(USDJPY)ドル円 (EURJPY)ユーロ円 (GBPJPY)ポンド円 (CADJPY)カナダドル円 (AUDJPY)豪ドル円 (NZDJPY)NZドル円 (CHFJPY)スイスフラン円 各4時間足 日々のトレードにおいて、どの通貨ペアにするかというのも大事な要素ですね。 2020年に入ってからの動きを確認してみましょう。 年末年始はリスク回避の動きが強まりましたので、ドルやスイスフランが高くなっています。 FXをする場合は、マーケットがリスク選好の動きなのか、リスク回避の動きなのかを確認する必要があります。 なぜかというと、株式市場に懸念や不安がある時は、リスクを回避する動きになります。 株式市場が堅調な時はリスクを選好する動きになります。 リスクを回避するときや、今回のように地政学的リスクが高まると、米ド...
(EURUSD)ユーロドル 日足チャート 移動平均線大循環分析でチャートを俯瞰的に見てみましょう。 価格が帯の下で推移していれば、安定して「売り」で利益を獲ることができます。 しかし、価格が帯を挟んで動き、時には下降帯から上昇帯になり、また、下降帯に戻る動きとなっているのが分かります。 つまり、価格は下がっているのに利益を獲り難い動きになっています。 時間軸としては分かり易い動きの時と、わかり難い動きのときがあります。 現在のようにわかり難い動きの時間帯の時にはどうすれば良いでしょうか。 まずは、トレンドラインを引きます。 価格が上昇するときは、安値と安値を結びます。 価格が下降するときは、高値と高値を結びます。 次にチャネルラインを引きます。 そのトレンドラインに平行な線を引きます。 これを大局と小局でチャネル...
(2157)コシダカホールディングス 週足 コシダカホールディングス(カラオケ事業)は、子会社のカーブスホールディングス(女性向けフィットネス事業)を 「スピンオフ」という仕組みを使って分離すると発表しました。 「スピンオフ」とはどうった制度なのでしょう。 日本ではこれまでに前例がない方法ですが、企業が持っている事業を別会社として分離・独立させる方法です。 スピンオフでは、コシダカホールディングスの株主は新しくできるカーブスホールディングスの株式を受け取ることになります。 スピンオフによって株価がどうなるかは分かりませんが、チャートから分析してみましょう。 週足チャートを見ると、2017年から2018年までは上昇トレンドでしたが、そこからは、三角保ち合いになっているように見えます。 相場格言としては、「もち合い...
(USOIL)WTI原油 日足チャート 2020年は米国とイランの軍事問題により波乱の相場展開となっています。 米国はイランの司令官を殺害しました。 イランはイラクにある米国の基地を攻撃しました。 これに伴いゴールドや原油が急騰しました。 多くの方はこうした急変を察知することはできないということで諦めるかもしれません。 ですが、チャートを見ると不思議なもので、昨年末からじりじりと上昇してきています。 まるで、何かを察知していたかのような動きです。 やはり、コモディティも株価も為替においても、異変をいち早く察知することが出来る人がいます。 その周りの人たちが早耳情報を得て動くのでしょうね。 そして、それが徐々にチャートに現れて何かが起きていると情報を掴んでいない人も動き始めるのでしょうね。 チャート分析で見てみ...
(TGD1!)東京金 月足チャート イランがイラクの米軍基地にミサイル攻撃を行ったとのニュースが入ってきました。 ゴールドや原油が大きく上昇していますが、これって、全く予測不可能なことだったのでしょうか。 チャートで振り返ってみましょう。 勿論、米国とイランが戦争状態のような展開になるということは予測不可能です。 ただ、チャートを見る限り、昨年2019年に6年半ほどの三角保ち合いを上抜けたチャートであることが分かります。 いわゆる、私が研究している中間波動が終焉してトレンド相場に入ってきています。 中間波動が終わりトレンド相場に入った時のターゲットプライスの予測をどこにするか。 基本的な考え方は、三角保ち合いに入った時の高値と安値の値幅が意識されます。 考え方は三つです。 一つ目は、この値幅を持ち合いの中心から抜...
(US10Y)米国10年債利回り 週足チャート 2020年は中国の預金準備率引き下げによりNYダウが史上最高値を更新して始まりました。 ところが、米国がイランの最高司令官を殺害したことで地政学的リスクが一気に高まりました。 マーケットの動向を読みにくくなったと感じている方も多いのではないでしょうか。 ニュースを見ているとポジションを獲り難い展開が昨年から続いていました。 つまり、リスク選好とリスク回避の動きが同時進行するという異常事態になっていたということです。 これを異常事態と素直に受け止めてしまうと、ポジションを獲ることが難しくなります。 ですが、チャートの動きを見てチャートに素直に対応していれば、昨年の2019年は比較的獲りやすいチャートだったと思います。 さて、2020年が昨年同様に分かり易いチャートになる...
