JP225のトレードアイデア
今後伸びる国はどこか先日米国の大暴落はバブルの崩壊なのかという記事を書いた。
その記事を書いた理由は、昨年末ギリギリまだ伸びていた時点で、米国株をそこそこな量を購入してしまい、現実を受け入れたくない執念で分析したためである。せっかく調べたなら自戒を込めて残しておこうと。
その記事では自らバブル崩壊と認める内容を記したが、ネガティブな話だけでは悲しいので自分への慰めのために別テーマでポジティブな分析もやってみたためここに記す。
「今後伸びる国はどこか」
GLOBAL NOTEというサイトで各国の名目GDP推移をcsvデータで無料ダウンロードできる。※その他は有料。
(その分析画像も見せたかったがTrading viewの無料会員ではリンク添付できなかったので割愛)
GDP上位100か国までのデータをもとに、1990年から2020年までの30年で最も伸びていた国を抽出した。
GDPだけの観点から期待を感じた国は次の2か国。
①インド(2021年GDP:6位)
30年成長率:8.1倍
現GDPのTop10のうち、中国に次ぐ2番目の伸びを記録。
※Top100の中での成長率は22位。カタールやイランなど中東の現GDP絶対値が小さい国の方が成長率では上にくる。
※中国の成長率は37倍。上位100か国のうち2位。
②ベトナム(2021年GDP:41位)
30年成長率:驚異の42倍!
意外にも上位100か国の中で1番の成長率。
チャートではこれらの国の名目GD(細線)および代表指数(太線)をUSドル単位で表示している。
参考としてGDP上位3か国(米・日・中)も載せている。
なお縦軸はともにログスケールである。
ここでログスケール(対数軸)での有用性について言及しておきたい。
文系大学はわからないが、少なくとも理系大学では科学実験で対数目盛のグラフを書いたことがあるだろう。
そのグラフの特徴は倍々(切り悪く1.3倍ずつとかでもよい)で増えていくものを描くと直線になる。
例えば基準値AがX倍ずつ増えていく場合、リニアスケール(線形軸)で描くとA^Xのグラフとなり急激に増えてよくわからなくなる。
これがログスケールではlog(A^x)=XlogA(logAは定数)となるため、中学で習った一次関数y=axのように直線で描けるようになる。
この特徴を踏まえてグラフを見てみると多くの国がおおよそ一定の年率で成長していることが分かる。(※日本を除く)
このグラフで重要なのはその傾きであり、絶対値は気にしなくてよい。絶対値だけをリニアスケールで見ていたら、右縦軸の値を見ていただくと分かる通りベトナムのGDPはまだ他と比べて桁で小さく、底を這いつくばうようなグラフとなり成長力に気づくことができない。
また投資で利益を得るために重要なのは絶対値で何$増えたかではなく、その比率 である。ログスケールでは傾きがそのまま年率を表しているため、絶対値に惑わされることなく成長率を俯瞰できる。
中国は政策リスクを感じつつ、上海総合指数的には2006年ごろから続く三角持ち合いを上に越えるかが注目される。
これは言わずもがなとして、インド指数代表のNIFTY50はすでに同時期から始まる持ち合いを上にブレイクアウトした感がある。NFインド株ETF(1678)やADR(米国預託証券)もあるので漁ってみてもいいかもしれない。
一方、残念ながらベトナム指数は長期のものが見つからず、私が調べた範囲ではまだあまりいい商品もなかった。だが今のGDP成長率が維持される限り十数年後には何かしらの商品が出てくるであろう。なお現時点でもSBI証券ではベトナム株を「ドン建て」買えるらしい(ドルではなくてドン!)。ADRもまだない模様。残念。
インドGDPは今のペースでいけば日本の呆れるほど横ばいのGDPを2030年頃には超えるだろう。(ウォルト・ディズニーの「現状維持は後退である」という言葉が思い起こされる。)
同様にベトナムGDPも今のまま伸びれば2040年代頃には日本に肩を並べそうである。ベトナムの都市のひとつ、ホーチミンの画像をググると、その栄えっぷりに今までのトゥクトゥクのイメージが覆される。
