直近のサポートに効いている移動平均線を割り込み、上に戻れなくなる動き(ロールリバーサル・リテスト・リターンムーブ、などと言う)から、短期で一旦下落に転じています。 価格の下にはサポートに回っている移動平均線があるので、それぞれに到達すると、平均値に回帰した割安を仕込もうとする投資家が買いを入れるため、反発を受けやすいです。 上昇幅に対し引いたフィボナッチから見て下げが甘いうちは、反発はするものの、サポートされて上昇トレンド転換するには至らないことが多いので、上位足分析を行い、 フィボのほか、過去の節目(水平線)、斜め線(サポートラインやチャネル)、長期の移動平均線などが重なるポイントを割り出し、下げ止まりそうな価格を見つけておきます。 メジャーな期間の移動平均線は、設定してしまえば自動表示されるのでとても便利です。 ...
移動平均線の見方にはいろいろありますが、サポート・レジスタンスとして意識すると取引に使えます。 サポート・レジスタンス(支持・抵抗)といえば、水平線やトレンドラインを思い浮かべる人が多いと思いますが、移動平均線はそれらを自動表示してくれる優れものです。 チャートに示している移動平均線は、24時間、1週間、1ヶ月間などのメジジャーな期間の移動平均線で、私はこれらを時間足を切り替えても表示できる設定を行い、使っています。 これらに価格が影響され、チャートが作られているのは明らかで、驚きの感応度を示します。 多くのトレーダーが見たいと思うであろう、これらのメジャーな期間の移動平均線はサポレジとして機能します。直近のゴールドは紫の24時間線にレジスタンスされ、上昇して到達するたびに売り叩かれてきましたが、昨夜から今日にかけて...
145円から、日銀介入警戒からか利確と新規売りが入ったのをきっかけに大きく下げてきましたが、節目到達から反発して週末を迎えました。 ポンド円、オージー円などが先行して反発する中、ドル円はCPIからのドル安で買いが入りにくい展開となり、下げ止まりが遅れる形になったのかなと分析しています。 移動平均線に注目すると、紫24時間線がレジスタンスに効いている状況が一服し、価格はその上に出てきています。6時間線が24時間線とゴールデンクロスし(緑の下落帯がオレンジの上昇帯に変化)、支えとなる移動平均線による抵抗帯を一旦形成、下げ止まる様相を見せています。
長期の上昇チャネルが意識され、綺麗な動きを見せているNZDJPYは円安の流れから上昇し、週足月足で確認できるレジスタンスライン(青)に接近しています。 下位足しか見ていないと気が付かないので、長期足でラインを引いておき、下位足でも表示されるようにしておいて、売り圧力を認識できるようにしておきましょう。
赤1年EMAで下げ止まり大きく反発してきましたが、3年EMAで蓋をされている状態です。 キリの良い期間のMAで価格が反応しているのがよくわかります。
上にも下にも移動平均線。移動平均線が集まっている混沌状態。 (チャートにはEMA、SMAの両方を表示しています。)
移動平均線についてこれまで多くの教育投稿を行なってきました。 私が発見した、価格感応度の高い移動平均線をどの時間足にも表示すれば、ラインを引かなくてもかなりの抵抗帯を認識し、そこからの反転を捉える事が可能になります。 そして移動平均線の次は、乖離率です。 移動平均線が無い側、トレンド方向への価格の動きがどこで反転するのか、を察知するためには移動平均線からの乖離率に注目すると、理解できます。 と言っても、どの移動平均線からどれだけ乖離したら反転するのか、を導き出すのは大変な苦労が伴います。 銘柄、時間軸によって変化する乖離率を研究し、最適なバンド幅を表示させる必要があります。 そんな扱いにくい乖離率ですが、諦めず研究すると、このチャートのように、反応してくれるバンドを表示できます。 トレンド方向にもトレンドとは...
移動平均線による抵抗を抜けてしまうと値動きが軽くなる性質はご存知でしょうか。 平均値を基準に、ここまで戻ってきたなら逆ばってやろう、という考え方の投資家が、現在のトレンドとは逆方向に仕掛けてくることから、 移動平均線に回帰したものは直近のトレンド方向に動きにくくなります。 しかしそれを抜けてしまうと、それまでとは反対に、抜けた方向からその移動平均線に戻ってくる動きに対し、今度はその移動平均線で支えるようになります。 このことから、主要な移動平均線を全部抜けしてしまうと、トレンド方向に価格が進んで行きやすくなるわけです。 では、そういう観点で、ドル円の現在のチャートを眺めてみましょう。 この4時間足チャートに表示している移動平均線には、例えば比較的期間が長い、赤色の1年移動平均線が含まれていますが、 1年EMAとSM...
