カリフォルニア州郡、金属粉放出後の地元農産物の警告を解除

サンフランシスコの ベイエリアの保健担当者は木曜日、毒物学者が公衆衛生に危険はないと判断したため、製油所の近隣住民に、この地域の汚染された可能性のある土壌で育った農産物を食べないよう警告する勧告を解除した。

米国司法省は、カリフォルニア州マルティネスにあるPBFエナジー社 PBFの工場で11月に発生した「粉状の物質」の排出について調査中で、 後に精製に使用した使用済み触媒であると判明した。

コントラコスタ郡当局もこの事故の根本的な原因を調査しており、地方検事は、PBF社が郡に放出について適切に通知していなかったとして、法的措置を検討しています。

郡が雇った毒物学者TRCは、木曜日に 、この放出によって土壌中の重金属にさらされる公衆衛生上のリスクは増加しなかったと述べた。

14の土壌サンプルから検出された金属は、州内で通常見られるレベルの予想範囲内であったと毒物学者は述べています。郡の保健当局は、土壌検査が完了するまで、3月に注意を促していました。

「この結果が出た以上、私個人としては、影響を受けた地域の土壌で育った果物や野菜を食べることに何の問題もありません」と、同郡の保健担当官であるOri Tzvieli医師は述べた。

コントラコスタ保健サービス社が昨年採取したサンプルからは、アルミニウム、バリウム、クロム、ニッケル、バナジウム、亜鉛が正常値を超えて 検出されました。

2月には、製油所の反応器と再生器の圧力上昇を抑える弁が適切に調整されなかったため、触媒がオーバーフローしたと製油所の分析報告書が発表された。