【サマリ】 10月投稿のユーロドル相場分析のフォローアップ投稿です。(前回投稿は下記リンク参照) 為替全体で全体的なユーロ安が続いており、ユーロドルも1.13を割って1.12台へ突入しました。 1.1200のキリ番到達が視野に入ってきましたが、この付近は月足・週足といった長期足での節目が重なる領域であり、ここでのプライスアクションに注目しています。 【詳細】 月足 赤の破線トレンドラインが、2009年からの長期下降トレンドでガイド役となっていたライン。 昨年このラインをブレイクして、再びこのラインまで戻ってきたという場面です。 さらに下には、長期三角保ち合いの下限切上げラインも控えています。 週足 週足の様子です。 ...
チャートはリーマンショック以降のSP500の月足(ログスケール)です。 ...
ポンド円の4時間足です。 10月下旬からの下落がひと段落して、これから再度上昇トレンド回帰していけるかどうかという場面に差し掛かっています。 以下の3つの節目に注目し、ロングを狙っています。 4時間足 1. 月足三角保ち合い上限へのリターンムーブ 以下は月足ですが、長期三角保ち合いの上限をブレイクし、再び戻ってきた場面。 月足 2. 152.50ゾーンでのレジサポ転換の可能性 4時間足チャートに赤のバンドで示した152.50ゾーンで反発を見せたため、このゾーンがレジサポ転換する可能性があります。 3.4時間足のネックラインをブレイク ...
さて、今回は趣向を変えてFXトレードで頻繁に使われている言葉は英語で何というのかをご紹介します。 みなさんが海外のサイトやYoutubeなどでFXトレードを学ぶ際の参考になればと思います。 ※本投稿記載の英語は適宜コメント機能に追記して更新していきます。コメント欄に最新投稿がないか確認してみてください。 ------------------------------------------------------------------------------------------------ FX ->Forex FXでも通じないことはないですが、圧倒的に使われているのはForexです。 foreign...
チャートはドルインデックスの週足です。 先週の週足ローソク確定を以って以下の3つの重要な節目を突破しています。 1.週足の戻り高値をブレイク パープル破線で示したのが週足の戻り高値。ここをブレイクしたことで、週足レベルで上目線転換。 2.200週移動平均線をブレイク パープルの移動平均線が週足の200SMA。長期移動平均線を上抜いたことで、現在のドル高トレンドが継続していく可能性。 3.週足レベルのWボトムの完成...
【サマリ】 ドル円は調整と思われる横ばい推移が長引いています。 先週は大きな経済指標発表が目白押しだったこともあって、動き出しにくい状況だったのかもしれませんが、横ばいが長引いている間に一つの押し目買い候補で意識されていたであろう日足の20日線を下回ったりと、状況も変わってきています。 多くの人が押し目買いを狙っているであろうことは変わっていないと思うのですが、その押し目が崩れた場合のショート狙いも面白いかなと見ています。 その辺りも踏まえて環境認識の振り返りと来週の売買シナリオの考察です。 【環境認識】 週足 2018年10月高値手前で足踏み中。 この高値をブレイクできれば、118円までの空間が射程圏内に入ってきます。 日足...
【サマリ】 カナダ中銀は27日にコロナパンデミック以降継続してきた量的緩和の終了を発表。 さらに利上げ時期に関しても従来の2022年下半期から22年2Q-3Qと前倒しを示唆。 これらがサプライズ発表となりカナダドルが急騰となった。 利上げ時期が前倒しになったことと量的緩和の終了宣言を受け、これから差分を織り込みに行く動きが出るのかに注目。 今回は金融引き締め方向に舵を切っているカナダと、以前超緩和的状況の日本という、金融政策の違いがより浮き彫りになったカナダ円について、これからカナダドルは買いなのかを考察。 結論、今後もまだ買いを狙っていける場面と考えています。 特に月足のチャートが面白い展開です。 【環境認識】 月足...
チャートはドル円の週足にアメリカの商品先物取引委員会(CFTC)が公表している投機筋ポジションを表示したもの。 チャート下にあるパープルのバーは投機筋ショートポジションの推移。 9月末からショートが積み増しされていることが確認できる。 過去同じようにショートポジションが高水準になった場所を見てみると、直近5年間では以下の2つ。 ①2018/10/01週 (青の水平・垂直ライン) ②2017/11/13週 (赤の水平・垂直ライン) ①時点のドル円レートは114.843、②では114.603 最新の10/25時点での建玉データではまだ①、②のポジション推移まではGAPがあり、①、②水準までショートポジションが積み上がると、115円を突破してさらに上昇していく可能性は十分考えられる。
【サマリ】 ドルカナダは6月のFOMC以降の上昇トレンドの61.8%まで押して来た場面。 日足波動の1サイクル(エリオット波動の上昇5波+修正3波)が終了して、新たな上昇波動が形成される可能性を見ています。 一方で、直近は原油高の影響もあり、カナダドル高局面が継続中。 原油も加熱感が出て来ているものの、このまま上昇が継続しドルカナダも6月以降の上昇の全戻しする可能性にも留意。 チャートは面白い形なので転換狙いに照準を当てつつ、原油とカナダドルの動向を見ながら要監視。 【環境認識】 日足 6月のFOMCからの上昇5波とそれに対する修正3波(ともにオレンジの波)が綺麗に現れたチャートになっています。 現在は上昇5波の61.8%までの調整が完了。 1.2300がサポートとして機能しています。 4時間足...
