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NY外為:ドル急反落、パウエル議長が利上げ減速示唆、早くて12月

連邦準備制度理事会(FRB)のパウエル議長はブルッキングス研究所での討論会において、インフレ抑制にはまだ長い道のりがあり、任務達成まで軌道を維持する必要があるとした。さらに、FRBが当面金融引き締め水準を維持する必要性に言及。また、2023年の金利のピークは9月の見通しを上回る可能性が強いと指摘した。ただ、利上げペースを緩める時期で早くて12月に利上げ減速する可能性を指摘したため長期金利が低下。米10年債利回りは朝方の3.79%から3.72%まで低下した。

ドル売りに拍車がかかり、ドル・円は139円89銭の高値から138円43銭まで下落。ユーロ・ドルは1.0291ドルの安値から1.0375ドルまで上昇した。

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