移動平均線による抵抗を抜けてしまうと値動きが軽くなる性質はご存知でしょうか。 平均値を基準に、ここまで戻ってきたなら逆ばってやろう、という考え方の投資家が、現在のトレンドとは逆方向に仕掛けてくることから、 移動平均線に回帰したものは直近のトレンド方向に動きにくくなります。 しかしそれを抜けてしまうと、それまでとは反対に、抜けた方向からその移動平均線に戻ってくる動きに対し、今度はその移動平均線で支えるようになります。 このことから、主要な移動平均線を全部抜けしてしまうと、トレンド方向に価格が進んで行きやすくなるわけです。 では、そういう観点で、ドル円の現在のチャートを眺めてみましょう。 この4時間足チャートに表示している移動平均線には、例えば比較的期間が長い、赤色の1年移動平均線が含まれていますが、 1年EMAとSM...
FX:USDJPY ●トレード手法図解 ●はじめに 2022年はルールを守れて+20%の成績を残しましたが、調子に乗りその都度テキトーな判断でトレードして1〜2月で-10%の損失を出しました。 兼業でも戦える手法を改めて整理し、トレード時にはこの記録を見て冷静にトレードの判断を行うように心がけます。 ●環境認識 ①下降トレンドラインを上抜け ②SMAの上抜け、戻り高値Aを上抜け ●エントリー 指値L ・直近Aの高値 or SMA+フィボナッチリトレースメント38.2〜61.8% ・Aの水平ラインでレジサポ転換の予測 ・Bの位置で指値注文 成行L ・Bの位置で反転を終値で確認 ・直近の下位足のトレンドラインを上抜け確認 ●ターゲット...
FX:USDJPY はじめに トレンドフォローで順張り手法を検証しました。 兼業でも行えるように日足です。 今後日足でどの程度トレード機会があるか、4時間足ではどうかも検証します。 王道であるトレンドラインの3点目でエントリーする手法ですが、トレンドラインにタッチだけではそのまま割ってくるリスクや高値づかみも心配なトレード手法です。 3点目で反転し、直近の下位足下降トレンドや水平ラインをブレイクしたら順張りエントリーする条件とします。 環境認識 ①トレンド判断 直近のトレンドが継続か終了か確認。 トレードの時間足か上位足も含める。 ・トレンドライン ・移動平均線(20SMA) ・高値安値 ②サポレジ判断 ...
ビットコインは赤1年EMAだけを見ていたら、価格が上抜け支えられる動きかと思わせましたが(下のアイデア更新欄参照) 大きく反落する展開となり、予想外に感じたトレーダーも多かったのではないかと推測します。 しかし、このチャートのように、1年SMA(細い方の赤い曲線)も表示してみると、1年EMA(太い方の曲線)を超えた後、 SMAを上抜けできず反落したのがわかります。 重要な移動平均線を基準に、ここまで戻ってきたら売ってやろう、という投資家の売り圧力が移動平均線付近には待ち構えています。 よくある移動平均線の解説のように、トレンドの方向・強さを見るだけでなく、移動平均線は抵抗帯として認識する必要があります。 その売り圧力は、EMA付近にもSMA付近にも控えています。 抜け切ったかどうか、その後のリターンムーブ(リテスト、...
水平ラインは引きすぎると見づらくなりますが、意識されているラインを知るにはシンプルですが欠かせないテクニカル分析です。 支持(サポート)と抵抗(レジスタンス)が転換するラインを大事にしています。 そして、トレードチャンスまで考えると根拠を重ねるため、移動平均線(MA)、フィボナッチリトレースメントも併せて使うようにしています。 ※検証チャート 2021年1月5日 日足 ◯日足 サポレジライン サポート 青丸 レジスタンス 赤丸 基本ですが直近高値をブレイクした後に慌てて飛びつかず、押し目で前回の高値で反発を確認しサポレジ転換した位置でエントリーできると有利です。 ◯日足 サポレジライン MAあり ...
OANDA:USDJPY 損切りの位置がわかりやすくリスクリワードを上げるため逆張りエントリーを検証しています。 値ごろ感で逆張りやナンピンを行わないように、手法をまとめてみました。 ◯ロング手法 ...
【現在のゴールドの目線】 どっちに行こうとしているかは僕には分かりません。 これが本音です。 と言うか現状エントリーしてもたまたま勝ちはあっても 優位性を見極めてのエントリーは出来なさそうに見えます。 【ゴールドの現状と今後の戦略】 ...
今日はメインチャートに表示するべき移動平均線について少しお話します。 私が使っているインジケーターには、 移動平均線が各時間足に7本、ボリンジャーバンドが短期設定のもの、中期設定のもの、200期間中心バンドのもの、合わせて3セット入っています。 時間足によって見るべき移動平均線・ボリンジャーバンドを予めセットしていますが、1時間足の例をお見せしています。 1時間足チャートには、移動平均線は誰もが見ていると思われる期間設定のものをできるだけ表示しています。 短期雲を構成する6時間、24時間、1週間の移動平均線。中期雲を構成する1ヶ月、3ヶ月の移動平均線。長期雲を構成する6ヶ月、1年の移動平均線。 特に長期間設定の移動平均線は一般投資家は1時間足チャートでは通常意識する術がありませんが、これらの移動平均線付近では中長...
さてこの間18pipsで損切りを敢行したユーロポンドですが、やはり上がってきました。 損切りの理由は 前回の記事 で書いた日足中期MAの実体抜けです。 なので相場で長く生き残って行くには 「間違いを認める能力」 というのが非常に大切になってきます。自分の手法で少しでも違った結果が出ているのならまずすべきは「間違いを認めること」 つまり 「間違いを素直に受け入れること」 なのです。 それを有耶無耶にしいつまでも「ごめんなさい」が出来ないと相場はすぐに殺しにきます。 なので自分の間違いを認める能力を今一度確認してみること。 自分のトレード手法のリスクリワードを見直してみること。 これはすごく大切なことですので、どこかの誰かのヒントになることを願っております。