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エンブリッジ社、カナダ・ウッドファイバーLNG輸出プラントの稼働を2027年と見込む

エンブリッジ社 ENBのブリティッシュ・コロンビア州でのウッドファイバーLNGパートナーシップは、2027年のサービス開始に向けて順調に進んでいると、カナダのエネルギー会社のガス伝送・中流部門社長のシンシア・ハンセン氏が木曜日に語った。

ハンセン氏は、ロイターのグローバル・エネルギー・トランジション会議で、"ウッドファイバーLNGは、この夏、我々の投資を確定させるというマイルストーンに到達し、興味深いものになるだろう。"と語った。

このマイルストーンは、Woodfibreがエンジニアリングの60%を完了した時に訪れ、これにより9月頃に主要な建設が開始されるはずです。

エンブリッジ社は、51億ドルのウッドファイバーLNGプロジェクトの30%を所有しています。残りの70%は、シンガポールを拠点とするRGEグループの一員であるパシフィック・エナジー社が所有しています。

このプロジェクトは、石油メジャーであるBP PLC BP. の一部門と15年間の2つの長期引取契約によって支えられており、プロジェクトの容量の約70%を占めています。

ウッドファイバーは、年間約210万トン((MTPA))のLNGを生産するよう設計されており、これは1日あたり約0.28億立方フィート((bcfd))に相当する天然ガスです。

エンブリッジは、米国でも増え続けるLNG輸出プラントにパイプラインを通じてガスを供給する大きな存在です。

テキサス州では、ネクストディケード社 NEXTが提案するリオグランデLNG輸出工場の第1期16.2MTPAのFID(最終投資決定) を「心待ちにしている」とハンセン氏は語った。

エンブリッジ社は、ネクストディケイド社がプラント建設を最終決定した後、リオグランデ社にガスを供給するため、テキサス州に4.5bcfdのリオブラボーパイプラインを建設する予定です。

アナリストは、NextDecadeが今年中にリオグランデLNG (link) の建設FIDを行うと予想しており、今週のうちに来るかもしれないと言う人もいます。

これとは別に、エンブリッジは、ベンチャー・グローバルLNGのルイジアナ州プラクミネスLNG輸出工場に供給するため、ゲーター・エクスプレスとベニス・エクステンション・ガスプロジェクトを建設中です。

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