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日経VI:上昇、株価上昇で高値警戒感が継続

日経平均ボラティリティー・インデックス(投資家が将来の市場変動の大きさをどう想定しているかを表した指数)は26日、前日比+0.84(上昇率4.54%)の19.33と上昇した。なお、高値は19.56、安値は18.42。今日の東京株式市場は買いが先行し、日経225先物は上昇して始まった。一方、市場では高値警戒感が継続しており、今日は株価が上昇して始まったことから、過熱感が意識され、日経VIは上昇して始まった。取引開始後も日経225先物は概ね底堅い動きとなり、市場ではボラティリティーの高まりを警戒するムードが広がり、日経VIは昨日の水準を概ね上回って推移した。

【日経平均VIとは】

日経平均VIは、市場が期待する日経平均株価の将来1か月間の変動の大きさ(ボラティリティ)を表す数値です。日経平均株価が急落する時に急上昇するという特徴があり、日経平均株価と通常は弱く逆相関する傾向があります。一方、数値が急上昇した後に、一定のレンジ(20~30程度)に回帰するという特徴も持っています。

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