TGD(ゴールド円建て) 日足 NYダウやナスダック、S&P500が史上最高値を更新しています。 本来ならばリスク選好全開で、ゴールドは大きく売られる展開になってもおかしくはないところです。 この動きを考えると、株高というリスク選好と金高というリスク回避の動きが混在しているのが分かります。 インフレ懸念が高まっているのであれば、株高と金高が平行することもあります。 現在の状況をどう見るか・・・・ リスク選好とリスク回避の混在が市場参加者の心理を表しているようで面白い動きですよね。 相場格言のなかで、 「強気相場は、悲観の中に生まれ、懐疑の中に育ち、楽観の中で成熟し、幸福感の中で消えていく」 という言葉があります。 現在地はどこなのでしょうね。 こう考えると、2020年相場も楽しみですよね。
(2268)B-Rサーティワンアイスクリーム 週間足 2013年に高値を付けてからは、6年以上の膠着状態が続いています。 こういった銘柄は魅力がない銘柄となって 多くの方が価格推移を見なくなります。 確かに、これだけ膠着が続くと関心が薄くなってしまいますよね。 中間波動を研究していると、 私にとっては宝の山に変わるかもしれないと感じます。 こういった銘柄をチェックリストに入れて、 定点観測をして動きに変化が出るかどうかを見ていきます。 トレードする銘柄とウォッチをする銘柄に分けましょう。 そして、変化が出ればウォッチする銘柄からトレードする銘柄に切り替えます。 そのようにしてチャートを見る習慣をつけていきましょう。 現在、膠着している銘柄だからといって、関心を持たないのではなく、変化の兆しを追いかけましょう。
(9873)日本KFCホールディングス 月足 ケンタッキーは3年間膠着していたのが、 業績回復などから動き始めました。 3年間膠着状態だった銘柄が動き出すと、勢いが凄いですね。 当然、業績の回復というのもありますが、動いていなかった銘柄が動き出すとエネルギーが違います。 日々、色々なチャートを追いかけていると、 ケンタッキーのようになるかもしれないといった 膠着状態が長い銘柄が沢山あります。 個人的には、2020年にはそういった膠着状態の長い銘柄が動き出すのではないかと感じています。 相場はトレンド相場と中間波動に分かれます。 中間波動の期間が長い銘柄が動き出すと、大きなトレンド相場になるケースが多いと感じています。 皆さんも、上昇率の高い銘柄やストップ高銘柄ばかりを追いかけるのではなく、 中間波動が長期化してい...
(USDCHF) 米ドル/スイスフラン 240分足 個人的にはこういったチャートが大好きです。 チャート上に浮かび上がるトライアングル。 波動としては、もう一段の下落があるかもと感じるチャートですが、 一先ず意識していたトレンドラインを上抜けてきました。 こういった場合は、上抜けたところに補助線を入れます。 そして、最初のトレンドラインが上値抵抗線から下値支持線にかわるかどうかを見ます。 確りと上抜けてくれば流れが変わります。 最初のトレンドラインを割ってくれば下落が続きやすくなります。 このように考えていれば、トレードするときに、 この場合だと仕掛けた後に上手くいきやすいパターン、いき難いパターンということを理解できます。 そうすると、逆に動いたときにの対応が早くなりますね。 トレンドラインを引いてから派生す...
(3844)コムチュア 週足 今回はラインの引き方で見え方が変わるというところを見ていきましょう。 チャートに沿って色々とラインを引いていくと見え方が変わることがあります。 左側はトレンドラインをベースにラインを引いていますので、大局中間波動が破綻してトレンド相場が再開しているように見えますね。 右側はチャネルラインをベースに引いていますので、そろそろ高値が意識されそうなチャートにみえます。 では、どちらが正解なのでしょうか? その答えは、どちらも正解ということです。 意地悪な問題になってしまいましたが、どちらも引くことで意識するべきポイントが増えていきます。 そうすると、対応力が高まっていきます。 大事なことを申し上げます。 アナリストやトレーダーの多くの方が、ご自身の予想や相場観が良く当たるということをアピ...
(2801)キッコーマン 週足チャート 移動平均線大循環分析で見ると、直近の値動きは第1ステージの上昇期となっています。 ここからの展開をどう考えればよいでしょう。 2018年に高値を付けてから、2019年の前半にかけては下落していました。 そして、そこからは切り返しています。 この場合の考え方は三つです。 1、下降トレンドになった相場が一時的に切り返している。 2、中間波動に入っている 3、調整が終わり上昇トレンドが再開している 上記のように書くと難しく感じるでしょう。 2018年の高値を更新すれば、上昇トレンド再開 2019年の安値を更新すれば、下降トレンドに転換 どちらも更新出来なければ、中間波動 こう考えると大局相場のを俯瞰的に考えることができます。 そういう意味では、2015年から2017年にかけての...
