ドル円の水準を語るのによく話が出る米国債10年利回りですが、今年は比較的に素直にチャートと連動しています。 しかし2018年は年初から真逆の動きをしており、金利差だけで連動しているのかよくわかりません。 6月利下げの話や円高論者が増えてきているのでそろそろドルを買っていく準備をしています。
米国の10年債利回りを中心に、世界の金利を比較することで為替の流れのヒントを探してみましょう。 各国の10年債の利回りチャートの右側の数値を通常とすれば、通常の金利チャートが比較されますので 上記のように金利の高さ、低さが一目瞭然で分かります。 一方で、右側の数値をパーセントにチェックを入れると、チャート左側の時期からの価格の変遷を比較することができます。 為替は各国の力比べの側面もあります。 その比較の一つが金利となりますよね。 マーケット全体の流れを頭に入れておくと、資金の流れがイメージできるようなります。 株だけ、為替だけ、ではなく、金利もコモディティも流れを把握しておくように致しましょう。 その全体像を一つのチャートシステムで見ることが出来るのはトレーディングビューだけです。 トレーディングビューを使いこ...
米国10年債利回り 月足チャート ローソク足が10年債利回りの月足チャート 赤色の折れ線グラフが 3カ月物債券利回りの月足チャート 長期金利と短期金利が逆転しているのが分かります。 この逆転現象を「逆イールド」といいます。 景気後退を示す最も信頼できるサインといわれていますが・・・・ イエレン元FRB議長は「景気後退のサインではない」と発言していましたね。 この議論はここではしませんが、 様々なチャートの動きを比較することでマーケットのヒントを探すことができますね。
米10年債利回りの日足チャートです。 移動平均線大循環分析でみれば、第6ステージです。 第6ステージは上昇期の入り口ですね。 赤い線を2本入れました。 三角持ち合い(トライアングル)になっているのが分かります。 詳しい方は、ディセンディングトライアングルでは?と思われた方もいらっしゃると思います。 私はその可能性もありそうだと思っていました。 そうであれば、教科書通りに動けば「下降」ですね。 でも、これは、上に抜けました。 ありますよね、こういう展開。 私は大好きです。 持ち合いの基本は「放れにつけ」です。 上抜けたのであれば、ダマシに警戒しながら一先ず軽く追随。 上の赤い線が抵抗線から支持線に変わりました。 この支持線が上手く機能して高値更新するかどうかに注目です。 小次郎講師の「よそうはよそう」 この言葉は本...
Don't fight the FED(FEDには逆らうな)という相場格言がありますね。 FEDとは米連邦準備制度理事会(FRB、米国の中央銀行)が打ち出す金融政策には逆らうな!という意味です。 日本時間の今日の夜中にFOMC(米連邦公開市場委員会、金融政策を決める会議)から金融政策が発表されます。 今回は米国の10年債利回りの日足チャートを掲載しました。 移動平均線大循環分析では第4ステージの下降期です。 ステージが「4→5→4の戻り売り」の動きになっていますね。 今夜は政策金利の発表もそうですが、パウエルFRB議長の発言内容に注目となります。 利上げを続けていたFRBが方針変更を打ち出し、パウエル氏の発言も二転三転しています。 日本時間午前4時半からの記者会見の内容に注目しましょう。
USA 10年国債 押し目のリズム 市場全体の調整を促す可能性が強まり、 株価全体が、下値を試すことに警戒になる TLT含めて、債券市場への動向が重要になる
よくニュースで用いられる「イールドカーブ」。実を言うと、自分もあまりよくわかっていません。なので、今回は「イールドカーブ」について勉強してみたいと思います。なお、勉強すればするほど奥が深そうなので、チャートに反映できる程度にしたいと思います。 本来用いられるイールドカーブとは、縦軸が債権の利回りの変化、横軸が残存期間としてグラフ化したものだそうです。このイールドカーブは経済情勢などを反映して変化するようです。具体的には ・長期金利が上昇し、短期金利との差が拡大する「イールドカーブのスティープ化」 ・長期金利と短期金利の差が小さくなる「イールドカーブのフラット化」 ・長期金利が小さく、短期金利が大きくなる「逆イールド」 があげられます。教科書的には ・イールドカーブのスティープ化:景気が上向いているとき...
トランプ大統領の低金利政策を望む発言を受けて、米10年債利回りは急低下となっています。 ネックラインであった2.3%付近を割り込む形となり、ダブルトップの形成となりました。 ダブルトップからのターゲットとしては、1.97付近でしょうか。 この位置は7月の低利回りからの上昇50%戻しと重なる付近となっています。