インドの中小型株ラリーは続くとDSPミューチュアルファンドのパレック氏
インドの中小型株への資金流入が増加する中、インドの中小型株の上昇は続くだろうと、インドで10番目に大きな投資信託のトップが火曜日に語った。
ムンバイを拠点とする投資信託DSPのマネージング・ディレクター兼CEOであるカルペン・パレク氏は、ロイター・トレーディング・インディア・フォーラムで、「資金流入が増え、投資先が少なくなっているため、ラリーは続くかもしれない」と語った。
中・小型株指数は2023年、大型株指数を大きくアウトパフォームした。ニフティ小型株100指数 CNXSMALLCAPは今年33%近く上昇し、ニフティ中小型株50指数 (.NIMDCP50)は約29%上昇したのに対し、ベンチマークであるニフティ50
NIFTYは8.7%上昇した。[【.BO]
DSPミューチュアル・ファンドは今年、このセグメントへの資金流入を利用するため、小型株ファンドも立ち上げる予定だとパレック氏は語った。
「私たちは、優良企業を組み入れた小型株のインデックス・ファンドを立ち上げる承認を得ています。
DSPは160億ドル以上の資産を運用している。2018年、DSPグループはブラックロック BLKが保有するDSPブラックロック・インベストメント・マネジャーズの株式40%を買い取り、DSPインベストメント・マネジャーズと改称した。
ブラックロックは今年、ムケシュ・アンバニのジオ・ファイナンシャル・サービス (JIOF.NS)と提携してインドに戻った。
パレック氏は、インドにおける上場投資信託 (ETF) は、主にインドの準備基金の資金を原動力とするパッシブ投資のシンプルさなどを背景に、今後も成長を続けるだろうと考えている。
「個人投資家はインデックスファンドの道を選んでいる。
インドの資産運用会社は、過密状態のアクティブ・ファンド市場において、ベンチマーク・リターンを上回るリターンを得るのに苦労しているため、パッシブ・ファンド((link))をより多く立ち上げており、5,580億ドル規模の業界に変化をもたらしている。
パレック氏は、DSPのクオンツ・ファンドは、パンデミック後、市場が異なる企業群に報酬を与えたため、アンダーパフォームに陥ったとしながらも、流れはすぐに変わると予想している。
「パレック氏は、DSPのクオンツ・ファンドは、パンデミック後、市場が異なる企業群に報酬を与えたため、運用成績は振るわなかったと述べた。
(Refinitiv Messengerのチャットルーム「Trading India」に参加: https://bit.ly/3TNDwkC)