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【USDJPY】相場分析20200502 2019年8月の逆三尊のショルダーラインを下抜けできるかが今後の展開の鍵

ショート
FX:USDJPY   米ドル/円
先週久々に動きを見せたドル円。
長らく三角保ち合いを形成していましたが、先週は下落を見せ、107円を割ってきました。その後ロンドンフィクスで一時高騰をした後、現在は106円台後半に価格が留まっています。

2020年4月の月足も確定したので改めてこの月足から相場を眺め、今後の展開を考えてみたいと思います。

<長期足>
月足
赤の下降トレンドラインと緑の安値切り上げラインによる三角保ち合いを形成しています。
先週価格が下がり、ひょっとしたらこの三角保ち合いの下限に到達するかと思いましたが、まだ三角の内側です。


週足
週足では三角保ち合いに加え、過去に意識されていたオレンジの水平線も表示しています。
最後のローソク足が4月最終週のローソク足ですが、2019年8月の逆三尊の左ショルダーラインの位置でピタッと止まっていることからこのラインで一定の買い圧力が入っていることにより、下げ止まっているとも考えることができます。


<中期足>
日足(最上部チャート)
直近の値動きを日足で確認します。
107円を下抜けると、週足で確認した2019年8月の逆三尊の左ショルダーラインも実体ベースで下抜け、その後陽線で再度上抜けて、最後のローソク足がショルダーラインで終値が止まるというローソク足の動きとなっています。
先週の下落は106.319で下げ止まりましたが、このラインは同じく2019年8月の逆三尊の右ショルダーラインと重なるラインであり、どうやらこの逆三尊のショルダーラインが相当効いていることが読み取れます。(下記<日足マクロ視点>チャート参照)
これらショルダーラインを明確に下抜けできるかが、今後の相場展開の鍵となりそうです。

<日足マクロ視点>

<今後のシナリオ>
現在の相場環境から、長期でスイングトレードを狙えるようなポイントはありません。
日足で解説したように、2019年8月の逆三尊の右ショルダーラインを下抜ければ、月足三角保ち合い下限までの下落、つまり106円割れが視野に入ってきます。
ただし、そこまでの距離がそれほどないため、ショートを狙う場合は短期トレードとして立ち回ります。

エントリー条件
2019年8月の逆三尊の右ショルダーラインを明確に下抜け

エントリーポイント
2019年8月の逆三尊の右ショルダーライン(106.460付近での戻り売り)

利確ターゲット
月足三角保ち合い下限タッチ

損切りポイント
2019年8月の逆三尊の左ショルダーラインを少し上抜けたポイント

月足三角保ち合い下限までの狙える利幅が少ないため、R&Rが1.3-1.5くらいしかならずあまり良いエントリーポイントではありません。狙うなら短期トレードで下落したら少ないpipsでも利確する立ち回りが向いています。


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