GDPと違い株価は結局は人の感情で動く。それが伸びるには何かが何かを超えた!のような話題は参考にされやすい。そのため日本越えは良い餌となるだろう、というポジティブな話で締めくくりたい。
日経225(JP225USD)'22 5/13 11:06
△現状とトレンド分析
月足:ボトム RCI : -90.0
週足:ボトム RCI : -99.3
日足:ボトム→上昇 RCI : -78.3
8h:上昇 RCI : -36.7
4h:上昇 RCI : 21.7
中期:下降平行チャネル(ブルー)
月足、週足、日足がボトム圏に達し、25500付近で反発。
1h、2h、4h、8hで上昇→21移動平均線に到達&クリアで日足もボトム圏からの反発。
△メインシナリオ
短期的に反発上昇か。
当面のレジスタンスラインは200日移動平均線、フィボナッチ78.6%(27550)付近。
週足も反転上昇し、中期下降平行チャネル上端を上抜ければ、中期的にも上昇トレンドとなるか。
▽サブシナリオ
4h足、8h足、日足がトップ圏から反落し、週足がボトム圏にとどまるようだと、この付近での調整もしくは下落。
中期下降平行チャネル上端を越えられずに下落する場合も、再び下落トレンド再開。
超シンプルなチャートで分析・トレード!!4/26安値サポート割れるのか?概ね、大きな幅のレンジでの推移となっていた日経225、
昨日は大陰線が出て、4/26安値サポートラインをザラ場では割っていました。
ここが重要なサポートラインで、これを割ると3/8安値まで一気に下落が加速する可能性があります。
日経平均の昨日時点でのPER=12.38です。
株式益利回り(株式益回りとも言う)は、8.08%にもなっており、
10年国債利回りの0.240%に対するリスクプレミアムは7.76%にもなります。
超割安水準です。
ちなみに、
S&P500はPER=22.58 株式益利回り4.43%
米国10年債利回り3.03%に対するリスクプレミアムは1.4%しかありません。
日経225は米国株に比較すると依然として大幅割安水準ですが、
見方を変えると、それだけ評価されないままであるともいえますし、
市場参加者がかなり弱気になっているとも言えます。
4/26安値サポートは重要なサポートライン。
ここを割れて下落加速か、一旦反発かに注目しています。
*日経225については、毎週火曜日に掲載しています。
【4/25JP225USDショート+390円】環境認識の想定通り戻り売りの機会があったが、エントリー・決済ともにルールを破ったOANDA:JP225USD
【はじめに】
戻り売りの想定をしていたが、待つことができずエントリーして逆行。
その後計画した位置でもショートできたが、ターゲットの位置を指値せず欲をかき利益の機会を逃す。
兼業でも無理なく行えるトレードスタイルの必要性を改めて痛感したトレードです。
FR:フィボナッチリトレースメント
FE:フィボナッチエクステンション
【環境認識】
トレード前の確認。
【トレード】
◯エントリー
①2022年4月25日10時48分 26541円ショート(成行)1Lot
26850円で指値注文していたが、下降したため成行で打診ショート。
結果安値でエントリーしてしまい、指値を待つことができなかった。
価格が動くと置いていかれるという焦りが自分は感じやすい。
②2022年4月25日4時37分 26795円ショート(指値)1Lot
こちらはFR38.2%付近の戻りで指値注文。
焦らず待てば1つ目のLotは引き付けれていたが、追っかけて成行エントリーしたことを反省。
自分の失敗はたいてい指値に刺さらず慌てて追っかけて成行エントリーし、高値や安値をつかんでしまう。
◯決済
②2022年4月25日22時37分 26405円(指値)
値幅+390円。利益+3907円。
直近4時間足の安値をターゲットにし、少し手前に指値を置いた。
FE100%の位置をターゲットにすることがマイルール。
①2022年4月27日20時43分 26504円(成行)
値幅+36円。利益368円。
ターゲットをFE161.8%の26000円付近におけば良かったが、利益を伸ばそうとした欲が出た。