コラムと題して様々な金融商品·銘柄の長期エリオット波動分析を投稿している波動分析シリーズ。 今回は日経平均の長期エリオット波動を取り上げます。 近頃はメディアでも最高値更新なるかという話題が出ていますが、この投稿では長期エリオット波動の観点から、最高値更新の可能性とその実現時期について考察してみたいと思います。 いつも通り月足と週足の長期波動から見ていきます。 月足 過去40年スパンの月足に主要イベントをプロットしたチャートです。 ...
【サマリ】 日足レベルのうねりを狙うトレードのシナリオ考察です。 先のポンド円の投稿(下記リンク参照)では買い目線継続ですが、こちらはショート狙い。 あくまでチャートから判断しています。 最近はBOEベイリー総裁からインフレを懸念して利上げを示唆する発言が出ていることもあり、次回11月4日の英中銀政策金利発表は要注目イベントとなるでしょう。 前日3日の日本時間深夜にはFOMCも控えており、11月1週目はポンドドルにとっては波乱の週になりそうです。 日足...
ポンド円の週足です。 週足レベルのレジスタンスであった今年5月高値、2018年1月高値156.60をブレイク。 週足上は次のレジスタンスである2016年5月高値まで目立つ抵抗がなく、ここを目指す動きが出てくるものと見ています。 週足の波動は以下の通り。 現在週足3波目(パープル③)と見ています。
米株3指数、SP500,、ダウ平均、ナスダック100は9月月足が揃って包み陰線に。 各指数個別での月足包み陰線も3指数揃っての包み陰線も昨年2月のコロナショック以来。 コロナショック以前では、世界同時株安となった2018年10月がやはり3指数揃っての包み陰線。この時は年末まで下落が継続。 コロナショック以降、現在まで所々で多少の調整下落を挟みつつも、ずっと上げてきた相場であるだけに、利確のトリガになる可能性は十分にある。 大きな調整が始まる可能性に注意。
ユーロドルの週足です。 昨年1.20をブレイクした起点の安値であり、また週足レベルの押し安値でもあった1.16をブレイク。 これによって下方向の動きにさらに弾みがつくと見ています。 所々で反発の上昇はあるでしょうが、ある程度上がれば売られを繰り返し、去年のドル円のようにゆっくりと落ちていく展開を想定しています。 1.16の下のサポートの目処ですが、強いて挙げれば2019年6月や2020年3/6月にレジスタンスとして機能していた1.14ラインですが、ここがサポート転換する可能性が一つ。サポートに転換しない場合は日足レベルの2020年7月の押し安値1.118-1.12付近まで大きく下がる可能性も見ています。 日足 ...
この投稿では車の運転とトレンドの転換は似ているというテーマで書いてみたいと思います。 ・エントリーが早いんです ・損切りした後に思った方向に伸びていくんです という方は意識してみると良いかもしれません。 図解 ...
昨日発表された8月の米CPI(消費者物価指数)はコアCPI(変動の大きい食料やエネルギーを除外した指数)が前月比0.1%の上昇と市場予想を下回ると同時に過去7ヶ月で最低の結果に。 これを受けて米株式は下落。債権が急伸し、ドルはCPI発表直後の下落から下げを埋める上昇へと荒い動きとなりました。 CPIの結果が予想を下回ったのであれば、FRBのテーパリング決定は先送りになる可能性が高まり、株高・ドル安になるんじゃないの?と思う方もいると思いますので、CPIを受けた相場の反応を解説します。 僕は毎朝NYマーケットサマリというものを配信しており、ファンダメンタルは一通り追いかけているのでメディアで報道されている内容と概ね整合しているはずですが、僕なりの解釈も踏まえた内容です(特に相場を取り巻く思惑の部分)。 米株...
【サマリ】 8月後半から夏枯れ相場終了をアナウンスするかのような急騰を見せている豪ドル/ドル。 日足レベルでの素晴らしいトレンド転換の形をしています。 現在は押し目形成中と捉えており、次の上昇に向けた足場を固めてからの上昇3波目を狙いたいところ。 ファンダメンタル的にも8月の雇用統計が弱い結果となり、テーパリング期待が後退。 次次回FOMCが予定されている11月2-3の時点では8月9月の雇用統計のみが参照可能な雇用データとなり、9月雇用データが超V字回復を見せない限り、本当に年内テーパリング開始ができるのか黄色信号🚥が点灯している状況。 再びドルが売られやすい地合いに傾いてきていると言えます。 9月21-22日に予定されている次回FOMCでハト派な内容の決定がされ、ドル安モメンタムの推進材となれば、今回のロングシナリオの後...
コラムと題して様々な金融商品·銘柄の長期エリオット波動分析を投稿している波動分析シリーズ。 これまで色々な金融商品を取り上げてきましたが、為替の中で我らがドル円を取り上げないわけにはいかないだろうということで、今回はドル円の長期エリオット波動を考察しながら過去50年間の円の動きを振り返ってみたいと思います。 ドル円のようなレンジ通貨にエリオット波動があるのか?と思う方もいるかもしれませんが、ドル円が比較的限られた範囲での動きになったのはここ数年の話。 長い時間軸で見れば、現在は大きな流れの中の保ちあいのフェーズと見ることもできます。 また、裏で売買しているのが人間(人間がチューニングしているAIも)である以上、人間の心理·行動がチャートにうねりとなって現れるものです。 今回は50年スパン、20年スパンの月足をベースに見て...