーちぇるのチャート分析

1 807
ドル円

140.00がサポートされて週を終えた
ここは週足で見ると三尊のネックライン

現状のドル円下落要因をまとめると
①トランプ関税ショック
②マールアラーゴ合意の思惑(=ドル安の思惑)
③FRBの利下げ路線
④日銀の利上げ路線


関税に関しては
4/22にトランプ大統領が
相場に「ごめんなさい」した

「対中関税は大きく下がるだろう」
「FRB議長解任の意図はない」

相場がこれ以上
悪い方向にいくのを
防ぐために

自分で広げた風呂敷をしまった

これでアメリカ売りの
トリプル安は一服した

※アメリカのトリプル安=米株売り・米国債売り・ドル売り

ドル売りも一服して
一旦の安値をつけた


マールアラーゴ合意による
ドル安懸念もあったが、

加藤×ベッセント会談の
「為替目標に言及なし」で落ち着いた


FRBは簡単に利下げできない
関税が経済に与える影響はまだ確認できてない

7月に相互関税が復活するなら
関税の影響が乗っかる指標結果は
8月発表の経済指標以降となる

それまでに米雇用統計が
大きくコケない限りは
利下げはできない

物価の安定を司るFRBは
関税によるインフレ懸念を
無視できない


日銀による利上げ路線は継続
来週5/1に日銀会合

ここでは据え置きだが
今後の利上げ路線は継続するとの
内容が日経にリークされてる

利上げ路線継続なら
円高継続だが

展望レポートでの
成長率見通し下方修正の旨も
日経のリーク記事にあった

となると、
利上げのペースは
遅くなると捉えるのが自然

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ここまで散々、
日米交渉で円高要求あるとの
思惑で下をやってきたので

それが剥がれたいま、
ショートカバーが優勢となるか

上昇した場合の
第1ターゲットは145.00

ここを超えてくると
147.00が見えてくる

ただ、アメリカ側も
無限円安は当然望んでない

どこかで戻り売り圧力はくるだろう

そのとき、
参考になるのは
米株の動向だろう

トリプル安がひと段落して
米株のテクニカルが好転してる
(US500で確認可能)

その勢いが
削がれてきたところは
リスクオフの円高圧力に注意したい

無論、米経済指標が
大きく悪化した場合は
わかりやすく株安・ドル円下落となるだろう

ひとまずショートカバーで
145円を上抜けることができるかを見守りたい💪🏾

そんな感じです

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