どうも、トレードアイデアラボの猫飼いです。13年前からTradingviewで相場の分析をしておりますが、先週のドル円、一晩で400ピプスの急騰がありましたね。これだけでもう、ちょっとした事件レベル。
しかし驚くのはそれだけではなく――
翌日にはまさかの全戻し。
つまり、2日間で合計800ピプスものボラティリティが発生したということです。
僕らはというと、先物が下にあったのでトレードアイデアにて予想しておりましたが、まさか一日で下落するとは思わなかったなぁ、、くらいの感想です。
「戻ってくるんだからスルーしておこう」と静観したトレーダーは、2日でチャンスを2回もスルーしたことになります。
◾️さて、来週はどうなるか?
400ピプスもの急落があったので、相場は痛んでおりますから、下落のペースはゆるみます。上方向のオプションにトライする可能性が出てきましたね。投機的ネットポジションの円買い残高は今週も伸びておりますので、月末にかけてさらに下方向への余力があります。今のところ下値の目処は141.36円華と思っております。
■ 一般的な教え:「飛び乗るな、戻りを待て」
この局面で、よくあるアドバイスがこちら。
「こういう時は飛び乗らずに、戻りを待ちましょう」
「急落は“落ちるナイフ”です。拾ってはいけません」
はい、いかにも“安全指導”な感じですね。
でもね――この通りにやっていたら、チャンスを永遠に見送るだけなんですよ。
なぜなら、強いトレンドが出たときに「戻り」が来るとは限らないからです。
戻りが来る前に、次の急落が来てしまうこともある。
待って、待って、待って、気がつけば…ノートレード。
⸻
■ じゃあ僕らはどう見るのか?――「追い風理論」の出番です
さぁ、ここからが本題。
僕らがこの相場をどう見ていたのか、どんな根拠があって“戻りを待たずに売り”を選択したのか。その答えが、追い風理論にあります。
【追い風理論:基本の考え方】
相場の急激な動きには、「それを支える外部の環境情報」があります。
つまり、複数の要因が同じ方向を向いている時だけ、強い一方向のトレンドが発生するという考え方です。
僕らはその“複数の要因”を追い風情報って呼んでいます。
⸻
■ ドル円の急落に吹いていた「6つの追い風」
では、実際にこのドル円の急落局面で、どんな追い風が吹いていたのか?
確認してみましょう。
1. 米国債利回りの下落
2. クロス円の全面下落(特にユーロ円・ポンド円)
3. ドルフランの急落(ドル売りの本丸)
4. ドルチャイナの下落(ドル安の裏付け)
5. 金(ゴールド)の上昇(リスクオフ)
6. 日経平均の下落(日本株売り)
この6つの情報がすべて「円買い・ドル売り」に追い風を吹かせていたわけです。
この状況で、チャートが急落してるからといって「一時的かも…戻りを待とう…」なんて判断をしていたら、完全にチャンスを逃します。
⸻
■ ドルフランが“主役”だったという事実
ちなみに、この局面で特に注目すべきはドルフランの動きでした。
ドル円だけ見ていると、なぜ急落してるのかピンと来ないこともあります。
でも、ドルフランのチャートを開いていた人はこう思ったはず。
「あ、これはドル売り主導の流れだな」と。
ドルフランが主導していて、ドル円が後追い。
さらに、クロス円がそれに引きずられている構図です。
つまり、ドル売りと円買い、両方の風が同時に吹いていたわけです。
この状況下で「戻りを待つ」という判断は、ナンセンスだったと言えるでしょう。
⸻
■ 追い風を見てから仕掛ける
では、僕らが何をしていたか。
まず、事前にトレードアイデアを立てていました。
「SQ前なので、オプションの143円に向けてドル円は引っ張られる可能性あり」
そして実際に急落が始まったら、チャートを開く前に追い風情報をチェック。
6つすべてが揃っていたので、GOサイン。
戻りなんて待たずに、即エントリーです。
⸻
■ 最後に:戻りを待つだけでは一生「中級者」
トレードって、「待つ技術」も大事です。
でも、「飛び乗る技術」はもっと大事。
とくに、今回のような一辺倒の相場では、戻りが来る保証はどこにもないんです。
戻りを待ってる間に、何百ピプスも持っていかれるなんてザラ。
そして、そんな時にしっかり利益を取れるのが「プロのトレーダー」。
追い風情報を読み、エントリーの判断を下す。これができて初めて、“教える側”のステージに立てるのです。
⸻
■ まとめ
• 急落=ナイフではない。追い風があれば“チャンス”になる
• 複数の情報が同じ方向を向いている時だけ、急落に飛び乗る価値がある
• 戻り待ち=安全ではなく、機会損失になることもある
• トレードに必要なのは、チャートよりも情報の整理力
あなたも、次のドル円の大きな動きで、追い風を感じてください。
そして、恐れずに一歩踏み出す判断力を育てていきましょう。
※この「追い風理論」の詳しい使い方も、追記していきますのでフォローしていただくと通知が届いて便利です。
しかし驚くのはそれだけではなく――
翌日にはまさかの全戻し。
つまり、2日間で合計800ピプスものボラティリティが発生したということです。
僕らはというと、先物が下にあったのでトレードアイデアにて予想しておりましたが、まさか一日で下落するとは思わなかったなぁ、、くらいの感想です。
「戻ってくるんだからスルーしておこう」と静観したトレーダーは、2日でチャンスを2回もスルーしたことになります。
◾️さて、来週はどうなるか?
