先週の山場は10/13(木)CPI(消費者物価指数)でした。強い9月CPIに一旦急落しましたが、その後米株は大幅上昇となりました。 ただ翌10/14(金)ミシガン大指標でも予想インフレが上昇すると、さすがに今度は下落して週を終えています。 一週間でみるとダウは陽線、S&P500とナスダックは陰線となりました。 今週は重要指標はありませんが、注目企業の決算が続きます。第2四半期(2Q)決算に一喜一憂といった展開でしょうか。 その他、日曜から共産党大会が始まった中国、日本のドル円介入、イギリス、ウクライナ情勢にも注意です。 ■米国の主な予定 10/17(月)NY連銀製造業景気指数 10/18(火)鉱工業生産 10/19(水)地区連銀経済報告(ベージュブック) 10/20(木)フィラデルフィア連銀景況指数、他 10/21(金...
10月1週目、週の前半はISM製造業指数の悪化などもあって、インフレや利上げ警戒和らいで米株は上昇を続けていましたが、木曜日から雇用統計を警戒して反落、そのまま良好な雇用統計で再び利上げ警戒となり米株は下落しました。ただ一週間で見ると上髭ですが陽線となっています。 今週は、週明け月曜日は日本がスポーツの日で休場、アメリカもコロンブスデーで債券休場(株は通常取引)です。 そして今週の注目は、木曜日のCPI(米消費者物価指数)、その他、水曜日のFOMC議事録やFRB高官の発言もあります。 週の後半からは決算も始まるのでこちらも注意です。 ■米国の主な予定 10/10(月・スポーツの日)米債券・為替市場休場(コロンブスデー) 10/11(火)注目度の高い経済指標の発表なし 10/12(水)FOMC議事録 10/13(木)消費者...
先々週からの英トリプル安の影響が止まりません。 9/28(水)英中銀の長期国債購入で「英金利低下→米金利低下→米ドル売り&米株買い戻し」、一旦リバウンドしたものの、結局また下落して9月が終わりました。これで9月は月間でも「売り」となっています。 10月もヤバそうな気はしますが、しかし中間選挙(11月頭)もありますし、シーズナルパターンの通り、9月末から10月上旬あたりが底になって年末に向けて上がって行くのでしょうか? ただ仮に一旦上昇しても、中間選挙の後、ちょっと怖そうですね…。 今週は雇用統計を始め、注目指標がいくつかあるようです。 ■米国の主な予定 10/3(月)ISM製造業景況指数 10/4(火)製造業受注指数 10/5(水)ADP全米雇用報告、ISM非製造業景況指数 10/6(木)新規失業保険申請件数 10/...
先週は、ロシア動員令、FOMC、日銀のドル円介入、英トリプル安…と、激しい一週間でした。 ダウは3万ドル割れ、6月年初来安値更新し、コロナ直前の水準となっています。 世界経済は非常にヤバい雰囲気ですが、9月から10月にかけてのシーズナルパターンでも、もう少し底をのたうちまわってからの回復かと思われます。 週明け、今週もネガティブな印象を持っている方も多いかと思いますが、前の週にかなり下げていますので多少のリバウンドはあるかもしれません。「底打ち」「彼岸底」を期待する声もなくはないようですがどうでしょう? 今週は連日、FED高官の発言が予定されています。 ■米国の主な予定 9/26(月)注目度の高い経済指標なし 9/27(火)耐久財受注 9/28(水)中古住宅販売保留、週間原油在庫 9/29(木)第2四半期GDP 9/...
先週は月曜こそインフレ鈍化期待で米株続伸となりましたが、火曜に米8月消費者物価指数が発表されると、米株急落、金利上昇、ドル円急騰のCPIショック(9月100bp利上げが視野に?)となりました。翌水曜にドル円は、日銀「レートチェック」から145→143円に一旦ドル安となっていますが、米株は週間では6月以来の大幅安となってしまったようです。 今週は、19日(月)が日(敬老の日)・英(国葬)休場、また23日(金)が日(敬老の日)休場となりますが、いよいよ21日(水)に大注目のFOMC(結局9月は75bp利上げか?)、そしてその他、各国金融政策の発表と注目イベントが凝縮されています。さて?! ■米国の主な予定 9/19(月)日(敬老の日)・英(国葬)休場、注目度の高い経済指標なし 9/20(火)住宅着工件数 9/21(水)FOM...
