ユーロドル(EURUSD)について。 21日EMAと50日EMAでデッドクロスとなり、かつ節目の1.20ブレイク後は1.19後半の売りに圧され、連日上ヒゲが示現する展開となっています。 トレンドの転換局面にあるユーロドルですが、それを判断する上で最も重要なシグナルは、チャートで示したサポートラインのブレイクにあると考えています。 6月18日と21日はかろうじてこのラインの維持に成功しました。 よって、上2つのEMAを一度トライする可能性はまだあります。しかし、これは短期的な展望。 金融政策の転換レースでFRBがECBに一歩先んじている状況を考えるならば、中長期のスパンで意識すべきは、サポートラインのブレイクの方だと思います。 実際にラインブレイクとなれば1.17を下抜け、1.16レベルをトライする可能性を意識すべき局面...