10月28日の大陽線連続で3ヶ月線を超える上昇以降、サポートされるかどうかテストする動きが続いていましたが、 11月5日に下げから下ひげをつけ再上昇開始しました。 次の目標の黄緑6ヶ月線が上に見えています。 チャート上段で黄緑6ヶ月線の更に上に見えている青いラインは中心バンド1ヶ月EMAの中期エンベロープ上限ですが、まだまだ距離があります。 またチャート下段には紫の24時間エンベロープを短期エンベロープとして表示していますが、こちらからも上限ライン、つまり乖離の限界値までは伸び代があるのが伺えます。 それぞれの上限ラインより下に位置する黄緑6ヶ月線が、そこに到達しようとする上昇を阻害する抵抗帯として立ちはだかっている状態です。 今週末、来週にかけここを突破してくるかどうかが目先の焦点になりそうです。 ちなみにチャー...
ラインでトレードしている人は水平線や斜線でのサポレジ転換に注目していると思いますが、 ラインを使わない人、使えない人は、自動表示される移動平均線で起こるサポレジ転換に注目すれば ライントレーダー達と同じように、サポレジ転換を根拠に売買判断が行えます。 このチャートを見て頂くと分かるように、現在日足週足の長期トレンドに対し、逆行上昇(あるいは転換)している ユーロドルは強い抵抗帯でレジスタンスされてきた黒3ヶ月移動平均線を上抜け、その直後にリテストして3ヶ月線が サポレジ転換したことを短期で確認しています。 そして現在、時間をおいてもう一度3ヶ月線がサポートとして効くのかどうか試す動きとなっています。 ここでしっかりサポートされると、3ヶ月線はこれまでのような『高値の目安』から『安値の目安』に変化します。 つまりレジスタ...
調整波 入りを否定し140円に乗せてきたドル円。 次の高値目安はどこなのか。 フィボナッチエクステンションより149.293の水平線と上昇チャネル上限が重なるところに楕円マークをつけていました。 週足月足の節目と一緒に見ていきたいと思います。 ECBによる利上げ発表の影響から、ユーロドルが下げ渋っており、ここを目指す前に失速するシナリオも考慮に入れておく必要があります。 ドルインデックス、米国債利回りの動向も注意です。
ビットコインの2万ドル、ユーロドルのパリティー(1.0ドル)に続き、今度はゴールドが安値目安として意識される節目到達。 一旦の上昇反発はあって然るべきところだが、転換するかどうかに注目が集まるシーン。価格に近いEMAの位置もスケッチしておいた。
金額は書けませんが、かなりです。 順張りも逆張りも、うまく行っています。短期の流れ、長期の流れの転換からうまく入っています。 アイデア更新欄に残り2枚も貼っておきます。 参考にしましょう!
青1ヶ月線、緑1週間線に挟まれた空間を推移。 ラインを引かなくても移動平均線による抵抗帯で取引できる。
ビットコインは赤1年EMAだけを見ていたら、価格が上抜け支えられる動きかと思わせましたが(下のアイデア更新欄参照) 大きく反落する展開となり、予想外に感じたトレーダーも多かったのではないかと推測します。 しかし、このチャートのように、1年SMA(細い方の赤い曲線)も表示してみると、1年EMA(太い方の曲線)を超えた後、 SMAを上抜けできず反落したのがわかります。 重要な移動平均線を基準に、ここまで戻ってきたら売ってやろう、という投資家の売り圧力が移動平均線付近には待ち構えています。 よくある移動平均線の解説のように、トレンドの方向・強さを見るだけでなく、移動平均線は抵抗帯として認識する必要があります。 その売り圧力は、EMA付近にもSMA付近にも控えています。 抜け切ったかどうか、その後のリターンムーブ(リテスト、...
ウクライナの懸念からリスクオフに傾き年初来安値割れ。1年線はサポートに効かず2年線で一旦止まっている。
利上げ、金融引き締め、ウクライナ情勢とネガティブなニュースが年始から続く環境で、 昨年までのように安いところは拾われ史上最高値更新というサイクルが終わった感があるナスダック。 緊張と緩和の繰り返しで今回の騒動後も切り返してくる可能性はまだ残るが、あまり楽観視しているともう戻ってこない展開になった場合、 調子に乗って押し目買いをしていると含み損が膨らみ長期間苦しむ展開もある。 ADXは下落ボラが再上昇していることを示唆しており、要注意。
斜め切り上げサポートラインを割り強く下げています。 難しい動きに見えますが、キリ番を意識しキープできるかできないかという単純な視点で見れば案外シンプルに考えることができる。 4万ドルを割り込んだ今は、3.5万ドルまでの下落、そこで下げどまれるかどうかをマーケットは見ている場面。そこに到達するまでは売りしか考えられませんね。