先週と打って変わってセクターがプラスパフォーマンスでした。 素材の反発上昇が強い。 テックはSPより弱い値動き。 ディフェンシブセクターはヘルスケアは強かったが、生活必需品は相対的に弱い結果。 原油の下落によりエネルギーセクターは弱い動きだが、後半にかけて反発。 【1. プラス】 XLY(一般消費財)+5.65% XLB(素材)+4.97% XLV(ヘルスケア)+4.38% XLRE(不動産)+4.18% XLU(公益)+3.71% ↑ ★SPX(S&P500)+3.65% ↓ 【2. プラス・SPよりは下】 XLI(資本財)+3.37% XLK(テック)+3.28% XLC(通信)+3.25% XLP(生活必需品)+1.84% XLE(エネルギー)+0.64% 【3. マイナス】 なし
ナス100はサポートライン(紫色直線の下)を下抜けた。 金曜は同線がレジスタンスになった動きで、サポートライン内にしっかり戻れず下落となった。 レイバーデーを含む3連休前ということもあってポジション整理で売り圧力が強まった可能性がある。 雇用統計は、労働参加率が上昇、賃金の上昇鈍化と良い結果だったが、 株価の反応は微妙で、売り圧力のほうが強かった印象。上値の重さは弱気目線に見える。 ・フィボナッチは重要な61.8%ラインで踏みとどまって週末引け。 →ここで反発できるか下抜けするかが分岐点になりそうだ。 以下のチャートシグナルは下落トレンド示唆を強めるが、次週反発するかどうかは中立。 ・EMA20とEMA40がデッドクロス直前(赤丸の箇所)。 ・一目均衡表の転換線と基準線が逆転。 ・雲のねじれで、下落を深めている。 ・...
全セクターがマイナスパフォーマンスでした。 相対的には公益・ヘルスケア・生活必需品とディフェンシブ・セクターがパフォーマンス良かったです。 原油の下落でエネルギーは大きく下落したが、2日米国時間から反発して引け。 ISM製造業の発表があった1日は、テックと素材も下げが他より大きく不調。 【1. プラス】 なし 【2. マイナス・SPよりは上】 XLU(公益)-1.44% XLV(ヘルスケア)-1.80% XLC(通信)-2.34% XLP(生活必需品)-2.42% XLY(一般消費財)-2.55% ↑ ★SPX(S&P500)-3.29% ↓ 【3. マイナス・SPよりは下】 XLE(エネルギー)-3.34% XLI(資本財)-3.50% XLRE(不動産)-3.93% XLB(素材)-4.84% XLK(テック)-4.98%
ジャクソンホール会議でパウエル議長の講演がありました。 パウエル議長のハト転換が市場で期待されていたようですが、タカ姿勢を強めた発言でした。 発言を受け、金曜は大陰線。 前週に示してた次の下値をテストする目安が12945.6(黄色の点線)でした。 さくっとそのラインを下回って短期的には下落トレンドを深めました。 さらに次の目安としては12662.8(黄色の水平線)がありますが、こちらも通過。 特徴的なのは下ヒゲを付けずに実線で引けて、売り圧力の強さを示唆。 また、前週から窓を開けて下落してるが、S&P500と違って直前の窓すら埋めてません。 次の展開としては、下値の深さを探っていく可能性があるのではないでしょうか? まずいったんの目安はフィボナッチ23.6%ライン付近と サポートライン(下の紫色直線)付近が意識されや...
金曜のジャクソンホール会議でのパウエル議長の発言をきっかけに大きく下落。 エネルギーは+4%台だが、エネルギー以外はすべてマイナス着地。 とはいえ、金曜以前も一時的にプラス圏にいたのは素材・資本財のみ。 【1. プラス】 XLE(エネルギー)+4.20% 【2. マイナス・SPよりは上】 XLB(素材)-1.28% XLU(公益)-2.55% XLP(生活必需品)-3.22% XLI(資本財)-3.39% XLRE(不動産)-3.74% ↑ ★SPX(S&P500)-4.04% ↓ 【3. マイナス】 XLV(ヘルスケア)-4.21% XLC(通信)-4.42% XLY(一般消費財)-4.67% XLK(テック)-5.58%
ナスは上値目安として示してた紫色ボックスの範囲をほんの少しだけ上回って、天井を付けた。 S&P500がSMA200で利食い売りが起きているため、ナスも連動して売られただろうか。 金曜のSQでは売り圧力が強く、寄りから下落したことで陰線で引けた。 EMA200(水色曲線)、上位足の20週EMA(ピンク曲線)を下回って、まだ本格的な上昇は許されなかった。 一目均衡表の転換線(緑色線)も下回っている。 黄色直線の短期サポートラインも割ってきて下落示唆。 押し目となるか、より下に向かいレンジとなるか深さはまだ見えないが、 次の意識されるサポートラインは黄色点線の12945.6だろうか。 その場合はレジスタンスライン(紫色直線)の内側に戻っていく流れ。 もしくはレジスタンスラインがサポートになって反発するかが次週の確認ライン。 ...
