弱気の包み線は、2本のローソク足で構成される反転パターンで、通常は上昇トレンドの終わりに見られます。このパターンでは、初日のローソク足は小さな実体です。翌日は前日のローソク足を完全に上回ったあとに、トレンドと逆向きに引けます。アウトサイドリバーサルに似ていますが、レンジ (高値から安値) 全体を包まなくてもよく、始値と終値を包むことだけが必要とされています。
パラメーター:
このローソク足パターンは、慣例として特定のトレンドに紐づいて認識されます。価格が全般的に上昇しているか下落しているかが、パターンを認識する上で重要になるでしょう。インジケーターのパラメーター「Detect Trend Based On」の設定によって、トレンド検出に使用する方法を以下のように指定することができます。
'SMA50, SMA200' オプションでは、2つの異なるSMAを比べることによって、比較的強いトレンドを検出します。トレンドが弱く、上記の条件に当てはまらない場合、ローソク足パターンは検知されません。一方、'SMA50' オプションでは、弱いトレンドでもパターンを検知します。