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ドル円:月最大のイベントも結局はレンジをブレイクできず…

FX:USDJPY   米ドル/円

ドル円
21:45 2017/10/07

 雇用統計とその後の動きで何かが変わったように思いました。

 週足を見ると、先週は週足+2σ(113.96円)に触れませんでした(高値113.43円)が、長い上ヒゲで実体の短い十字線で引けました。週足+1σ(112.51円)はかろうじて下抜けませんでした(終値112.60円)が、誤差とも考えられそうなので、はね返された可能性と下抜けた可能性と両方で考えた方がよさそうに思いました。

 日足を見ると、ついに日足+1σ(112.74円)を実体で下抜けてしまいました。先週は下ヒゲで何度か+1σを下抜けたことがありましたが、実体で下抜けたのは金曜日が初めてです。9月27日から113円を何回かせめてピンクのラインを上抜けようとしていましたが結局定着できず、金曜日も大きく上抜けたものの、大きくはね返された印象です。113円をローソク足実体で定着しない限り、上目線にはなれなさそうに思いました。
 下を見ると、日足実体で+1σを下抜けたことは下目線にとって大きな評価になると思いますが、その割には実体の長さもそれほど長くなく、大きく下抜けたとまでは言えません。なので基本的には下目線だが、はね返されるおそれも十分にあると意識しておきたいと思います。

 4時間足を見ると、雇用統計の急騰が起きたものの、その後の急落によって、結局は+2σをはね返された形となり、バンドもヨコヨコです。なので、結果的にはレンジをブレイクしきれなかったと考えています。
 
 金曜日は9月27日の高値(113.25円)を上抜けたことから、下目線で固定するわけにもいかなさそうです。しかし、週足日足のチャートを考えると、上目線で考えるのも難しそうです。なので、あまり積極的なトレードはしたくないと思いました。
 月曜日は基本的には様子見で考えようと思いました。そして、4時間足-2σである112.3-4円付近を下抜けしたらついていきたいと思いました。逆に上である+2σ(113.22円)を上抜けるのであれば、もう少し様子を見たいと思いました。


ドル円のポイント
・週足は判断に困る上ヒゲ長めの十字線
・日足-1σを下抜けたかも?
・113円をしっかり定着しない限り上目線にはなれない
・4時間足は大きな動きがあったが結局レンジはブレイクできず
・基本的に様子見
・112.3-4円を下抜けたらショートでついていきたい…

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