昨日の続きです。今回は米国の長期金利がピークをつけてから現在までを俯瞰してみます。 上段S&P500は対数チャートです。 1981年にピークをつけた米国の長期金利は、その後40年間の低下傾向 長期金利上昇=債券価格上昇ですから、 この期間、債券の投資家も大きな利益を得ることができた期間です。 (債券バブルとも言われます) 長期金利下降とともに株価は(途中暴落はあったものの)長期上昇。 この40年間は、株価の上昇と長期金利の低下(債券価格は上昇)が起きていた期間です。
さきほどの投稿、もう少し細かく区間をわけて動きの傾向をみてみました。 1977年に長期金利が底打ちしたところから見ていくと、 長期金利が上昇開始後は株価が下落。 その後は、両者の動きは同じ方向でした。 ・長期金利上昇のとき株価上昇 ・長期金利下落のとき株価下落 つまり ・債券価格下落のとき株価上昇 ・債券価格上昇のとき株価下落 ということです。
10年債利回り1.6を再度超えてきた。 今日も様子見継続か。 18日(木) AM3:00~ FOMC声明発表
CBOEとはシカゴの取引所に上場している米国債(T-NOTE)10年の利回りチャートです。 米10年債利回りと言った方が分かりやすいですかね。 これは月足、一本が1か月分で50年以上の期間を掲載しているチャートです。 綺麗なチャートですね。 私はエリオット波動が好きなので、こういったチャートを見ると、ワクワクします。 個人的には1980年代に上昇5波が終了し、2016年に下降3波が終了し底打ちしたように見えます。 エリオットのカウントは人によって違いが出てくるので、見方が違う方もいらっしゃると思いますが、 私は、金利の下落時代が終わり、上昇時代に入ったように見えます。 目先は金利が下がっていますので、その時に、底割れしないのが私の見解通りになるための最初の条件ですね。 さて、金利が上昇する時代が来るかどうか・・・ そ...
14:20 2018/11/18記載 日本・アメリカ・ドイツの10年債利回りを見ると、週明けから利回り低下の印象が強かったですが、大きなトレンドとしての低下とまでは考えにくいです。しかし、日本は0.10%の壁を下抜けるか、アメリカはレンジ相場を下抜けるのか、ドイツとイタリアの金利差がこれ以上拡がるとEU発のイベントが起こりそうな雰囲気など、今後の動きはかなり重要になってくると思います。自分の印象としては0.1%を下攻めされている日本10年国債利回りは気になりました。もし0.1%を下抜けると、円買いの可能性をかなり疑ってしまいます。それと、エネルギーがかなりたまっているドイツとイタリアの金利差からEU発のニュースでかなり上昇しそうな雰囲気があるように見えました。 ~日本国債10年利回り~ ...
14:04 2018/11/10記載 日本・アメリカ・ドイツの10年債利回りを見ると、どの国も横這いという印象でしたが、イメージ的にアメリカと日本・ドイツの横這いの印象が違いました。日本・ドイツは下向きかけている印象に対して、アメリカは本当に横這いの印象です。アメリカの利回り上昇一服は最近の傾向ではリスクオンと考えられますが、10年債と2年債の利回りの差が縮まっている点は注意が必要かと考えています。あと、まだ確信はありませんが、ユーロに不穏な動きのように見えたのが印象的でした。 ~日本国債10年利回り~ ...
15:43 2018/11/03記載 日本・アメリカ・ドイツの10年債利回りを見ると、26日付近からどの国も利回りが上昇しているように見えます。また、イタリア10年債が下落しているのかドイツ-イタリア10年債の差が縮まっているように思いました。現時点では株価が買われ債権が売られるリスクオンの状況のように考えられます。ただ、日本国債10年利回りが25日平均線~日足-2σのラリーの可能性があることや、米10年債利回りがもうすぐ上に日足+2σが位置していることから、さらなる上昇をするのか否かが来週の大きなポイントかと考えています。 ~日本国債10年利回り~ ...
15:31 2018/10/28記載 日本・アメリカ・ドイツの10年債利回りを見ると、下落傾向にあります。特に日本国債10年利回りを見ると、さらなる下落の可能性が考えられます。印象深かったのが、だいたい10月5日をピークとして下落していることです。なお、5日より米10年債と2年債の利回りの差も縮まっているのがわかります。そう考えると、債券市場から見てもリスクオフの状況にあるのでは?と考えています。もし、週足レベルで下落に転じるのであれば下落余地は相当ありそうです。なお、主要株価指数もこの頃から下落に転じています ~日本国債10年利回り~ ...
~米10年債利回り~ 21:59...
~米10年債利回り~ 21:44 2018/07/10記載 月足を見ると、バンドの5つのラインが上を向いた上昇トレンドのようです。5月平均線(現在2.84%)が少し下向きに傾きかけているように見えます。それでも+1σ(現在2.75%)~+2σ(現在3.15%)のラリーになるのでは?と考えています。 5月平均線が下を向きだしているので警戒 しておく必要があると思いますが、 +1σ付近をしっかり下抜けない限り月足レベルでは上目線 で考えたほうがよさそうに思いました。 週足を見ると、5月28日の週の実体が影響したのかバンドの形が上昇から収縮に転じてきているように見えます。5週平均線を下抜けて、6月11日週足の上ヒゲで5週平均線ではね返され、それからも 5週平均線がレジスタンス...