今週の振り返り 月曜日に下ヒゲの陽線から週末まで上がり続けた。 ダブルトップの形成は途中で否定した形だ。 火曜日にCPI低下で安心感を得たところで4,500超えに向かい、水曜日には4,500超えを果たした。 木曜日のPPIが0.1%とほぼインフレしていないことが確認され、ディスインフレに拍車をかけ上昇。 金曜日はミシガン大学消費者態度指数が強い結果で、 利確売りの材料とされたように見える 。 しかし、ローソク足は上ヒゲ陰線で印象は良くない。 Q2決算がビートでも指数は大きく上を狙える動きでもなさそうなので、ミスしたときにどのくらい影響あるか反応を見たい。 次週のシナリオ ①上昇する場合 4,500超えの勢いが続くなら、 平行チャネルの上限いっぱいまでまずは上がる可能性 がある。 強い動きなら...
今週の振り返り 短縮取引だった月曜日に3度目の4,500超えを目指したが叶わず、利確売りで失速した。 火曜日は休場だったが、水曜日以降も売りは続き金曜日まで下げている。 金曜日は雇用統計が、雇用者数の下振れをこなして一時は上昇したが、やはり売り圧力に見舞われ、発表前の水準に戻ってしまっている。 ローソク足は長めの上ヒゲが結果として残った。 賃金インフレは引き続き伸長したが大きな売り圧力になるほどの数値感ではないと見える。 今週の動きを見ていると、 上は4,500の節目で売り圧力、下は買い向かいたい勢力があるようで、今だレンジの動きを想定 できる。 このまま下がるとダブルトップの形成だが、6月26日安値を下回るまでは未完成で反転もありえる。...
今週の振り返り 4,500手前で止まって利確売りが前週から始まったが、今週は売りの流れを踏襲してほぼ売り優勢のまま進行した。 右下がりの平行チャネルをほぼ崩すことなく反発も弱く下げました。 週末には水平線(黄)まで到着している。 この水平線を下回ると、下落がより加速しやすい分水嶺となる可能性がある。 EMA75と水平線が現時点ではサポートとなっているが週明けに結果が出るか。 現状はサポートラインとなるはずだが、下抜けるとレジスタンスラインに変わりやすいので注意。 出来高が少ないゾーンなので、下抜けるとスルスル落ちる可能性も? 次週のシナリオ ①反転して上昇する場合 4,460 を超えてくると、 4,500 を再テストする流れへ。 4,500超えで上に続く場合は、 22年3月高値4631.5...
今週の振り返り 4,400を上抜けた後、十字線が出て売り買い拮抗の場面もあったが、買い優勢となって、4,500を目指す流れとなった。 FOMC通過後、ドットプロットの上昇は無視して4,500にトライしたが、4,493.75を天井に利確売りが始まる。 金曜日はクアドルプル・ウィッチングのメジャーSQ日で、利確売りが優勢となって引けまで売りが続いた形だ。 トレンドライン(白)の接点&VWAPラインからだいぶ空間をあけているため、一定の売りがあってもおかしくない状況かもしれない。 とはいえ、金曜日が利確売りだったからと言って、まだ上昇トレンドラインを割っていない状況。 売りの流れがどの程度続くかを見定めるタイミング。 次週のシナリオ ①上昇する場合...
週足 昨年10月底値から20%超の上昇を見せ、ブルマーケット入りしている。 また、4,300を超えて22年8月高値を上抜けた週となった。 ナスダックに続きS&P500もブルマーケット入りで株式市場の上昇トレンドが強固になってきた。 大きなニュースはなかったが、新規失業保険申請が大幅上振れにより労働市場の冷え込みの兆候が見られたこともあってか、木曜日から金曜日にかけてさらに1段上昇となった。 先週に続きテック以外のセクターも上昇を見せていて、セクターローテーションをしながら上昇する可能性がある。 チャートでは、4,390~4,400付近のトレンドラインを上抜けるか利確売りとなるかは確認したいところ。しかし、利確売があったとして【下がっても押し目】はまだ続きそうだ。 日足 今週の振り返り...
今週の振り返り 週明けの火曜日から調整で下げたが、4,174で止まってVWAPの上をキープしていた。 水曜日に債務上限法案が下院で可決したことで、より一層デフォルト回避する観測が高まったと見える。 また、Fed高官が利上げストップを支持する発言があったことで、6月FOMCは25bp利上げシナリオから利上げストップが織り込まれた。 上昇機運が醸成され、木曜日に調整した分をほぼ取り戻した。 金曜日には、債務上限法案の上院可決、雇用統計の通過により、1段上の4,300に接近する上昇を示した。 4,200前後でベースを築いてジリ高だった過去から上に抜けた週になりましたね。 次週のシナリオ ①上昇する場合...