(7203)トヨタ自動車 月足 チャートは大きく分けて二つに分かれます。 トレンド相場と中間波動(トレンドの無いところ)です。 基本的にはトレンド相場は分かり易く、中間波動はややこしい波動(動き)になる傾向があります。 トレンド相場は大局でも小局でも強気型や弱気型のサイクルが継続します。 続かないところが中間波動になり易いところです。 今回は大局の中間波動を見つけることで、狙いやすい銘柄かそうでないかを見極め、 また、中間波動が終わるところを探すことで、これからトレンド相場になり易い銘柄を見極めることが出来ます。 このトレンド相場と中間波動の見極め方の一つがサイクルです。 今週はずっとサイクルのことを書いていますが、それは、サイクルを理解すると皆さんのチャートの読解力が向上すると考えているからです。 「トレンドは...
(NK2251!)日経225先物 週足 チャートを見る時にトレンド相場か中間波動かを判断するときに、 サイクル理論を掛け合わせるとトレンドの有無を理解し易くなります。 ここで、サイクルの基本を見てみましょう。 サイクルは強気型、弱気型、もみ合い型の三つがあります。 強気型と弱気型を理解すると今後の相場展開を予測するときにイメージがしやすくなりますね。 2018年後半のサイクルは高値を付けてから安値を割るまでの期間が短かったですね。 弱気のサイクルの基本は高値が早く安値までの時間が長くなります。 そう考えると、このサイクルは強気サイクルが崩れて安値を割ったことが分かります。 つまり、2019年の前半のサイクルが今後のサイクルを決める重要な局面であったことがわかりますね。 そして、そこからは2018年の高値を更新し...
(GBPJPY) ポンド円 週足チャート チャート上の変化を探す トレンドラインやチャネルライン、水平線などを引きながらチャートに浮かび上がるヒントをどれだけ多く察知できるかによってトレードの精度が変わります。 今回、英国の総選挙で保守党が過半数を獲得したことでポンドが急騰しました。 チャートとしては、教科書に載せたいくらいの綺麗な日柄調整からの切り返しでした。 では、ポンドはもう大きく上昇したので高くなり過ぎたのでしょうか。 そこで、週足チャートに切り替えてみていきましょう。 移動平均線大循環分析では、第1ステージに移行してきました。 また、トレンドラインを引くと大局のトレンドラインを上抜けてきたような動きです。 2018年1月の高値を更新してきたわけではないので、もみ合い相場になることも想定できますが、流れに変...
(6754)アンリツ 週足 移動平均線大循環分析でチャートを見ると、第1ステージの安定上昇期となっています。 トレンドラインを沢山引くと、その時、その時に大きなヒントを与えてくれることもありますね。 2016年から2017年に向けての下向きのトラアイングルなんかは「素晴らしい」の一言です。 トライアングルを上放れてからは、そこから一気に急騰しました。 下値と上値にトレンドラインを引くと価格の動きがだんだんと大きくなっていってるのが分かります。 そこから直近の動きにも補助線(点線ところ)を何本か入れました。 これらの補助線はあくまでも補助線ですので、そこが大きく意識される価格帯ということではありません。 ただ、線が引けるということは、それなりにポイントとなるかもしれないということです。 今年の値動きを見ると非常に興味...
USDJPY ドル円 日足チャート ごちゃごちゃしていますが、ドル円の日足チャートです。 最近はトレンドラインの引き方について、質問を多く受けるようになりましたのでトレンドラインについて書いてみました。 トレンドラインは線を引くだけなので簡単に見えるのですが、実際トレードに活用しようとすると難しいところもあります。 ただ、慣れてくると意識されやすい価格、流れが転換するところや加速するところのポイントなどの目安を立てられるようになります。 また、不思議なもので過去のトレンドラインが復活してきたり、チャネルラインや水平線でサポレジ転換したりします。 こういった経験をすると単なるラインではありますが、疎かにはできないと思いますよね。 最初はとにかくラインを沢山引くことから始めましょう。 上記のチャートを見てもよく分からな...
(SG30)シンガポール30 週足 このチャートを日足で見るのと、週足で見るのとでは見える世界が全く違いますね。 リーマンショック前の高値とショック後の安値の間で価格が推移しており、どちらにも抜けていない銘柄であることがわかります。 そして、その中でさらに拡大トライアングルの中で推移しているように見えます。 さらに、直近はもっと小さなトラアイングルの中で推移しているような動きです。 こういった銘柄は稀に出てきますが、今後の動きが楽しみな銘柄です。 約1年近く膠着状態が続いていますので、まずはこの膠着状態が上下どちらに抜けてくるかに注目しましょう。 抜けてきたときにはそれなりの動きになると思います。 次に青色の拡大トライアングルが意識されるのかどうか、また、リーマンショック前後の高値と安値を更新することができるのか。 ...