逆行した結果慌てて決済したところ、その後26000円まで到達。
【振り返り】
・元々自分のルールでは兼業で指値中心としていたが、欲が出て成行でルールを無視してしまった。
・利確や損切は指値のみとして、メンタルの負担を減らすことが兼業トレーダーには必要。
・決めた時間足以外にMTF分析として細かく時間足を確認しすぎると、チャートが気になりはじめメンタルがぶれてしまう。
・エントリーの基本は押し目買いと戻り売りを行う。
・FRとSMAやラインで根拠を重ねてエントリー。
・ターゲットはFE100%、FE161.8%を基準として、目立つ高安値も参考にしながら指値決済。
・数名の有名トレーダーの手法を確認すると、多少違いはあるが基本は上位足でトレンドをつかみ下位足で反発を確認して成行エントリー。決済もその場の判断で兼業や家庭もあれば参考はなっても真似をすることは難しい。
・自分が目指すのは凄腕トレーダーではなく、真面目に兼業で無理なく副収入を得るスタイルを目指していた。
・手法の学習→過去検証→テクニカル練習→環境認識→トレード記録→アウトプット。
このスタイルを崩さずコツコツ続けていきます。
【4/24 JP225USD環境認識】26900〜27000円で戻り売りを検討OANDA:JP225USD
【環境認識】
◯月足
200日移動平均線より下。
上昇の勢いは弱い。
25000円の水平ラインがレジサポ効いてる。
◯週足
下降チャネル。
27000円は目立つ水平ライン。
26000円までは上昇の戻りとしてロング勢もいる。
FR61.8%の位置に注目。
◯日足
FR61.8%と日足20SMAで抑えこまれ下落。
三角持ち合いの下限付近で上昇の可能性あり。
下限を割れた場合もヨコヨコや上昇の可能性はある。
◯4時間足
4時間足20SMAより下。
26700付近が前回の安値で買い支えあるか。
早めに仕掛ける場合は、26900〜27000円付近まで価格が戻ればサポレジ転換で再び下落するか。
下落した場合26200円付近まで抵抗なし。
【トレード戦略】
・週足、日足は下降トレンド。
・4時間足は上昇したが日足や4時間足20SMAで抑えられた。
・今後は下降しやすいと想定。
・三角持ち合いの下限であるため買い支えも想定。
・26900〜27000円付近まで価格が戻れば打診売りを検討。
・直近では26200円付近がターゲット。
遅行線から2つの雲を眺めてみる一目均衡表の遅行線は大事だとよく言われますが、いまいちその重要性がわかりづらいですよね。
たまにはローソク足を消してみるのもおもしろいかもしれない、という話です。
今日書きたいのは、 遅行線から見ると、2つの雲がみえる 、ということです。
遅行線は(今日を含めた)26日前に終値を描くものです。普通は遅行線とローソク足との
関係から短期的なトレンド転換を測るものです。
しかし、遅行線を本来の株価の歩みとして考えると、転換線と基準線で作られる雲と、
先行スパン1と先行スパン2で作られる雲の2つが見えてきます。
ここで、転換線と基準線でつくられる雲を現在雲、
先行スパン1と先行スパン2でつくられる雲を先行雲と呼ぶことにします。
ここではわかりやすさのために現在雲も色つけしています。
先行雲でよく知られているように、雲は抵抗帯として働きます。
これは雲が過去に売買が多く行われた価格帯を示し、雲のあたりで
損得が分かれる人が多いので、売買に動く人が多いからと言われています。
とすると、ローソク足から先行雲をみるのと同じように、遅行線から
現在雲をみてそれを抵抗帯として考えることもできます。
TradingViewはローソク足を簡単に消すことができるので便利ですね。
こうしてみると、日経平均の株価は現在この2つの雲にはさまれた格好になっています。
このまま進むと2つの雲が重なった部分にぶつかるので、値動きが激しくなることが
予想されます。そして上か下のどちらかに抜けていくと考えられます。
米国市場の荒れ方をみていると下抜けするようにも思いますが果たして。
超シンプルなチャートで分析・トレード!!下降トレンドへ転換か?レンジが続くのか??
