ユーちぇる社長のチャート分析

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【情けない円】

イベント尽くしの週を通過

FOMCは12月利下げに懐疑的
政府閉鎖中で経済指標発表されてないし
そもそも利下げ織り込まれすぎてたので
読みやすかった流れ
=ドル高

日銀会合はハト派な会見
アメリカのベッセント財務長官から
日銀利上げの外圧きてたが構わずハト派
=円安

米中首脳会談はスムーズに合意
中国はフェンタニル流入阻止に対応
アメリカは対中フェンタニル関税-10%
レアアース輸出規制は1年延期
中国は米国産大豆の購入を拡大
トランプ大統領は2026年4月に訪中
週明けにベッセント財務長官が
合意の見通しを出してたので
そこですでにリスクオンやってた
→株高・ゴールド安 

結論、円が買われる理由がなくなってしまった

片山さつき財務相が
さっそく口先介入に追われる

口先介入は基本的に意味ない
お金の本質的な流れは
要人の発言だけで変わらない

円を売る理由があるから
みんな円を売る
→低い実質金利
→高市首相の積極財政
→貿易赤字
→デジタル赤字
→新NISAの円売り

口先介入が入るということは
それだけ円安エンジンが強いってこと

円高になるには
日銀利上げか米株下落

日銀利上げによる円高は
長続きしづらい
→年数回しか利上げできないから

米株下落するとしたら
米中問題だったわけだけど
無事に解決してしまった

150円台で定着してしまった円は
日銀利上げ観測や口先介入で下がっても
円高が強いトレンドになるのは難しい

悲しいのは
円安で稼いでも将来の物価上昇分を
賄っているに過ぎない部分なんだよね

本質的に儲かっているかというと…

そんな感じです

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