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【GOLD】レンジ相場をブレイクできるか。新値足を使ったチャート分析。ボラティリティの低い相場で有効な不規則時系列チャートとは?

ロング
OANDA:XAUUSD   金/米ドル
皆様、こんにちは。

少しずつですが、秋風らしい涼しい風も感じるようになってきました。朝晩は暑さが和らいできましたね。どこにも行けないのが残念ですが・・・。せめて来月には紅葉を見に行きたい・・・。

さてさて、GOLDの週間レポートです。

さて、まずは先週の金相場の振り返りから。

他の通貨ペアと同じように狭いレンジ相場になっています。1800~1820付近のレンジ相場です。米国雇用統計待ちの様子見ムードがあります。

様子見姿勢が強いときに、どのように分析するか悩むと思います。このレポートでは「新値足」というチャートを紹介したいと思います。新値足はTradingViewで利用でき、MT4では基本的には表示できません。

新値足は日本で生まれたチャート形式で、非常に古い歴史があります。メイドインジャパンのチャート形式ですが、ほとんど知られていません。新値足は「不規則時系列チャート」に分類されるチャートです。

不規則時系列チャートとは、横軸である「時間」を考慮に入れていないチャートで、縦軸の「価格」の動きのみに注目しているチャートです。レンジ相場が続いているときには、ローソク足のような「時系列チャート」ではなく、「不規則時系列チャート」に分類される「新値足」や「ポイント&フィギュア」などが効果的だと思います。

「百聞は一見に如かず」なので、実際に金(XAU/USD)チャートを確認してみましょう。
レジスタンスライン・・・1832、1862
サポートライン・・・1785

少し変わったチャートですね。

新値三本足は、「過去3本の高値/安値を抜いたときに次の新値足が出現」します。つまり、高値・安値に特化しているチャートですね。新値足を見れば、節目となる高値・安値が一瞬で判断できます。また、時間軸を考慮に入れていないので、相場の本質的な流れを理解できます。

現在(執筆時点)は、1817付近で推移しています。1832以上でブレイクアウトするか、1785を割ってブレイクアウトするか、2つのシナリオを考えることができます。

私は上昇目線なのかなというイメージを持っています。しかし、金曜日(2021年9月3日)の雇用統計の結果次第で変わってきそうです。

金相場スイングトレード計画(XAU/USD)
来週の9月6日は、金相場の取引時間が変更になります。各FX業者によって変わりますので、公式ウェブサイトで確認をお願いします。
エントリー・・・1834.500
利益確定ライン・・・1870付近
ストップライン・・1820付近

現在はレンジ相場なので、どちらの方向に抜けるかに注目しましょう。今週はボラティリティが小さかったので、来週は大きな動きが期待できます。

ロット数に注意して、トレードをしていきましょう。

今週もお疲れさまでした。来週も引き続きよろしくお願いします。

安藤光輝
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