今週の振り返り 週の前半はトレンドライン(黒色太線)で跳ね返されて4,200を割って4,100近くまで調整されましたが、それ以上下げることはありませんでした。 木曜には短期的な下のトレンドライン死守して、金曜には、債務上限問題の進展を受け、上のトレンドライン(黒色太線)まで戻しています。4,200の節目は週を通すとキープして底堅さがあります。 次はトレンドライン(黒色太線)をブレイクアウトして上昇するかどうかが確認ポイント。 AIの波によるメガテックや半導体への流入集中で上げてきた側面があるので、他のセクターも上昇機運がでてくるのかは気になるところ。 次週のシナリオ ①上昇する場合 まずは トレンドライン(黒色太線)を上抜けてブレイクアウトするかどうか を確認しましょう。 ブレイクアウトすると先週と変わらず...
今週の振り返り 水曜日に債務上限問題の協議においてバイデン大統領とマッカーシー下院議長の両人が「デフォルトしない」と発言しました。 短期のフィボナッチ78.6%で踏みとどまった形で底堅かったですね。 債務上限問題に安堵した市場は、チャートのトレンドラインを発射台にして上昇しました。 ついに今年の壁となっていた4,200の節目をブレイクアウト。 メガテック流入の傾向は続いたことも、指数には好影響だったと見える。 このまま上昇気流に乗ってほしい。 材料として懸念するのは、債務上限問題。 決着がつかず延期などグダる可能性もあるため、そうなったときは情報の出方によっては一旦反落して調整されるシナリオも考慮しておきたい。 次週のシナリオ ①上昇する場合...
今週の振り返り 月曜から火曜は、下ヒゲを付けて4,200にトライする値動きとなったが、4,200手前で失速。 そこから週末までは下げて調整する推移となりました。 ブラックアウト前のFed高官がタカ派維持の発言が増えて金利上昇。 指数も反応してやや下げる展開となっていた。 結果として勢い衰え、サポートライン(緑色の直線)まで失速している。 右下に下がる黒色直線も下回ろうと値動きしていた。 このままサポートライン割れすると、下げ加速になる可能性がある。 次週はメガテック決算があり、サプライズ次第によって値動きの方向が決まってくるだろう。 4,200超えと下落調整の狭間にいるので、どちらに動くかが試される。 日柄で見ると、25日~26日あたりに変化がありそうに見える。 次週のシナリオ① サポートライン割れする場合...
S&Pの値位置は非常に面白いところにあると思う。 (1) 2022年1月4日からスタートした下げトレンドが続いていると考えるならトレンドラインのてっぺん。 (2) さらに200日移動平均線(下げトレンド)にぶつかるポイント というダブル抵抗を受ける場面。 「ここを突き抜けてトレンド転換!」 と息巻くには、さすがに上昇エネルギーとなるニュースが少なすぎるでしょ。 エッジが効いているのは下げの方。 ここはショート。
FOMC後の市場は方向性を欠いている。 パウエルさんの発言をどう読むのかに脳みそを使っても未来がわかるわけではない。 ここは何も考えずににチャートの形を見るのが正解なのでは。 日足のチャートの形だけを見るなら、S&Pはずっと下げトレンド。 基調転換を示すサインなんて微塵も出ていない。 下げトレンドの抵抗線にちょうど叩き落された状態であり、このままトレンドラインの下限まで行った場合は$3,120くらいまである。 ここは何も考えずにショート。
FOMC、お疲れ様でした。 3:30のパウエルさんの会見以後の値動きにはちょっと焦ったけど(笑)、最終的には前回の投稿通りのチャートとなりました。 S&Pのショートと日経プットオプションは大変立派に育っており、いつ収穫しようか考えております。 自身の利確の指標として計算した内容をシェアしておきますね。 ■S&P「いつ」「いくらまで」下がる? もう計算方法や計算式がゴチャゴチャでチャート見てもわからないと思うので結論だけ書きます。 【シナリオA】 10月3日 $3735 【シナリオB】 10月12日 $3461 【シナリオC】...
仕事が忙しく、約1ヶ月間ノーポジションで相場を休んでいました。 いやー、ノーポジションだと毎日ストレスなく過ごせますね(笑) ■CPIショック 狙ったわけじゃなく、仕事の山場を超えたのが9月13日の夜22時。 久々に相場を見たら、ちょうど米CPIが21:30に発表されたところでした。 30分遅れだったので既に下がりきったところでしたが、急いで「S&Pのショート」と「日経225のプットオプション」を購入しました。 当然、含み益は出ています。 ■どう見ても下げトレンドじゃないか...