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ドル円:押し目買いでも米税制改革法案が完全に成立してからでも遅くはないのではないかと…

FX:USDJPY   米ドル/円


ドル円
22:04 2017/12/20


ドル円のポイント
・昨日のNY時間で一気に上昇、さらに今日の欧州勢参入で高値更新
・4時間足バンドがゆっくり発散?+1σ~+2σのラリーか?
・自分のイメージしているダイヤモンドパターンであるなら、113.7-8円がとりあえずの目標か?
・日足バンドウォークするなら、最近の保ち合い相場が終わり本格的な上昇も…


ドル円の予想とトレード
・4時間足+1σを下抜けるまでは上目線、なので、+1σ付近が押し目買いポイントに…
・米10年債利回りがこのまま勢い良く上昇するならドル高要因か?
・日経225は今週が上昇する最後のチャンスか?
・ダウ30の好調の割に日経やドル円がついてきていないのも少し奇妙
・米税制改革法案の成立が確定してからの反応が怖いので、NY時間は様子見て、明日の朝に状況を確認してからトレードしたい


 昨日は値動きが乏しいと思っていましたが、NY時間が始まったころに動き出し、一気に上昇して30分足+2σを上抜けバンドウォークする展開になりました。自分はいつ米税制改革法案が下院で可決したのかわかりませんが、NY時間の午後あたりから落ち着きを見せています。とはいえ、高値圏で維持していて、東京時間になっても下落する様子は見られず、欧州勢が参入してきた時間あたりに昨日の高値(113.07円)を更新し、現在はその高値がサポートとして機能しているように思いました。


 4時間足を見ると、ゆっくりですがバンドが発散しつつあるように思います。ただし、バンドウォークのような勢いのある上昇ではなく、+1σ(現在112.91円)~+2σ(現在113.18円)のラリーになるように思いました。そう考えると、+1σを下抜けるまでは上目線で、+1σ付近は押し目買いポイントといえそうです。


 日足を見ると、自分のイメージしているダイヤモンドパターンであるのなら、日足+2σ(現在113.81円)や前回高値の113.75円付近にオレンジの点線が位置しているので、まずはその付近が目標になるのでは?と思います。そのラインをしっかり上抜け、日足バンドウォークするのであれば、最近の保ち合い相場が終わり、本格的な上昇になるのでは?と思います。


 ダウ30を見ると、昨日のNY時間に+1σを下抜けたものの、調整に過ぎないような動きになっています。本格的な下落の様には思えません。また、日足も5日平均線(現在24708ドル)がサポートとして機能していて、相変わらず下落する様子がなさそうに思いました。


 日経225は、23000円の壁は相当厚いように感じます。4時間足を見ると、昨日+2σ付近ではね返され、25本平均線付近まで下落しましたが、再びはね返さています。ひょっとすると25本平均線~+2σのラリーになるかもしれません。じゃないと上目線はすこし難しくなりそうに思いました。テクニカル的に日経が上がる最後のチャンスのような気がしてなりません。


 株価指数は、日経の方向感があまりよくわからないので、何とも言えませんが、ダウ30を見る限りリスクオン状態なのでしょう。ただ、ダウ30のみが派手に上昇しているにもかかわらず、日経225やドル円にその恩恵があまりないように思うのが、自分としては少し奇妙に思いました。


 米10年債利回りは、11月から静かな値動きをしていましたが、ついに動き出したように思います。昨日は2.4%を上抜けてのオープンで、そのまま上昇し、高値圏で引けています。そのため、日足・4時間足ともに+2σを上抜け、バンドウォーク状態になっています。このまま前回高値(2.48%)をしっかり上抜けるならばドル高要因となりそうに思いました。


 ところで、いろいろな方の情報を見ていると、今日にも米税制改革法案が下院で再可決する見通しと言われています。しばらく続いた米税制改革に対する相場の雰囲気もこれで大方終焉を迎えるのでは?と思っています。問題は、改革法案の成立に対して、材料出尽くしや事実売りがあるかどうかです。なので、4時間足+1σが押し目買いポイントとしてきましたが、実際は明日の朝の状況を見て、押し目買いなのか、状況が変わっているのかを見極めてトレードしたいと思いました。



ダウ30


日経225


米10年債利回り

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