S&P500は6/16を安値として上昇を続けており、7/14からはほとんど下落せずに上昇を続けています。 一方で例年8月は下落しやすい時期でもあるため、現状分析をしていきたいと思います。 4156ポイントはサポートに転換した可能性あり 4月頃と6月頃にそれぞれサポートとレジスタンスで意識された4156ポイントについては、 8月上旬も若干頭を抑えられましたが、明確に上抜けていっているため、サポートラインに転換した可能性があります。 今後、短期的に下落しても一旦は4156ポイントあたりで支えられると思います。 下落する200MAと1月高値からの下落トレンドラインに株価が接近している...
米国のGDPが2四半期連続でマイナス成長率となり、数字の面ではリセッション入りとなりました。 厳密にはリセッション入りしたかどうかは、米国の専門家の協議を経て決まるそうですが、ここではGDPという数値だけで見たテクニカルリセッションという意味で取り扱いたいと思います。 さて、今回の投稿では過去のリセッション局面では株価がどのように動いたのか、特に最高値を更新するまでの期間、昨今の市場の関心であるインフレと政策金利に焦点を当て、SP500を題材にしてその傾向を分析した結果をシェアしたいと思います。 直近数週間、米国株は上昇を続けていますが、これが単なるあや戻しなのか、それとももう底を打ってこれから最高値を更新するような上げとなっていくのか気になっている方もいるかと思いますので、参考になれば幸いです。 結論は、 インフレ...
雲の上、100日線上での推移が続きます。引き続きロングを継続します。200日線を回復するまではまだ戻り売りが強いと思いますが、週足のMACDがGCしておりDCしない限りロング継続します。
米国実質GDPは 22年1Q:−1.6% 22年2Q:−0.9% でした。 多くの投資家はリセッション入り(景気後退)を心配していたと思います。 しかし昨日発表の平均時給・雇用統計・失業率の発表は予想を大きく上回り米国経済が強いことを証明しました。 GDPが2四半期連続でマイナスし「リセッション」が囁かれる中、バイデン大統領は「米国はリセッションしない」と言ってきました。選挙を控えたアピールと私は思っていましたが、昨日の経済指標発表でアメリカの強さが裏付けられた格好です。 チャートを見てみると(SP500:週足)6月に底打って7月からは上昇し始めています。 長期金利も上昇(逆イールド:※1)し、決算シーズンで良し悪しな決算発表があるなかでもSP500やNASDAQ(※2)は徐々に上昇。 景気はソフトランディングし、大...
SP500の動きを見ていきます。 左が4時間足、右が日足です。 前回7/30に書いていたのは、 ---抜粋ここから----------------------------------------------- 次の目標としては、4204となります。 上昇がどこまで続くのか。 75日線を突破したので、日足は上有利となっていますが 一服になってもおかしくありません。 下を試してきた場合は、その下げ方に注目していきます。 ---抜粋ここまで----------------------------------------------- 4204までは、届かず4170まで。 ただ、下げる動きはあまり出ずに 値をキープしている動きとなっているので まだ上を狙っている感じでしょうか。 仮に、下げる動きにな...
エネルギー売り・テック買いの週でした。 エネルギーだけ他が追随しない大きく下落。他は波はさほど変わらない。 テック・通信・一般消費財が上位で、ビッグテックが牽引した。 公益・生活必需品のディフェンシブセクターはSP500と近い並の動き。 同じディフェンシブのヘルスケアは調子を落としてきている。 【1. プラス】 XLK(テック)+1.96% XLC(通信)+1.33% XLY(一般消費財)+0.90% XLI(資本財)+0.52% XLU(公益)+0.38% ↑ ★SPX(S&P500)+0.36% ↓ 【2. プラス・SPよりは下】 XLP(生活必需品)+0.20% 【3. マイナス】 XLV(ヘルスケア)-0.77% XLB(素材)-1.32% XLRE(不動産)-1.33% XLE(エネルギー)-6.81%
米国のFRBや、EUのECBによる金利引き上げの決定など、金利に関するニュースが増えてきましたね。今回はTradingViewを使って各国の金利市場を分析する方法を紹介します。 解説者:山中康司 1982年アメリカ銀行入行、1989年バイスプレジデント、1993年プロプライエタリー・マネージャー 1997年日興証券入社、1999年日興シティ信託銀行為替資金部次長 2002年アセンダント社設立・取締役
7月が終わったので、1か月のセクター値動きを振り返る。 まず全セクターがプラス。 1位は一般消費財 +17%超 テスラの決算堅調などを受けて月末も好調な上昇。 アマゾンの決算後上昇も大きい。 2位はテック +14%超 今年は金利上昇でかなり下げてきたが、最近の金利低下もありリバウンド。 ワースト軍は、生活必需品・ヘルスケア・公益とディフェンシブセクターとなった。 ただし、公益は月末にクリーンエネルギー等の好調により上昇率が高くなっている点に留意。 下位4位の通信(コミュニケーション)は、META決算ミスが影響していそうか。 VZ・Tの不調も目立つ。 【1....
