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【USDJPY】相場分析20200613 上昇帳消しで振り出しに戻ったドル円の今後のシナリオ考察

FX:USDJPY   米ドル/円
【サマリ】
6月第1週の上昇から一点、急落したドル円。
5月頭から始まった上昇の約8割ほどを戻した形となっており、ちょうど1ヶ月前の価格水準に戻ったという形となりました。
今後のシナリオについて考察します。

【詳細】
長期足の確認による環境認識です。

<長期足>
週足
月足で引ける2本のトレンドラインで挟まれた三角保ち合いの中にあります。直近の急登が110円の壁に阻まれ、そのまま急落したという流れが、大きな陽線に続く陰線の形で現れています。



<中期足>
日足(最上部チャート)
日足で5月以降の動きを再確認します。
まず逆三尊が完成したことで日足レベルでは上昇トレンド入りを果たし、110円到達するかどうかというところで下落に転じました。
5月頭から始まった上昇に対してフィボナッチを当てると、0.236ラインまで戻してきていますので、5月の上昇がほぼ帳消しになったという状況です。

<今後の展開>
日足で引いたフィボナッチの0.236ラインは5月にできた逆三尊のショルダーラインとも近い意識ゾーンであり、このラインを起点にシナリオを考えます。

1. 先週の下落に続く形で、下降が継続するシナリオ(青の折れ線)
->現在、日足のローソク足はフィボナッチ0.236ラインである106.874で一旦下げ止まり陽線をつけています。
この陽線が、直近の下げに対する利確であり、円買いかさらに続く場合は、0.236ラインを再度割ってくることも考えられます。その場合下落は月足三角保ち合いの下限まで続くことが想定されます。

2. 再度反転して上昇するシナリオ(ピンクの折れ線)
フィボナッチ0.236ライン付近で底固めして再度上昇していくことも考えられます。
0.236ラインでダブルボトムや逆三尊が形成されるかに注目です。

■”なぜ”がわかる相場分析
・チャートの動きというファクトを元に
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・初心者でもわかるように
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