mikan-ya-EURUSD

ドル円:FOMCのイベントで最近の高値圏がフラグなのか?プラトーなのか?がわかる…はず?

FX:USDJPY   米ドル/円


ドル円
21:24 2017/12/13


 今日は今年最大のイベントになるであろうFOMCがあります。どちらに走ってもおかしくなく、またおそらく大きく走るであろうと思いますので、ここでどちらの方向に向かうであろうという予想を立てるのはとても難しいと思います。なので、もしこう走ったらと想定して考えたいと思います。


 日足を見ると、バンドはヨコヨコです。そして5日平均線(現在113.38円)付近に位置しています。昨日の日足が上も下も長いヒゲでイッテコイだった十字線だったので、この陰線を見ると転換したようにも見えます。FOMCでひっくり返して陽線や下ヒゲの長いトンボのような形になるのであれば上昇の可能性は捨てられませんが、このままであれば、転換して下落も十分考えられると思いました。


 4時間足を見ると、昨日は113.2-3円~113.5-6円の狭いレンジだと思っていました。しかし、東京時間にアメリカの選挙結果で大きく下落し、金曜日の雇用統計時の安値程度まで下落しました。その後は再び上昇したものの、5本平均線ではね返されて、想定していたレンジに戻るのは難しそうです。
 6日の欧州時間開始付近から急上昇し、そのまま高値圏で値動きが止まっています。この高値圏止まりの形をどう考えるか…この高値圏止まりは上昇トレンドからのフラグパターンなのか?急騰し高値止まりして急落するプラトー波形のようなパターンなのか?正直、今の状態ではわかりません。


 もし、FOMCを通過して大きく動いたとしても、その方向性はしばらく続くと思っています。なので、明日考えても遅くはないように思います。ここでトレードをするのはさすがに無謀のように思いますので、明日の朝のチャートをみて今後をゆっくりと考えます。様子見で…
 

 ダウ30は、日足レベルを見ると、ここ最近は5日平均線(現在24398ドル)~+2σ(現在24668ドル)のラリーになっているように思います。なので、上に走ったとしても、ゆとりをもって考えたとしても、今日明日は24800ドルくらいが限界なのでは?と思います。逆に下に走った場合、5日平均線を下抜けてラリーが崩れると思います。そうなると、日足レベルの上昇トレンドが崩れると思いますが、週足・月足レベルで上昇トレンドとなっていますので、そのレベルまでトレンドが崩れるかどうかはまだわかりません。


 日経225は、昨日の陰線をつけたことで日足+2σ(現在22974円)ではね返された可能性があります。そして、現時点では5日平均線(現在22817円)付近に位置しています。もし、FOMCで上昇するのであれば23000円を上抜けるか否かが大きなポイントだと思います。しかし、このままかさらに下落するようであれば、-2σ(現在22130円)を向かうのでは?と思いました。


 米10年債利回りは、FOMCでどっちに走ってもおかしくないと思いました。昨日の上ひげで日足+2σ(2.41%)をタッチし、そのまま陽線で引けています。まだ日足+2σではね返されたと考えるのは時期尚早だと思います。昨日の高値をFOMCで上抜けるのであれば、日足バンドウォークの可能性も十分あると思います。もし下に走ればレンジはもう少し続くように思いました。




ダウ30


日経225


米10年債利回り

免責事項

これらの情報および投稿は、TradingViewが提供または保証する金融、投資、取引、またはその他の種類のアドバイスや推奨を意図したものではなく、またそのようなものでもありません。詳しくは利用規約をご覧ください。