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先週のドル円の振り返り

教育
FX:USDJPY   米ドル/円
ドル円
8:44 2018/05/19


先週のドル円の振り返り
・重要指標が悪くてもドル高の流れは変わらず
・北朝鮮問題はドル円相場に影響は及ぼしていなさそう
・米10年債利回りがドル円にかなり影響している
・米10年債利回りはこれ以上上昇するようにはそれなりのニュースが必要か?
・4時間足-1σをしっかり下抜けたらドル円も調整入るか?


   先週はしっかり堅調なドル円の印象でした。

   先週の重要指標であった米小売売上高が予想を下回るもののしっかりとした印象であることから、ちょっとやそっとの指標の結果ではドル高の流れを妨げられないように感じました。

   政治的には米朝首脳会談の開催の雲行きが怪しくなる場面も見られました。とはいえ、ドル円相場にはほとんど影響を及ぼしていないようにも見えます。欧米では北朝鮮問題はあまり話題に上がっていないように感じました。

   やはり先週も、これまで同様に米10年債利回りがドル円相場を左右しているように見えます。先週はこれまで何度かはね返された3%の壁を打ち破り、しっかり定着したように見えます。米10年債利回りチャートで確認します。




   日足を見ると、バンドの5つのラインが上を向いた上昇トレンドが継続しています。中長期的には下向くようなイメージにはなれません。しかし、現在は日足+2σ(3.11%)付近ではね返されたように見えるが気になります。さらに、現在はオレンジのチャネルで推移していると考えていますが、そのチャネルの上限ライン付近ではね返されたように見えます。自分のイメージでは、大きなニュースなしにこれからさらに上昇して、オレンジのラインをしっかり上抜けるようにはあまり思えません。いったん調整で下落するのでは?と考えています。そのためドル円にも影響が及ぶのでは?とも考えています。

   現時点では、4時間足で上向きバンドウォーク中なので、調整で下落する予兆がみられません。4時間足-1σ(3.06%)をしっかり下抜けたとき、これまでの流れが変わるかもしれません。その時はドル円の上昇の限界を考えなければならないかもしれません。そして、4時間足25本平均線(3.00%)を下抜けたときは本格的なドル円の調整が始まる可能性を意識しなければならないと考えています。

   基本的には、米10年債利回りは中長期的な上昇トレンドであることから、相場のテーマが変わらなければ、ドル円は中長期的に上昇トレンドは継続するのでは?と考えています。

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