教育と研究

クラブ

クラブパターンは、2000年にスコット・カーニーによって発見されたボラタイルな5点のエクステンションパターンです。その構造内の各ポイントは特定のフィボナッチ比率で構成されます。地点Dは、特定の1点ではなく相場が反発する可能性のある価格帯と捉えることが重要で、潜在的な反転ゾーン (PRZ) と呼ばれます。主となるX-Aのリトレースメント地点Bは0.382から0.618の間となり、RPZは3つの収束するハーモニックレベルで構成されます: 1) 主となるX-A の1.618倍のエクステンション、2) AB=CDパターン、同等または1.27または1.618のいずれか、3) BCの投影は2.24、2.618、3.14 または3.618。

最初のターゲットは、A-Dのリトレースメントの0.382地点で、2番目のターゲットはA-Dリトレースメントの0.618地点に設定されます。一般的なストップレベルは、地点Dを過ぎた次のレベルの辺り、または X-A の2.0エクステンション付近です。慎重なトレーダーはトレードに入る前に確認のためのシグナルを求める事があります。クラブパターンは強気と弱気どちらの相場にもみられます。TradingViewにはチャート上でこれらの5点で構成されたパターンを視覚的に識別できるスマートなXABCDパターンの描画ツールがあります。