今年は円売りの流れ、いわゆる円安で長期間推移する状況となり、日本は円買い「為替介入」を実施した。ドル円とクロス円は円安の流れで大きく上昇を開始し、上昇トレンは非常に長く続いた。その流れも10月中旬以降からは怪しくなり、11月4日の「米雇用統計」をきっかけに下落を強めた。ドル円の下落に対してクロス円はそこまで下落率は激しくなく、円買いよりもドル売りの強さでドル円が下落しているのがわかる。ドル円と同じようにクロス円をトレードするのは注意が必要となっている。
「米国長期債」は11月4日の「米国雇用統計」から強く下落を開始し、「米国CPI」でさらに下落は強くなった。コレに連動しドル売りもどんどん加速する状況となる。この年末相場に入った時点では円とドルは逆転を開始するまでに。ドル円は年初来高値152円目前から18円を軽く超える下落幅となり、それは1カ月強という短期間であり、いかに落ちるスピードが速いかを改めて感じた。
今年は非常に恐怖指数VIXが年間通して高く、本来であればトレード停止期間は非常に長期間となる。11月末より久しぶりに20を割ってきたが、同じように20を割っていた期間は、3月後半の数日間と8月前半の数日間だけとほんの僅かである。このボラの高い状況でトレーダーは苦難を強いられた人は多く、一方では大儲け、ほとんどが大敗であろうと思われる。
原油価格は世界に大きな影響を与え今もなお地政学リスクは高いままである。しかし6月以降からは下落が強まり年初来安値を更新し続ける状況。このまま戻り売りが強まると60ドル台前半を目指せそうである。週足では大きなヘッドアンドショルダー形成にもなりつつある。フィボナッチリトレースメントでも38.2%付近からの売りは期待値が高そうだ。
年始早々に暴落で始まり、このまま暴落の年かと思われたが、3月につけた安値以降はジワジワと安値を切り上げ大きなレンジ相場で年末相場に突入である。週足でも三角保ち合いになりつつあり抜けて終わるかは微妙な状況。8月15日の高値付近を上に抜けれないと高値の切り下げとなり再び上値は重い展開で翌年は始まるのか!?
9月後半に逆三尊を形成後、強い上昇となったが11月の米雇用統計後、ドル売りが加速し全てを戻す激しい急落となった。現状の底は8月11日(木)とほぼ同レート付近でしっかり跳ね返した。しかし、ココからの上昇は絶好の戻り売りポイントに入る。
9月28日にも強いドル売りはあったが、スグにもどしており再びドル買いは強まっている。しかし今回が11月米雇用統計の結果発表で明確にドル売りは加速し、米国CPIでさらにドル売りは強まった。あっという間に8月の水準までドルインデックスは落ち込んだ。下落の形状はドル円とほぼ同じ。円の買戻しは僅かであり、いかにドル売りによってドル円レートが落ちたのかがわかる。年末までこの流れは続くのか12月FOMC次第と思われる!
2022年ココまでのドル円のとてつもない強い上昇トレンドは完全に終わりとなったのか!?ドル売りが先行し、円売りも止まっているが日米の金利差が埋まることは無い。テクニカル的にも急落すぎるが週足のトレンドラインをぶち破るのはここからである。ドル円の年末着地点は誰にも読み切れない。今年のドル円は最後まで歴史的な動きをしそうである!
先日のアイデア投稿からヘッドアンドショルダー形成で下落は強まっていた。今回「FTX」の破綻により、まだまだ危険な状況となる。暗号資産はしばらく冷え切りそうだが、200万円・100万円と割れていけば大きな買いが入ってくるとも思われるので、どこまで落ちれるかは注目である!!
11月4日(金)のカナダ雇用統計・米雇用統計で初動は非常に強いかドル買いとカナダ買いとなったが、スグに転じカナダ買いは緩やかになり、ドルは激しく売られる結果となった。コレによりドルカナダは大陰線で終わりヘッドアンドショルダーを日足で形成。既に下へ抜けつつあり強い下落は加速するかに注目である!
不安定な情勢が続くイギリスだが、激しいポンド売りから買いに一気に転じてからは、高値も安値も切り上げており、上昇傾向を維持しながら推移。先週のBOE政策金利では大きく下落し、米雇用統計のドル売りでまた下げた分を全て戻す。しかし完全に上に転じるのは1.18・1.19を上に抜けた時になりそうだ。利益を伸ばすには、しっかり方向感が見えてからでも十分で今は積極的にはやる気がしない。
ロシアウクライナ侵攻後の安全資産買いによる急上昇は長く続かず、その後は急降下となる。イエローのサポートラインを一気に割ると下へ走ったが、レジサポラインは上に抜け、また下に抜けとダブルボトムを形成しつつある。年末にかけてGOLD買いアノマリーもあるが、いったんレジサポ付近でレンジ相場になる可能性は高い
ナスダックの下落トレンドは 強い状況が続くが 決算を終えて更に厳しい状況に なるかと思ったが少し底堅い動きに それでも年内に上値を切り上げるのは 難しいと思われるので FRBバランスシート縮小に連動して 2023年も厳しい年になりそうだ
10月3週目のNY時間に「2回目の為替介入」と思われる円買いが観測され6円弱の暴落で終わった。今年はどれだけ下げても何倍も上昇してきたが、ココからはどうなのか!?介入は意味をなさずに終わるのか!?それとも遂にトレンド転換となるのか!?3回目・4回目と日本は介入を続けるのかにも注目である。
非常に長い上ヒゲを残しいったん大きく下げてきたが、安値はしっかり切り上げており、もう一度上昇しそうだがヒゲを埋めにいけるかは微妙。いずれにせよ今週のECB政策金利・理事会でユーロ次第で方向性がハッキリしそうだ。
米株価指数のNYダウ・ナスダック・S&P500は安値も高値も上位足で切り下げており、ジワジワと下降トレンドが強まり厳しい地合いとなっている。しかし、日経225はそれに比べると対照的で安値も高値も切り上げており耐えている。このままジワリ耐え続け、円安を犠牲にして上昇回帰となるか?年末に向けて注目である!
イギリスの材料で荒れ狂うポンドですが、ダブルボトムのようにも見えどこかでレジスタンスが機能してくるのか??短期的には買われているが、ファンダ的には続くとも思えず、長期的な下降トレンドが転換するともまだまだ思えない。