合成シンボルでのアラートの問題

スプレッドチャートでは、リアルタイムバーはティックデータで形成されますが、過去バーは分データに基づき形成されます。この違いの理由は、過去データにはバー中の価格変動のティックデータが含まれていない為です。これがスプレードチャートの計算方法の特殊性です。バー内での一連の価格変動は、リアルタイムでのスプレッドバーの構築に極めて重要な役割を果たします。そしてアラートサーバーはリアルタイムで受信したデータで処理を行いますが、ご覧のチャートサーバーでは部分的に過去データでも計算されます。結果として、双方のサーバーで形成されるバーが時に合致しない可能性があります。その為、チャートを開いている時に、アラートで用いられるものとは異なるバーの状態が表示される場合があります。その状態でアラートがトリガーされると、誤ったものと認識される可能性があります。

現時点では、この動作に対する解決策はありません。その為、スプレッドチャートにアラートを設定されない事を強くお勧め致します。