生活必需品が続伸。 エネルギーが序盤下がるが、中盤から大きく上昇。 逆に一般消費財や素材が中盤以降、不調に。 金曜のSQでセクターに大きく変化の可能性がある値動きでした。 一般消費財・素材のほかテック・通信も下げ幅が大きめ。 【1. プラス】 XLP(生活必需品)+1.91% XLE(エネルギー)+1.31% XLU(公益)+1.28% 【2. マイナス・SPよりは上】 XLV(ヘルスケア)-0.52% XLI(資本財)-0.96% ↑ ★SPX(S&P500)-1.21% ↓ 【3. マイナス】 XLY(一般消費財)-1.40% XLK(テック)-1.64% XLRE(不動産)-1.89% XLB(素材)-2.43% XLC(通信)-3.11%
NVDAの利益警告で始まった前半は下落したがCPIが予想下振れとなった3日(水)から上昇を始めた。 重要なコアCPIも予想下振れで、インフレピークアウトを示唆。 結果、9月75bp利上げ可能性が後退、50bp予想に縮小➡株買いへとつながった。 4日以降にはPPI・ミシガン大学消費者態度指数が発表され、PPI予想下振れ・ミシガン大指数が予想上振れとなった。 CPIに続きインフレピークアウトを示唆する結果となり、株買いの後押しとなり続伸。 ■チャート ・NVDAショックの前半はレジスタンスライン(紫色直線)で反落した ・CPI発表の中盤からレジスタンスラインを超えて、EMA200(水色曲線)と上位足の20週EMA(ピンク曲線)を上に抜けてきた。 ・紫色のボックスが上値のテストラインとして見てきたが、週末の引けは頂点を若干上回...
全セクターがプラスの週だった。 前週はエネルギー売りだったが、今週はエネルギーが大きく伸ばした。 ライン川の水位低下による石炭輸送に支障が出ているからだろうか。 また、素材セクターが物色されている。 ヘルスケア・生活必需品のディフェンシブセクターは引き続きアンダーパフォーム。 【1. プラス】 XLE(エネルギー)+7.39% XLB(素材)+5.20% XLC(通信)+4.27% XLRE(不動産)+4.07% XLI(資本財)+3.84% XLY(一般消費財)+3.42% XLU(公益)+3.34% ↑ ★SPX(S&P500)+3.26% ↓ 【2. プラス・SPよりは下】 XLK(テック)+2.40% XLV(ヘルスケア)+1.66% XLP(生活必需品)+1.11% 【3. マイナス】 なし
前回高値を超え上昇を続けてきたナスは 今週、フィボナッチ38.2%ラインに到達。 しかし雇用統計の強い発表を受け、週末は前日木曜に比べ下がって引けた。 ちょうどレジスタンスライン(紫色直線・上)と 上位足の20週EMA(ピンク色曲線)で跳ね返されたチャートとなった。 その上にはEMA200(水色線)があり、テストラインとなっている。 この38.2ラインと前々回高値の間(紫色の長方形)が、上値のテストラインとなっていて、 今週は上に抜けられなかった。 チャートだけ見ると、強めのレジスタンスとなっているように見える。 そろそろ息切れとなるか、まだまだ強さを見せるかは次のCPI発表あたりがキーポイント。 機関投資家がこれから夏期休暇をとるため、出来高は今後スカスカになっていく見込みだ。 10日にCPIを控えているので、イン...
エネルギー売り・テック買いの週でした。 エネルギーだけ他が追随しない大きく下落。他は波はさほど変わらない。 テック・通信・一般消費財が上位で、ビッグテックが牽引した。 公益・生活必需品のディフェンシブセクターはSP500と近い並の動き。 同じディフェンシブのヘルスケアは調子を落としてきている。 【1. プラス】 XLK(テック)+1.96% XLC(通信)+1.33% XLY(一般消費財)+0.90% XLI(資本財)+0.52% XLU(公益)+0.38% ↑ ★SPX(S&P500)+0.36% ↓ 【2. プラス・SPよりは下】 XLP(生活必需品)+0.20% 【3. マイナス】 XLV(ヘルスケア)-0.77% XLB(素材)-1.32% XLRE(不動産)-1.33% XLE(エネルギー)-6.81%
週が明けて、昨夜はISM製造業景況指数の発表とペロシ台湾訪問報道があった。 ISM製造業はインフレピークアウトや景気後退懸念を想起するような結果だった。 金利が低下し、ナスは上昇した。 しかし、前回高値(青丸印)のラインを上抜けたあと、 短期のフィボナッチが天井を示す161.8%ラインに到達。 そこを天井に中盤から下落を開始。 ペロシ訪台による地政学リスクを懸念して下落に転じただろうか? 現状は、EMA5(青色曲線)を下回って推移。 4時間足のEMA20(緑色曲線)に到達して現在反発中。 EMA40(赤色曲線)と、上位足の1日足のEMA20(ピンク色の太い曲線)はまだ上向きで距離がある。 今夜以降は、金利が低下したまま、一段高の13,200以上のレジスタンスまで目指すか、 押し目を深掘りにEMA40あたり(ちょうど1...
