前回の投稿の予想通り、ユーロドルがターゲットである 1.1950 に到達したので、 それまでのロングを決済し、ショートを入れ始めています。 下降へ切り返すと考える根拠としては、以下5つのレジスタンスが集まっているためです。 1) 昨年今年最安値を繋ぐトレンドライン(黒線) 2) 直近高値安値間の23.6% 3) 5日移動平均線 4) ピボット (4時間足) 5) 1.1950の節目 損切りは20日移動平均線を越えた辺りにします。
ロングと書きましたが、基本的にはユーロドルは戻り売りが妥当です。 とはいえ、以下の3点の理由から1.1950くらいまでリバウンドするのではないかと考えています。 1) 長期金利 (米国債10年利回り) が大きく崩れている 2) 米株価指数が落ち着けばリスクオフのドル買い円買いの流れが変わる 3) 単純に売られ過ぎでショートが溜まっている 逆に言うと、長期金利が上に戻して株価指数がさらに落ち続ければ前提が崩れ ユーロドルも落ち続けることになりそうです。
現在の長期金利相場について、今後のドルの動きをいくつかのシナリオとして整理します。 本日3/8月曜日のNY時間からの米国債10年利回り (以下、長期国債) と米国主要3指数 (以下、株価指数) との動きから、ドル買いになるのかドル売りとなるのかを想定します。 前提として、株価指数が上がればリスクオンでドル売り・円売り・資源通貨買い、株価指数が下がればリスクオフでドル買い・円買い・資源通貨売りとなることと考えます (何かしらの原因で前提が崩れることも有り得ます)。 (1) 長期金利 急騰 -> 株価指数 下降 -> ドル買い 長期金利の急騰は株価に悪い影響を与えることの因果関係は引き続き有るとして、金利が高まることとリスクオフ環境になることでドル買いとなると想定します。 (2) 長期金利 緩やかな上昇 ->...
米国の金利が大きく動いた昨年2020年3月以降の政策金利 (FF金利) と長期金利 (米国債10年利回り)...
【動く根拠と時期】 今週のユーロドルはレンジでまだ大きな動きが出ていませんが、チャートの形を見ると上値は抑えられ下値が切り上がって来ており、三角保ち合いの形になっています。 そして、今週末は月末でもあり動くには格好の時期であると考えます。本日は米GDP、明日は独・仏のCPIとユーロとドルの動きのきっかけになりそうな指標の発表もあります。 【ユーロ↑】 ドルストレートでは、ポンド・オージー・キウイは分かりやすい上向きトレンドになっていますが、ユーロはそれらと比べると極めて弱い状態です。 ユーロはポンド・オージー・キウイに対して大きく下げているので、そろそろ巻き返しが来るのではないか、と思っています...
上記アイデアの予想通りとなって来ました。ドルインデックス が今年に入ってからずっと意識されている90のレジスタンスラインを下にブレイクしそうです。 詳細は上記アイデアを参照下さい。
前回の投稿の予想通り「このまま上方向で一旦50日移動平均線のある1.2150〜1.2200へ」動きました。 来週再来週は大きく上下には抜けず以下の値幅のレンジになると推測します。 下は月足トレンドラインと100日移動平均線でサポートされる1.20ですが、 米国長期金利(10年債)が1.2%に乗せて来ていることから短期的にドル買いで急落に見える場面もありそうです。 上は1月高値と2月安値の間61.8%の1.22ですが、上方向に関しては上振れする可能性もあります。 ドラギ新政権でEU結束高まりユーロ高、そして、引き続きドルのだぶつきでドル安と想定され(追加経済対策)、 また、今月の米国CPIは予想以下だったこともありインフレ懸念はまだ低いです。 少なくとも3月のFOMCまでは上方向と思いますので、1.20前半まで落ちた...
