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大阪金概況:上昇、米長期金利の低下など反映

大阪取引所金標準先物 23年12月限・日中取引終値:7922円(前日日中取引終値↑14円)

・推移レンジ:高値7940円-安値7901円

9日の大阪取引所金標準先物(期先:23年12月限)は上昇した。米連邦準備制度理事会(FRB)のウォラー理事の昨日の講演での発言がタカ派寄りと受け止められ、今後、金市場への資金流入が萎むとの見方から金は売られやすくなった。一方、今日は米長期金利が低下し、金利のつかない資産である金の投資魅力が増すとの見方も広がった。こうした動きや心理を映し、今日の金先物は朝方は下げる場面があったものの、その後は概ね底堅い動きとなった。

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