7月が終わったので、1か月のセクター値動きを振り返る。 まず全セクターがプラス。 1位は一般消費財 +17%超 テスラの決算堅調などを受けて月末も好調な上昇。 アマゾンの決算後上昇も大きい。 2位はテック +14%超 今年は金利上昇でかなり下げてきたが、最近の金利低下もありリバウンド。 ワースト軍は、生活必需品・ヘルスケア・公益とディフェンシブセクターとなった。 ただし、公益は月末にクリーンエネルギー等の好調により上昇率が高くなっている点に留意。 下位4位の通信(コミュニケーション)は、META決算ミスが影響していそうか。 VZ・Tの不調も目立つ。 【1....
5月から直近まで上昇を築いてきたENPH。 ・EMA20とEMA40(赤色曲線)がゴールデンクロスして上昇。 ・下値を切り上げている。 ・EMA5(青色曲線)がEMA20(緑色曲線)で止まって上昇を繰り返している(青色○印のところ) しかし、4月から高値でレジスタンスをつくっている(灰色のバンド)。 ・高値が灰色のレジスタンスラインで4度反落している。 ・7/25に水色線のレジスタンス(前回の高値ライン)を上に抜けたと思ったが、 上ヒゲをつけて下落。 ・7/26は陽線で再度、レジスタンスラインに入ってきています。 次は明日朝(アフター)の決算発表で、レジスタンスをしっかり上抜けできるか 反落するか決まる可能性がある。 FOMCもありますね。
セクター上位が一般消費財・資本財・素材と今までとは違うセクターが上昇。 ナス堅調な動きでテック上昇だが、エネルギーも今週はプラス。 今週はディフェンシブの生活必需品・ヘルスケア・公益は最下位だった。 通信は好調な前半だったが、Snap決算ミスによりGoogleなどが連れ安波及、 22日から大きく下落した。 【1. プラス】 XLY(一般消費財)+6.90% XLI(資本財)+4.23% XLB(素材)+4.18% XLK(テック)+3.72% XLE(エネルギー)+3.5% XLRE(不動産)+3.12% ↑ ★SPX(S&P500)+2.55% ↓ 【2. プラスでSPより下】 XLC(通信)+1.08% XLP(生活必需品)+0.37% 【3....
6月売上も堅調だったコストコ。 上昇トレンドを示唆するチャートシグナルが複数でてきました。 ・EMA20(緑色線)とEMA40(赤色線)がゴールデンクロス ・一目均衡表の雲を上抜け、EMA5も雲を抜けてきた(水色の○印) ・EMA200(水色線)をしっかり上抜け ・高値を結んだ紫色のトレンド線を上に抜けてきた 直近の出来高が少ない点は注意ですが、MACDはまだ上がありそうな位置。 このまま伸びてほしいですね。
セクターは生活必需品がかろうじてプラス、その他のセクターは軒並みマイナス。 SPより上のセクターは生活必需品のほか、ディフェンシブが引き続き出現。 生活必需品・公益は他セクターより安定的な値動きで横ばい。 テックはSPより上だったもののマイナス。 ビッグテックはGOOGL/MSFT/AMZN/TSLAがマイナス、AAPLがプラスだった。 エネルギーは弱さが続く。 【1. プラス】 XLP(生活必需品)+0.01% 【2. マイナスでSPより上】 XLU(公益)-0.20% XLK(テック)-0.47% XLV(ヘルスケア)-0.55% XLRE(不動産)-0.56% ↑ ★SPX(S&P500)-0.93% ↓ 【3....
コストコの6月売上が報告されました。 売上は堅調のようです。 小売の在庫問題が懸念されているので、EPSがどうなるか気になりますね。 ■売上 44週売上:$1,883.4億(+16.9%) 既存店売上 全体:18.1% 米国:21.5% カナダ:14.2% その他国:4.7% EC:7% ■チャート 先週末にEMA200(水色線)を小さな窓を開けて上抜けした。 EMA5がEMA40(赤色線)とゴールデンクロスで上昇トレンド一歩手前まで登ってきた。 モメンタムが強くなるには、一目均衡表の雲を上に抜けていく必要がありそうだ。 現在のところからEMA200をまた下回るようでは弱いので、登りきってほしいところ。 出来高がややペースダウンしているので、買い圧力が弱くならないか気になる。 MACD(長め設定)は6月頭にゴール...