spark image
Photo: Daniel Olah / Unsplash

石油下流部門: パイプをくぐり抜けた石油

39シンボルアップデート済
一目見ると石油の下流というものは、企業にとっては敬遠したいもののように思えるかもしれません。というのも、地元の川に何ガロンもの石油が流れ込んで渦を巻くことなどいったい誰が望むでしょうか?でもご安心ください。石油の下流とは、原油の精製や天然ガスの処理に携わる企業を指す言葉なのです。石油の下流部門は、上流中流の後に来る、石油ビジネスチェーンの最後のリンクです。これらの企業は、地面からではなく、ガソリン、ディーゼル、ジェット燃料のように主に原油が由来となっている製品の販売および流通から収益を抽出しています。

このスパークでは、時価総額10億ドル以上の下流石油事業のビッグネームをリストアップしています。ここでは総合石油会社 (上流、中流、下流といった業界の全セグメントをカバーする組織) は除外して、その代わりに何バレルもの黒色の液体を緑色のテザーへと変える銘柄を取り上げました。しかし、このリストは投資アドバイスではないので、取引前に常に調査を行うようにしてください。