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東京為替:ドル・円は反落、日銀総裁人事の報道が下押しも

9日の東京市場でドル・円は反落。米10年債利回りの持ち直しでドル買いが強まり、午前中に一時131円83銭まで値を上げた。ただ、午後には次期日銀総裁人事をめぐる報道で金融緩和の修正に思惑が広がり、円買いによりドルは130円65銭まで下落した。

・ユーロ・円は140円30銭から141円32銭まで上昇。

・ユーロ・ドルは1.0709ドルから1.0744ドルまで値を上げた。

・17時時点:ドル・円131円00-10銭、ユーロ・円140円60-70銭

・日経平均株価:始値27,453.40円、高値27,635.38円、安値27,424.69円、終値27,584.35円(前日比22.11円安)

【要人発言】

・バイデン米大統領

「今年か来年にリセッションになるとは思わない」

・ビルロワドガロー仏中銀総裁

「今年上半期の仏インフレのピークを予想し、その後は低下すると予測」

・鈴木財務相

「資産所得倍増に向けた取り組みがキャピタルフライトや円安を助長すとは言えない」

【経済指標】

・日・1月マネーストックM3:前年比+2.3%(12月:+2.5%)

・独・1月消費者物価指数速報値:前年比+8.7%(予想:+8.9%、12月:+8.6%)

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