400ピプスもの急落があったので、相場は痛んでおりますから、下落のペースはゆるみます。上方向のオプションにトライする可能性が出てきましたね。投機的ネットポジションの円買い残高は今週も伸びておりますので、月末にかけてさらに下方向への余力があります。今のところ下値の目処は141.36円華と思っております。
■ 一般的な教え:「飛び乗るな、戻りを待て」
この局面で、よくあるアドバイスがこちら。
「こういう時は飛び乗らずに、戻りを待ちましょう」
「急落は“落ちるナイフ”です。拾ってはいけません」
はい、いかにも“安全指導”な感じですね。
でもね――この通りにやっていたら、チャンスを永遠に見送るだけなんですよ。
なぜなら、強いトレンドが出たときに「戻り」が来るとは限らないからです。
戻りが来る前に、次の急落が来てしまうこともある。
待って、待って、待って、気がつけば…ノートレード。
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■ じゃあ僕らはどう見るのか?――「追い風理論」の出番です
さぁ、ここからが本題。
僕らがこの相場をどう見ていたのか、どんな根拠があって“戻りを待たずに売り”を選択したのか。その答えが、追い風理論にあります。
【追い風理論:基本の考え方】
相場の急激な動きには、「それを支える外部の環境情報」があります。
つまり、複数の要因が同じ方向を向いている時だけ、強い一方向のトレンドが発生するという考え方です。
僕らはその“複数の要因”を追い風情報って呼んでいます。
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■ ドル円の急落に吹いていた「6つの追い風」
では、実際にこのドル円の急落局面で、どんな追い風が吹いていたのか?
確認してみましょう。
1. 米国債利回りの下落
2. クロス円の全面下落(特にユーロ円・ポンド円)
3. ドルフランの急落(ドル売りの本丸)
4. ドルチャイナの下落(ドル安の裏付け)
5. 金(ゴールド)の上昇(リスクオフ)
6. 日経平均の下落(日本株売り)
この6つの情報がすべて「円買い・ドル売り」に追い風を吹かせていたわけです。
この状況で、チャートが急落してるからといって「一時的かも…戻りを待とう…」なんて判断をしていたら、完全にチャンスを逃します。
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■ ドルフランが“主役”だったという事実
ちなみに、この局面で特に注目すべきはドルフランの動きでした。
ドル円だけ見ていると、なぜ急落してるのかピンと来ないこともあります。
でも、ドルフランのチャートを開いていた人はこう思ったはず。
「あ、これはドル売り主導の流れだな」と。
ドルフランが主導していて、ドル円が後追い。
さらに、クロス円がそれに引きずられている構図です。
つまり、ドル売りと円買い、両方の風が同時に吹いていたわけです。
この状況下で「戻りを待つ」という判断は、ナンセンスだったと言えるでしょう。
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■ 追い風を見てから仕掛ける
では、僕らが何をしていたか。
まず、事前にトレードアイデアを立てていました。
「SQ前なので、オプションの143円に向けてドル円は引っ張られる可能性あり」
そして実際に急落が始まったら、チャートを開く前に追い風情報をチェック。
6つすべてが揃っていたので、GOサイン。
戻りなんて待たずに、即エントリーです。
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■ 最後に:戻りを待つだけでは一生「中級者」
トレードって、「待つ技術」も大事です。
でも、「飛び乗る技術」はもっと大事。
とくに、今回のような一辺倒の相場では、戻りが来る保証はどこにもないんです。
戻りを待ってる間に、何百ピプスも持っていかれるなんてザラ。
そして、そんな時にしっかり利益を取れるのが「プロのトレーダー」。
追い風情報を読み、エントリーの判断を下す。これができて初めて、“教える側”のステージに立てるのです。
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■ まとめ
• 急落=ナイフではない。追い風があれば“チャンス”になる
• 複数の情報が同じ方向を向いている時だけ、急落に飛び乗る価値がある
• 戻り待ち=安全ではなく、機会損失になることもある
• トレードに必要なのは、チャートよりも情報の整理力
あなたも、次のドル円の大きな動きで、追い風を感じてください。
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ノート
この“”風向き“”を同時に監視し、設定をデバイス間で共有できるのはTradingViewしかないですね。
つまりはプロとして生き残るためのツールがTradingViewだろうと思っております。
逆にいえばTradigViewを使っていない人はプロじゃない。
あなたも僕らと同じ「再現性」と「優位性」のある手法を身に着けてみませんか?トレードで生計を立てるための無料オンライントレーニング
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免責事項
これらの情報および投稿は、TradingViewが提供または保証する金融、投資、取引、またはその他の種類のアドバイスや推奨を意図したものではなく、またそのようなものでもありません。詳しくは利用規約をご覧ください。
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