前回の投稿では、
>日経225は3/8の大底から反発開始、その後は、
>・パーフェクトオーダー。
>・高値/安値が切り上がり。
>・レジスタンスラインを一つこえて28000円台乗せ。
>を示現して上昇トレンド入り。
>当面の目標は29000円、そして30000円の大台です。
と書いていますが、その後は調整が深くなり4/13まで下落が続きました。
現在は下降トレンドに転換の可能性も出てきていますが、概ねレンジでの推移となっています。
日経平均の昨日時点でのPER=12.83です。
株式益利回り(株式益回りとも言う)は、7.79%にもなっており、
10年国債利回りの0.245%に対するリスクプレミアムは7.55%にもなります。
つまり超割安水準です。
一方、
S&P500はPER=24.9 株式益利回り4.02%
米国10年債利回り2.82%に対するリスクプレミアムは1.2%しかありません。
日経平均に関しては、市場参加者はかなり弱気になっているようです。
PERが15倍まで買われれば日経平均は31000円になる計算ですから。
チャートでは、現在は高値安値の切り下げが続く一方、直近の動きはレンジ化しています。
レンジを下抜けすれば、はっきりとした下降トレンドに移行となります。
そうなった場合は、売りをメインにトレードしていきます。
逆にレンジを上抜けした場合は、上に抵抗ラインが多いので簡単には上昇してはいかないかもしれません。少しトレンドの確定を慎重に確認していきたいと思います。
*日経225については、毎週火曜日に掲載しています。
日経225 (JP225USD)'22 4/21 12:12
△現状とトレンド分析
月足:下落 RCI : -73.3
週足:下落 RCI : 41.7
日足:上昇 RCI : 68.3
8h:トップ RCI : 90.0
4h:下落 RCI : 50.0
超長期:上昇平行チャネル(レッド)
長期:上昇平行チャネル(グリーン)
中期:下降平行チャネル(ブルー)
短期:上昇平行チャネル(イエロー)
前回より中期下降平行チャネルのレジスタンスラインで反落。
一度上抜けた超長期上昇平行チャネルのレジスタンスラインで反転上昇。
現状フィボナッチ-21.6%ライン付近まで上昇。
▽メインシナリオ
日足がトップ圏に到達するまでは、上昇もしくは調整。
サポートラインはブルーの中期下降平行チャネルレジスタンスライン。
日足がトップ圏より反落に転じると、月足、週足ともに下落となり、やや大きめの下落トレンド入りとなるか。
▽サブシナリオ
ブルーの下降平行チャネルを上抜け、週足が上昇に転じれば、この付近での調整または上昇。
月足、週足、日足が上昇に転じれば、上昇トレンドに転換。
日経225(JP225USD)'22 3/30 11:47
△現状とトレンド分析
月足:下落 RCI : -36.7
週足:上昇 RCI : 41.7
日足:下落 RCI : 73.3
8h:下落 RCI : 5.0
4h:下落 RCI : -15.0
長期:上昇平行チャネル(グリーン)
中期:下降平行チャネル(ブルー)
短期:上昇平行チャネル(イエロー)
中期下降平行チャネルのサポートラインで反発し、上昇したが、平行チャネルレジスタンスライン付近で反落。
日足、8h足、4h足で下落に反転。
▽メインシナリオ
ここからしばらく下落トレンドに転換。
サポートラインはブルーの中期下降平行チャネルレジスタンスライン
▽サブシナリオ
フィボナッチ-21.4%(27550付近)で下げ止まれば、とブルーのレジスタンスラインとの間で調整局面か。
もしくは、レッドのサポートライン(26350付近)で下げ止まれば、この間での調整。