【ダウ予想】ジャクソンホールを経て、9月3日(金)8月雇用統計、22日(水)FOMCと続く【2021年8月30日-9月3日】8月を俯瞰すると、やや上昇といったところでしょうか。
今月一番大きく動いたのは、8月16日(月)の米時間(日本時間の翌17日深夜)に約35630ドル高値を付けた後、8月19日(木)日本時間18時に約34560ドルまで下落した数日間(この間の変動幅約1070ドル=8月変動幅)でした。
具体的には、雇用統計を通過した翌週、米インフラ投資法案を上院が可決あたりから上昇した後、アフガニスタン政変での地政学リスクで下落をはじめ、FOMC議事要旨公表まで下がったという感じです。
なお2番目の動きは先週、8月27日(木)にアフガニスタン襲撃での下落から28日(金)ジャクソンホール会議パウエル講演での上昇の動き(この間の変動幅約300ドル)でした。
さて、先週末28日(金)のジャクソンホール会議パウエル講演を無事(?)通過し、株価は上昇して週明けを迎えます。
収まらないコロナ禍、さらにアフガニスタンから波及しそうな地政学リスクも出てきて、懸念材料は増えてきた中、今週末9月3日(金)の8月雇用統計がまた注目となります。
引き続き、やや上目線でいいかとは思いますが、突発的な調整材料はどこからでも飛んでくる可能性があるので、今週も注意してトレードしていきましょう。
■主な予定
8/30(月)英国休場(サマーバンクホリデー)、米・中古住宅販売成約指数
8/31(火)米軍アフガニスタン撤退期限、米・消費者信頼感指数
9/1(水)米・ADP雇用者数、米・ISM製造業景気指数
9/2(木)米・貿易収支
9/3(金)米・雇用統計、米・ISM非製造業景気指数
※今週も米国主要企業の決算発表あり
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NYダウ(us30)、S&P500(spx500)、ナスダック(nas100)、日経225(jp225)、米国債10年利回り(us10y)、恐怖指数(vix)、ビットコイン(btcusd)、ゴールド(xauusd)の8つのチャートを同時に表示させてみました。
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