先週は5日(月)レイバーデー(米休場)明け、火曜日こそ前の週2日(金)の流れから下げましたがその後週末まで3連騰でした。 水曜日は「原油安→インフレ低下期待→金利安→株高」で米株はリバウンド、さらに翌木曜日はECB利上げ&パウエルFRB議長タカ派発言にもかかわらず米株は上昇、金曜日まで続伸となりました。これで、2日(金)の高値も超えて一週間を終えており、8月後半の下落から週間ベースで4週間ぶりの上昇となったようです。 さて今週は、9/13(火)の8月CPI(消費者物価指数)が注目です。 先週末からの流れで週明けはやや上目線、火曜日以降どうなるかという展開が予想されます。 ※9/16(金)は、メジャーSQです。 なお、次回FOMC(9/21~)に向けFED高官はブラックアウト期間に入ったのでしばらく要人発言は気にしなく...
9/2(金)8月雇用統計は概ね予想通り、米株は一旦上昇するもその後急落して一週間を終えています。 6月末から上昇した市場でしたが、8月中旬から3週連続の下落、結局8月は「売り」でサマーラリーも夏休みも終わってしまいました。今週、5日(月)はレイバーデーで米休場ですが、休日明けから本格的に市場も再開です。 9月はシーズナルパターンでもよくない月ですし、しばらく下目線で間違いないのではないでしょうか。 9/20(木)FOMCに向けて、今週は6日(火)ISM非製造業、8日(木)パウエル発言などが注目です。 ■米国の主な予定 9/5(月)レイバーデー(米・カナダ)、注目度の高い経済指標なし 9/6(火)ISM非製造業景況指数 9/7(水)地区連銀経済報告(ベージュブック) 9/8(木)新規失業保険申請件数、パウエルFRB議長の...
7月・8月の上昇は新たなブルマーケットの始まりではなく、やはりベアマーケットラリーだったのかもしれません。 先週末、ジャクソンホール会議(8/25-27)でのパウエルFRB議長の短いスピーチは強いメッセージとなり、久しぶりに米株が大きく下げました。 週明け、まさかブラックマンデーとまではいかないと思いますが、要警戒です。 今週も、9/1(木)ISM製造業指数、9/2(金)雇用統計と注目指標が続きます。 ■米国の主な予定 8/29(月)注目度の高い経済指標なし、ジャクソンホール明け 8/30(火)消費者信頼感指数 8/31(水)ADP全米雇用報告 9/1(木)ISM製造業指数 9/2(金)雇用統計 ※発言→火:リッチモンド・ウィリアムズ、水:メスター、木:ボスティック ■次回FOMCまでの注目イベント 9/5(月)レ...
先週8/15の週でサマーラリーは終了したのでしょうか? 7月・8月と続いていたリバウンドでしたが、8/17(水)あたりから流れが変わってきたのでしょうか? 8/17(水)、英国CPIが高い伸びとなり欧州・米国の金利が急上昇しました。またこの日は、米7月小売売上高は横ばいで、FOMC議事要旨も発表されました。この辺りから株価下落&ドル高となり、先週は終わりました。 さて、今週はジャクソンホール会議(8/25-27)です。 今週は先週末下落の流れを受け、このまま下落というシナリオがまずは浮かびます。 仮に会議まで下落するとすれば、ジャクソンホール会議でどう動くか? 注目です。 ※パウエルFRB議長は26日(金)に講演だそうです。 ■米国の主な予定 8/22(月)注目度の高い経済指標なし 8/23(火)製造業PMI、新築住...
6月末までリスクオフから一転、7月・8月と米株の上昇が続いています。 先週は7月CPI(8/10)が注目でしたが、CPI(インフレ)が市場予想を下回り、利上げ警戒が和らいだことで米株はさらに急伸しました。「インフレ→利上げ→景気悪化」をある程度織り込み、株の買い場となっているようです。 8月の指標・イベントは、7月雇用統計(8/5)、7月CPI(8/10)を経て、次はジャクソンホール(8/30,31)ですが、今週8/15の週は、8/17(水)の小売売上高、FOMC議事録公表(7月26日・27日開催分)が注目となります。 引き続き、欧米勢が本格的に夏休みとなっており、薄商いのなか急変動には注意ですが、とりあえず短期的上目線は変わらないのではないでしょうか。 ■米国の主な予定 8/15(月)NY連銀製造業景気指数 8/1...
《 WTI・原油 日足 》 M氏 おそらく相当落ちるチャート ① おそらく今後は下落方向 ② ニュースになるレベルで落ちるはず ③ 目標値は77ドル or 62ドル ④ 多分水色の値動き(年末ぐらいまでに) ⑤ 77 ➡︎ 95 ➡︎ 62の動き 🆕 BW開始か? “方向感” 👉 下 “下の信頼期間” 👉 MAの天井化 👉 BBの天井化 👉 95ドル “逆信頼” 👉 95ドルとMAの上抜け 《 WTI・原油 4時間足 》 M氏 4時間足が今後の鍵 ① BBの天井化 ② MAの天井化 ③ ①②を超えない限り上には絶対出ない 🚨短期的な調整は注意 “方向感” 👉 下 “下の信頼期間” 👉 MAの天井化 👉 BBの天井化 “逆信頼” 👉 信頼期間の否定 《 WTI・原油 1時間足 》 ...
