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テザーはなぜ米国債を買うのか? 暗号通貨市場が盛り上がらない意外な裏側

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どうもトレードアイデアラボの猫飼いです。以前からお伝えしていたとおり暗号通貨はしばらく上がらないですよ。でもいずれ“ある時点で“上昇開始します。

トランプ前大統領が暗号通貨を推し進めていることは間違いありません。しかし、市場は期待通りの動きを見せず、多くの投資家がヤキモキしているのではないでしょうか。今回は、その背景にある「米国債との関係性による暗号通貨の停滞」について解説します。

現在、米国債市場には大きな問題があります。かつて最大の買い手だった中国が米国債の購入を大幅に減らし、その穴を埋める新たな買い手が必要になっています。最終的には日本にその役割が回ってくる可能性が高いですが、日本もすでに大量の米国債を保有しており、新規購入の余力は限られています。

ここで登場するのが「暗号通貨を利用した米国債の消化計画」です。現在、トランプ陣営は犯罪組織から押収した暗号通貨を活用し、米国債の購入を進めています。さらに、テザー(Tether)、リップル(Ripple)、サークル(Circle)、イーサリアム(Ethereum)などの主要暗号通貨業界も協力し、暗号通貨を売却して米国債を購入するという動きが進行中です。その結果、テザーは世界第7位の米国債の買い手となりました。これが、暗号通貨市場が低迷している最大の要因です。

また、トランプ氏が急速な利下げを支持しないのも、この戦略と関連しています。もし今利下げが行われれば、米国債の価格が急騰し、暗号通貨業界による米国債の買い支えが困難になるためです。

今後の流れとして、以下のようなシナリオが考えられます。

1. 暗号通貨を売却し、米国債を大量に購入する
• 米国債は暗号通貨の価値を補完する「準備金」の役割を果たす。

2. トランプ政権による利下げ
• 米国債の価格が上昇し、金(ゴールド)の価値が暴落。

3. 暗号通貨の価値が上昇
• 米国債価格の上昇に伴い、暗号通貨の市場価値も上がる。

4. 政府が暗号通貨を米国民に配布
• デジタル資産の普及が加速。

5. 日本の米国債を暗号通貨建てに変更
• 新規の米国債購入も暗号通貨で行われる。

6. 最終的に暗号通貨が崩壊し、米国債の消化が完了
• 日本が保有していた米国債は電子的な紙屑となる。

この一連の流れにより、現在の暗号通貨市場は抑制されており、大きな上昇が見られないのです。しかし、この計画が進行し、一定の段階を超えた時点で暗号通貨市場が急上昇する可能性もあります。今後の展開を慎重に見極める必要があるでしょう。
ノート
"米政府、金証券の含み益を原資とするビットコイン取得の可能性も=ホワイトハウス高官が言及" - コインテレグラフ ジャパン

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