バーの詳細度
バーの詳細度は、過去データのバックテストにおいて、バー内でシミュレートされるティック数を制御する設定です。この設定によって各過去バーが細分化され、より高精度なティックレベルのシミュレーションが可能になります。
仕組み
バーの詳細度設定は、ストラテジー設定の詳細度と実行セクションにあります。ドロップダウンには2つの選択肢が表示されます。この設定はヒストリカルバーのシミュレーションにのみ影響し、バックテスト中に各バーが何ティックとしてリプレイされるかを定義します。
詳細度モード
- デフォルト(バーあたり4ティック): 各ヒストリカルバーは、バーのOHLC値(始値・高値・安値・終値)を使用して、ちょうど4つの連続した価格ティックとしてリプレイされます。中間の2つのティック(高値と安値)の順序は、バーの価格推移によって決まります。高値が安値より先に付けられた場合はOHLCの順序となり、安値が先に付けられた場合はOLHCの順序となります。これは標準的なシミュレーションモデルであり、デフォルトで有効になっています。こちらもご覧ください: スクリプトの実行 → ヒストリカルバーのティックごと: 価格の可視性ルールでOHLCやOLHCのティック順序がどのように決定されるかの詳細を確認できます。
- 高(バーあたり約60ティック)(プレミアム): バーあたりのティックの数は、チャートの時間足と内部の「時間足とティックの対応表」に基づいて動的に決定されます。プラットフォームは適切なバー内の時間足を選択し、チャートバーの期間をその時間足で割った後に、結果に4を掛けます。これにより、ティック数が大幅に増加し、シミュレーションの粒度が向上します。
時間足とティックの対応表
バーあたりのティック数は、チャートの時間足とティックのシミュレーションに使用されるバー内の時間足によって決まります。
! 注: 端数が生じる場合 — 15分の場合。15 / 2の割り算によってバー7.5本が得られますが、この値は切り捨てられて7になります。ティックの総数は28となります。
※ シミュレーションは下位足の値を使用して実行されます。なお、ティック数は計算上の要因により変動する場合があります。
主な用途
- 標準バックテスト: ほとんどのストラテジーにはデフォルト(バーあたり4ティック)を使用します。これにより、計算負荷を抑えつつ、時間足に依らない一貫したティックシミュレーションが可能になります。
- バー内の精度の向上: ストラテジーがバー内の値動きに基づいており、各バー内の価格変動をよりリアルにシミュレートしたい場合は、「高」を有効にしてください。ティック数が増えることで、バックテスト結果に対するバー内の価格推移の仮定による影響を抑えることができます。
- シミュレーション精度の比較: 「デフォルト」と「高」の両モードで同一のストラテジーを実行し、結果がティックの粒度にどの程度左右されるかを確認しましょう。パフォーマンスにおいて大きな差が見られる場合、より細かな価格シミュレーションの下では、エントリーまたは決済のロジックが不安定になる可能性があります。
プレミアムワークフロー:「高」モードはPremium限定の機能です — シミュレーションの精度向上が追加コストに見合う場合、特にタイトなストップロスやバー内の正確な決済条件を採用したストラテジーに対して使用してください。