前回の投稿で指摘した小さなレンジを上抜け、上昇に転じたかと思われたポンドドルですが、 その後再度レンジ上限を割り込み、騙しの形になっていました。 しかし、再度78.6戻し付近で再サポートされ値を戻す格好となり、他のドルストレートと同じくFOMC後のドル安に伴い上値を伸ばす結果に。 現在は下落途中の戻り高値付近で推移しており、これをクリアできるかが焦点でしょうか。
FOMCまでのドル高の影響を強く受け下落していたNY金はサポートゾーンん下限を若干割るも 上昇の78.6戻しでサポートされ、FOMC後のドル安にて急伸。 ネックラインを一気に上抜けダブルボトム(短期トリプルボトム)を形成となりました。 現在は下落の38.2戻し付近で推移。
先週は一時ネックラインを超えダブルボトムが形成となったドル円ですが、 日足では上髭になり上抜けは騙しの格好に。 その後はネックラインがレジスタンスになりFOMCまで保合いとなっていました。 ほぼ100%利上げが織り込まれていたFOMCではイエレン議長の経済見通しが変わった訳ではないという発言、ドットチャートからの年内利上げ回数の上方修正もなく、結果事実売りが優勢となりました。 現在は上昇の61.8%戻しに到達で小反発と言った状況です。
先週の上昇を61.8戻しで一服となったユーロドルですが、ネックラインまで下落してきました。 この付近でサポートされると綺麗なレジサポ転換となったと考えられます。
先週の急落後も続落しているWTI原油は上昇の61.8戻しまで到達しました。 ダブルトップターゲットまでもうそろそろというところに迫っています。 この辺りから再度買い出動も一考かと考えています。
長い保合いが続いている日経225ですが、そろそろどちらかに抜けそうな位置になってきています。 アセンディングトライアングルのパターンとなっているため、上抜けの確率の方が高いかとは思われます。 保合いの上限は2015年の高値から2016年の安値の78.6戻し付近となっていることもあり、上抜けた場合の目標はやはり2015年の高値となってくるのではないでしょうか。 ただし、2016年の戻り高値の20,000ジャスト付近がすぐ上には控えています。 そこで抑えられる等により、上抜けが騙しとなった場合の下落もまた大きなモノとなる可能性があるため、上抜け後にすぐ再度上限を割り込んできた場合は要注意かもしれません。 また、下抜けの場合は17850付近が意識されそうな位置かと考えています。
ダブルボトムの形を作り上昇していたユーロドルは下落の61.8戻し付近で買い一服となっています。 再度ネックラインを割り込むことがなければ、強い状況が続いていると見て良いのかもしれません。 現在は23.6戻し付近で推移していますが、ネックライン手前にある38.2戻しまででサポートされる場合にはその後の動きは更に強いという事が多く見られます。
先週に下落の61.8で再度頭を抑えられたドルインデックスはそのままダブルトップを形成となりました。 セオリー通りのターゲットは100.40付近となります。 ちょうどフィボナッチリトレースメントで、上昇の61.8%戻しと重なる位置付近になります。 現在はネックラインを一度割り込み、戻りを試している形になっています。 このままサポートだったネックラインがレジスタンスとなると下落が強まる可能性もあるかもしれません。
三角保合いの上放れ失敗後、大きく下げ幅を出していたポンドドルですが、 ギャップダウン後の上昇を78.6%戻した所でサポートされている形で小さなレンジでの動きとなっています。 これを上放れ、更に1.23の戻り高値を超えてくると大分形が良くなるのではないでしょうか。
ドル高に伴い下落していたNY金ですが、サポートゾーンの下限、上昇の2段めの波の78.6戻しが重なる付近でサポートされた形となっています。 再度サポートゾーンを上抜けて来ることが出来れば、再度1300ドルを目指す展開も期待できるかもしれません。
ユーロ買い、円売りの勢いが強く先日61.8%戻しを達成したユーロ円は78.6戻しまで到達しました。 ここ2週間で5円近く上昇するといった強い動きとなっています。 また、逆三尊の形が形成されたとも見えなくない状況になっており、その場合のターゲットは124円付近となっています。 一旦の目処として売られる可能性は高いのではないかと思いますが、ネックラインを再度割り込まない限りは、ターゲットまでの上昇の可能性を頭に入れて置かなければならない形であると考えています。
急なFRB要人の3月利上げ発言から、急速に織込む形で上昇していたドルですが 61.8%戻しで上値を抑えられています。 このまま下落となり、99ミドルを割ることになると、形は悪いですがH&Sのような形になりそうでもあります。
一度上抜けかけて再下落していたユーロドルですが、78.6%戻しの1.0525付近で折り返し、本日再度上抜けと言った状況になっています。 前回投稿した際に記した通りセオリー通りのターゲットは1.0765付近となります。 来週もイベントが多くありますので、大きく動く可能性がありますね。
何度も抑えられていた115円でしたが、ついに突破しました。 先日でてきた外債投資等について金融庁検査との報道や期末に伴う動きもあるようですが、 外債のヘッジとして組まれていた円買いポジションを手仕舞いしているとの指摘があります。 確かにドル高ではなく円売りの流れとなっています。 ダブルボトムのネックラインを突破したことにより、ダブルボトム形成となりました。 ターゲットは118円台となっていますが、今夜はNFP、そして来週には米債務上限の期限やFOMCや日銀会合、欧州の選挙等、イベント揃いとなっています。 果たして素直にターゲットを目指すような動きとなるのでしょうか。
大統領選前安値から50%到達後、円安の動きに伴い上昇を続けているユーロ円ですが、 本日、124円付近の高値から下落してきた61.8戻しまで到達しました。
NY時間に急落、約5%の下落となっています。 ここ最近は大きく買いポジションが積まれており、投機の買いに実需の売りと言った状況になっていました。 今回の下落はこの投機ポジションの巻き戻しと考えられますが、コモディティでは特に投げが終わったところは美味しい買い場となることも多く、どの程度ポジションが整理されたのかには注目となるかもしれません。 現在はサポートゾーン内の下限に近い付近に位置しており、フィボナッチリトレースメントの38.2戻し付近となっています。 ネックラインを割り込んでいるため、ダブルトップ形成となり、セオリーでのターゲットは46ドルミドル付近と考えられますが、サポートゾーンを割り込んでいないこともあり積極的に売り出動とは考えておらず、基本方針通り買いで対応する考えでいます。
一時は1250ドル付近のレジスタンスラインを上回った場面がありましたが、再度割り込み続落となっています。 現在はサポートゾーンに入り込む形となっており、分水嶺といったところでしょうか。 他のコモディティ同様基本方針は買いで対応するつもりでいますが、サポートゾーン下限を下抜けた場合には特に警戒した方が良いかもしれません。 米利上げが近づいていますが、Buy the rumor Sell the fact という言葉もあるように、過去を振り返るとドルのピークは利上げ発表付近となることが多々あります。 その辺りも念頭に置きつつ対応したいと思っています。
一時は55ドル付近まで上昇していたWTI原油ですが、再度サポートゾーンまで下落となっています。 基本的には60ドル-70ドル方向を考えているため、再度買い出動と思っていますが、 ダブルトップ形成となる可能性もあるので、ネックライン付近は特に注意しておいた方が良いかもしれません。