日本円/米ドル
先週は下げ相場となったドル円。 今後の展開が注目されるところですが、円インデックスとドル円の週足は共に200週移動平均線がサポート・レジスタンスされる形で引けており、円安が継続する可能性を見ています。 まずは円インデックスの週足から振り返ります。 円インデックスの週足は、ローソク足が月足レベルで引ける上昇チャネル下限及び200SMAでレジスタンスされる形で終了。 前回円インデックス投稿ではこの月足チャネルで反転しての円高の可能性を見ていましたが、このような形となってしまってはここから切り返す可能性は低そうです。 このままチャネル下限で上値が抑えられれば、チャート上の次の目安である、昨年コロナショック時につけた89.0水準を目指して円安傾向が進む可能性の方が高いと言えるでしょう。 円インデックス週足 ...
ドル単体の強さを表す指標としてドルインデックスは有名ですが、通貨ごとに同様のインデックスがあることを知っていますか? TradingViewでは円インデックスやユーロインデックス、ポンドインデックスなど主要7通貨(ドル、円、ユーロ、ポンド、豪ドル、NZドル、スイスフラン、カナダドル)のインデックスを見ることができます。 今回は円インデックスを見てみます。 今週に入ってからクロス円が大きく下落するなど、年明け以降の円安一辺倒の局面から転換してきました。 背景には米国長期金利上昇によるインフレ懸念から株安が誘発され、リスクオフの流れを受けて円とドルが買われる形となったようですが、円インデックスのチャート的にも節目を迎えていたことがわかります。 月足...
ドルインデックスに見られる58営業日のサイクルで、本日が新しいサイクルの起点となる可能性があります。 このあと予定されているFOMCがトリガーになったトレンドの発生というシナリオが無難でしょう。 STD-ADX TradeSignal(開発中のTypeMを表示)では売りシグナルが点灯していますから、ドル安トレンドを想定します。 円インデックスも同様に売りトレンドが示唆されています。 ...