8月1週目の注目は8/5(金)の雇用統計でしたが、まず週の前半にペロシ下院議長の台湾訪問という、地政学リスクのイベントが発生しました。 特に8/2(火)はペロシの搭乗した航空機が無事に台湾に到着するまで相場は下落、到着後は上昇と、その動向に相場も連動して動きました。 そして、注目の7月分雇用統計通過(8/5)です。結果は雇用者数25万人増の予想に対し52.8万人増と、大幅に予想を上回る結果となりました(失業率は3.5%)。そして米株は発表直後に大きく下げましたが、その後やや持ち直しました(ただ週明け、その評価がまた変わる可能性もあるので要注意…?)。 さて、8月2週目は、8/10(水)のCPI(7月消費者物価指数)が注目です。 雇用統計のあの結果に対して、一時的に下落したもののその後持ち直した動きを見ると、CPIの結...
7/27(水)のFOMCは予想通り0.75%利上げとなりました。そしてパウエル会見は「ハト派」と受け止められ米国株急上昇です。 続けて7/28(木)に発表された第2四半期の米GDPは0.9%減と2四半期連続で縮小、テクニカル・リセッションとなってしまいました。が、奇しくもこれが米利上げペース鈍化につながる「良いニュース」と解釈され、さらに株価上昇でした。 7/25の週はFOMC直後の反発として、過去最大の上げ幅を記録しました。 また、GAFAM決算をはじめ、主要企業の決済もポジティブな要素がやや多かったのではないでしょうか。 7月を通して長期金利が低下傾向で市場心理が改善してきており、株価は6月末で底を打ったのではないか、という見方もちらほらあるようです。 さて8月です。8月は雇用統計(8/5)、CPI(8/10)、...
7/18の週は企業決算に一喜一憂しました。月曜日に下げてスタートしましたが、火曜日・水曜日・木曜日と上昇、金曜日は若干下げたものの、総じて上昇した週となりました。底打ちしたのか、下落局面のリバウンドか。「サマーラリー」とも言えるかもしれませんが、出来高も減っているようですし、「夏枯れ」かもしれません。 さて。今週7/25の週はいよいよ注目のFOMC(米連邦公開市場委員会)です。 予想では、今月0.75ポイント利上げ後はペース落とすとも言われていますが、どうなるでしょうか? また、今週は第2四半期決算のピーク、GAFAM決算が発表されます。 ※GAFAM決算はそれぞれNY引け後の発表のようです。 FOMC、GAFAM決算、そして月末です。荒れそうな予感がしますが、自分なりにいくつかのシナリオを準備し、慌てないようにトレー...
7/18の週は、20日(水)に6月CPI(消費者物価指数)、7/22(金)ミシガン大指数が発表されました。 どちらも最近注目度が高くなっている経済指標です。6月CPIは前年比9.1%上昇、40年超ぶりの大幅な伸びとなり株価は下落しましたが、7月ミシガン大調査では予想インフレが低下し、来週のFOMC「1.00%利上げ」予想が和らいで株価が上昇しました。 先週一週間の株価は、木曜日の欧州時間まで下げましたが、同米時間から金曜日の終了まで上昇しほぼ下落分を戻しています。ただ、ここ数週間は出来高も減っていますし「夏枯れ」と言えるかもしれません。 俯瞰しますと、6/13の週からダウは30000ドルから31800ドルの範囲でレンジ相場になっています。 ※なお現在、短期金利が長期金利の水準を上回る逆イールドの状況です。 今週は注目...
さあ、今夜21:30は世界的に大注目の米CPIの発表ですね。 予想の8.8%より上に振れたら、今回のベア相場の総仕上げの下げが起きそうですが、逆に、ここまで世界が注目していれば「知ったらしまい」で反発しそうな気もします(笑) とにかく、21:30〜22:00の30分間は超絶稼ぎやすい時間帯ですのでアラームかけておかないとですね。 ■発表後どう動く 自分自身への備忘のためにも、米CPI発表後の動きはあらかじめ決めておきたいと思います。 ①予想8.8%→結果8.8%だった場合 :特に大きな方向性は生まれないと思うので、見(けん)で、どっちかに方向性が生まれたら小ロットだけS&P先物あたりをエントリーする感じですかね。 ②予想8.8%→結果9.0%だった場合...