通常モードとディープバックテストのデータが一致しないのはなぜですか?

日付範囲の選択により、ストラテジーを計算する入力パラメーターが増えます。これにより、計算結果が変化することがあります。

通常モードでは、チャートに読み込まれたバーを基に計算されます(日中の時間足の最大バー数は、TradingViewのご契約プランによって異なります)。ディープバックテストモードでは、指定した期間のバーで計算が行われます。ディープバックテストでご利用可能な過去データの長さについては、こちらのリンク先の記事をご参照ください。

ディープバックテストでは、多くのケースで、スクリプトの計算が通常のバックテストよりも早い時点から開始されます。EMAやRMAなどのいくつかの計算は、計算の開始地点に依存するため、通常のバックテストモードとディープバックテストでは、その値はチャート上の各バーで異なることとなります。その結果として、ディープバックテストで計算されたトレードは、通常のバックテストで表示されるトレードと必ずしも同じ位置に表示されない可能性があります。

また、ディープバックテストにカスタム日付範囲を使用した場合も同様です。この事は、仮にその範囲のバーがチャート上でカバーされている場合でも当てはまります。これは、通常のバックテストでは、計算が常にチャートの最初のバーから始まるのに対し、ディープバックテストでは、スクリプトの計算が指定した日付範囲の最初から始まる為です。