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トレードテクニック4(6.マーケットの不確実性)

教育
OANDA:USDJPY   米ドル/円
ここではマーケットの不確実性についてまとめたいと思います

まず,次のようなチャートがあるとき,人はこれをどのように認識するでしょうか
一つの見方としては日足レベルのダブルトップ形成から,更に高値を切り下げ,4Hレベルでもダブルトップを形成してきているようにも見えるので高値際からは売りを仕掛けたいと考えているトレーダーがいるかと思います
もう一方の見方としては日足レベルのダブルボトム形成から更に安値を切り上げ,4Hレベルでもダブルボトムを形成してきているようにも見えるので安値際からは買いを仕掛けたいと考えているトレーダーがいるかと思います
このように,マーケットではそれぞれの思惑によりチャートを形成しています
この後は結果的に直近安値を割ることで下降トレンドに入り,一段の下げに繋がっています
しかし,これはあくまで結果論に過ぎず,別の未来もあり得たということを理解しておく必要があります
例えば次のように直近高値を上抜けてくるようであればそれまで売りを仕掛けていたトレーダーの損切りを巻き込み上昇しやすくなります
また,そのように上昇してくるとSMAも水平から受けてくる形となり,一段の上昇に繋がりやすくなります
一方の見方しか出来ないともう一方のチャンス,リスクに気づけなくなります
双方の見方を身につけ,趨勢が決まった段階で上位足の高値,安値際から仕込めるようなトレードを組み立てる必要があります
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