ECB理事会メンバー、ホルツマン氏よりユーロ利上げ前倒しの可能性が示唆されました。 ECBは資産購入プログラムの完了を待たずして、今夏の利上げ、また年末の2回目の利上げを行うことが可能と同氏よりコメントされました。 ユーロの利上げ前倒しは、特に現在下落トレンドにあるユーロドルを反転、上昇させるキッカケになると考えています。 但し今回ホルツマン氏より発言された内容は、資産購入プログラム(金融緩和)の継続と、早期利上げ(金融引締めを)同時に行うというもので金融政策として効果は不透明です。 こうした不透明感からもう暫くユーロドルペアは下落を続けると予想しています。 ここからのもう一段の下落がクライマックスセリングとなりロングエントリーのタイミングとなることを予想しています。 今後数カ月のうちにECBのスタンスは変化し、...