雲の上へブレイクし、100日線まで回復しました。週初よりロングを開始していますが、引き続きロングを継続します。200日線を回復するまではまだ戻り売りが強いと思いますが、週足のMACDがGCしておりDCしない限りロング継続します。
SP500の動きを見ていきます。 左が4時間足、右が日足です。 前回7/23に書いていたのは、 ---抜粋ここから----------------------------------------------- 今週は 75日線付近まで上昇した後、上に抜けてくるのか。 下げてしまうのか。 下げてくる場合は、下げ方に注目で 3721を割り込むような下げになるのか 下げは大きくならずに、調整の動きにできると 再度上を試しに行ける可能性が出てきます。 ---抜粋ここまで----------------------------------------------- 上昇の動きが続いて、75日線突破。 高値4141まで。 日足以下上昇トレンドになっています。 強い動き。 週足 週足は、...
最近のニュースから各相場への影響、傾向について解説します。 ドル円は一時139円台まで到達し、円安の流れは継続中です。TradingViewを使って各市場の現状を分析しつつ、今後の市場の動向とリスクについて注目します。 解説者:山中康司 1982年アメリカ銀行入行、1989年バイスプレジデント、1993年プロプライエタリー・マネージャー 1997年日興証券入社、1999年日興シティ信託銀行為替資金部次長 2002年アセンダント社設立・取締役
セクター上位が一般消費財・資本財・素材と今までとは違うセクターが上昇。 ナス堅調な動きでテック上昇だが、エネルギーも今週はプラス。 今週はディフェンシブの生活必需品・ヘルスケア・公益は最下位だった。 通信は好調な前半だったが、Snap決算ミスによりGoogleなどが連れ安波及、 22日から大きく下落した。 【1. プラス】 XLY(一般消費財)+6.90% XLI(資本財)+4.23% XLB(素材)+4.18% XLK(テック)+3.72% XLE(エネルギー)+3.5% XLRE(不動産)+3.12% ↑ ★SPX(S&P500)+2.55% ↓ 【2. プラスでSPより下】 XLC(通信)+1.08% XLP(生活必需品)+0.37% 【3....
転換線が基準線を超えて、右下に流れる雲の中に入ってきました。100日、200日がすべて下向きで上に抵抗線として存在しているのでまだまだ戻り売りが強いと思いますが、週足のMACDがGCしそうですのでロングを徐々に開始します。
SP500の動きを見ていきます。 左が4時間足、右が日足です。 前回7/16に書いていたのは、 ---抜粋ここから----------------------------------------------- 3948を超えてくるかが第一ポイント。 その上で、75日線を超えてくるかどうかが次のポイントとなります。 下げて、3636を割り込むような動きになれば 戻しから再下落となり、下値余地が生まれています。 ---抜粋ここまで----------------------------------------------- 上昇の動きが出て、3948を超えてきました。 前回書いていたポイントですね。 ここを超えて、75日線付近まで上昇。 日足は、高値切り上げ、安値切り上げの上昇トレンドと...
最近は読みにくい相場が続いている。原油価格が下がり始めてインフレ上昇が収まるかと思いきや予想を上回ったり、それによって株価が下落するかと思いきやその下落は一瞬で、金利が景気後退懸念で下がったことで逆に上昇したりなど。 この第三次オイルショック(OS)と言われる現在の読みにくい相場に対して、元祖OS(第一次オイルショック)時のチャートと比較したら何か見えてこないかと淡い期待を込めて重ねてみた。 色が濃い線(およびコメント)が現代、同色で色が薄い線(およびコメント)が元祖として、元祖のチャートをウクライナショックとなるべく横軸が重なるように49年分オフセットをかけて重ねている。(SP500だけは値もx40倍している。) 一番下の原油価格だけあたかも別種のチャートのように見えるが、これも同じチャートを横にずらしただけである。元...
7月が大底だったら数年ぶり、更に暴落すれば数十年ぶりの暴落になる。 VIXが35を超えたら買い向かえ。
セクターは生活必需品がかろうじてプラス、その他のセクターは軒並みマイナス。 SPより上のセクターは生活必需品のほか、ディフェンシブが引き続き出現。 生活必需品・公益は他セクターより安定的な値動きで横ばい。 テックはSPより上だったもののマイナス。 ビッグテックはGOOGL/MSFT/AMZN/TSLAがマイナス、AAPLがプラスだった。 エネルギーは弱さが続く。 【1. プラス】 XLP(生活必需品)+0.01% 【2. マイナスでSPより上】 XLU(公益)-0.20% XLK(テック)-0.47% XLV(ヘルスケア)-0.55% XLRE(不動産)-0.56% ↑ ★SPX(S&P500)-0.93% ↓ 【3....
リセッション入り・金利上昇に伴い、何らかのショックが起こると想定 ⇒暴落に備え、フィボナッチで下落めど計測