前回投稿したアイデアの補足になります。チャート最後部にある矢印(3)部分の動きを追加しました。 ユーロドルは金曜日の雇用統計発表後に100pipsほど大きく上昇しましたが、おそらく、このまま上方向で一旦50日移動平均線のある1.2150〜1.2200へむかうと考えられます。 その辺りで反発を二度ほど繰り返しダブルトップのように再度1.2000へと下落、しかし、その後大きく上昇し結果的にダブルボトムで1月高値の1.23方向へと向かうのではないでしょうか。 基本的にドル政策金利の見通しが現状維持であれば、これ以上ユーロドルが大きく下がることは無いのではと思います。 ただし、長期金利が上昇中であり、FedWatch Toolでは既に年内の利上げが1割弱ほど出て来ており楽観視はできず、3月のFOMC次第で予想が変更される可能性もあります。
【これまでの動き】 前回のユーロドルの上昇は昨年6月後半から9月前半までで、1.12から1.20へ4つの山を形成して上昇しました (矢印 1)。 その後、1.20から1.16へ調整の下落 (矢印 2) が入った後ダブルボトムとなり (矢印 3)、そして再度上昇 (矢印 1) し前回同様4つ目の山で最高値1.2350に達しています。 【今後の動き】 今回の調整は、現時点で1.2350から1.1950と前回と同じ値幅で、ちょうど100日移動平均線でサポートされる可能性があります。 前回のパターン (矢印 1〜3)...
【概要】 ユーロドルは、今年7月に急上昇し8月も高値・安値を切り上げる綺麗なチャートを形成、9月1日に2019年&2020年の最高値1.2011を付けました。 その後は高値を1.1917に切り下げての下落基調となり1.19〜1.16のレンジで推移しています。現在は1.19手前というレンジの上限に近い場所に位置しています。 【オプション】 ユーロドルの今後の動きとしては、チャートにある通り以下の3点を想定しています。 (1) 1.2011を越えて上昇 (2) 1.20 (もしくは1.19) と1.16のレンジ、1.16まで下げて1.20 (1.19) まで戻す (3) 1.1602を越えて下落 【選択と理由】 上記(2)を前提としたポジションを取っていきたい思います。...
9月第4週(9/21〜25)のユーロドルの展望です。 今回はシナリオをトレンド転換を前提にして一つにまとめたいと思います。 ■ 上昇トレンドから下降トレンドへ 下降トレンドといっても再度上がるための調整という位置付けになります。 (1) まず、9月1日に直近最高値1.2011を付けた後、反発する壁が1.1920、1.1900、1.1880とどんどん低くなって来ています。先週は1.20はもとより1.19すらも明確に越えられませんでした。 (2)...
先週9月第2週のユーロドルは、レイバーデイ明けから始まりECBを通過しましたが、大きな動きは出ませんでした。 ECBでのラガルド発言も上昇が続かず行って来いとなっています。また、米国株価指数はその前週の大きな下落を回復できず軟調な動きでした。 今週9月第3週のユーロドルのシナリオは3つです。 (1) 8月から形成されていた1.17と1.20間の綺麗なジグザグ(山の値を上に更新)が続くとなると、 上チャートの各山(赤丸)の間隔からして今週あたりが次の山になる、直近最高値1.20110の更新を狙うことになる (2) FOMCまで動き無く、その後に下降するが再度レンジの下限の1.1750もしくは1.1700付近で反発、 レンジの上限である1.2011越えを狙ってくるか動意無く終わる (3)...
7月から再び駆け上がってきたユーロドルですが、8月に入り1.17と1.20間でのレンジの動きになりました。 そして9月、レイバーデイ明けの本日より大きな動きが出てくるのでしょうか。 今週のシナリオは3つです。 (1) 現時点でトレンドラインの下限近くまで来ているため、ここから再度直近の山の高値である1.2011越えを狙ってくる (2) 一旦レンジの下限の1.1750もしくは1.1700付近まで下がった後、レンジの上限である1.2011越えを狙ってくる (3) 結果的に上がるにしろ、1.1700を切り1.1500付近まで (来週以降も含め)...
これまでのドル買いが一服し先週からドル売りに転向したわけですが、今週もその流れが続くかどうか見極めねばなりません。 現時点で戻り売りを狙っている方が多いように思えますが、反転の兆しが見えてきてからでも動くのは遅くないと考えます。 基本的に、高値・安値を上に更新するかどうかのシンプル(かつ重要)な判断にはなるのですが、以下の4点についても注視したいと思います。 (1)...