WTI原油については コロナによる需要減、 供給過多から大幅下落したものの 10ドル台から40ドル台への回復をみせている。 ただし、43ドルを頭打ちに36ドルを挟んでのレンジ入りした様に感じられる。 今後の展開としては 需要がいかに増えていくか? がカギを握っている。 2030年のSDGsを進める上で CO2削減の動きは強くあるものの 急に燃料を変えることは出来ない為、 依然として、「経済の血液」であることには変わりない。 しかし コロナ禍の現在では 物流、航空業界での、モノ・ヒトの動きが制限されており "急激な"需要増は見込めないだろう。 それを考慮すると、"徐々に"回復していくものと考えられる。 それまでは比較的、動意の薄い状態が続くのではないか。 今後のマクロ経済動向を注視していきたい。