豪ドル方向性:上昇優位 ポイント:4月6日RBA理事会 2月の失業率は5.8%と、コロナ後の失業率がとうとう5%台まで回復してきました。 RBAは金融政策の判断で重要視しているものの一つに失業率があります。 失業率が4%台になると利上げ検討と言っていたことを考えると、失業率5%台は緩和の縮小を検討しても良い数字ではないかと思われます。 今週の理事会で、早期の緩和縮小などの話が出てくるのか、それとも現状維持なのか注目が集まります。 マーケットの織り込みは、早期の緩和縮小が2割、現状維持8割と予想しています。 このことから、早期の緩和縮小が発表されれば豪ドル買いに繋がり、豪ドルはもう一段上のステージに進むと思われます。 ...
カナダドル方向性:買い優勢 ポイント ・住宅価格 ・カナダ雇用 ・原油価格 ・住宅価格 世界的に住宅価格の上昇がみられ、カナダでも住宅価格が上昇している。 材木が主要産業のカナダにとって、住宅が好調なのはいいことだが、行き過ぎるとインフレが気になってくる。 現状以上に住宅価格が上昇するようであれば、引き締めの可能性が出てくるので、住宅関連には要注目。 ・カナダ雇用 カナダ経済を見るうえで、物価やGDPも重要だが、雇用が重要視されている。 コロナ感染拡大でロックダウンしたことで失業者が増えているため、コロナ禍からの回復を計る指標として失業率が注目されている。 ・原油価格 OPECプラスが減産規模を縮小を発表したが原油価格は下がらなかった。 ポイントは2つあるとみていて、1つはコロナ禍からの回復で需要が増え得ると思...
方向性:EUR/USDショート ターゲットは1.1600ドルと見ているが、チャネル下限に来ていることもあり、短期的には調整上昇もあると見ている。 3月11日 ECB理事会 → ハト派 + 金利高懸念、ユーロ高懸念...
クロス円方向性:円安方向 戦略 日銀金融政策決定会合の結果がタカ派な内容であった場合にどれだけ円が買われるかがポイント。 円インデックスを見ることで円の動きがわかる。 円インデックスが前回安値を更新しなければまだ円安トレンドが続くとみられる。 組み合わせ通貨は資源国通貨でカナダドルもしくは豪ドルが良いと思う。 ※チャート上の折れ線グラフが円インデックスでスケールを上下反転させてある。 ※円インデックスは折れ線グラフが上昇するほど円安方向。 日銀金融政策決定会合のポイント 注目度:高くなっている 織込み度:現状維持8割 ETFなどの購入額調整2割 バイアス:円安方向 ...
ユーロドル方向性:ショート 戦略 FOMCで以下の結果と値動きだった場合売り戦略 ・かなりのタカ派内容に触れた場合 ・ハト派内容だったにもかかわらずドルが余り売られない場合 ・金利が大きく上昇した場合 現在4時間足で値動きとオシレーターでギャップが出ている。 このような時は下落しやすい。 FOMCをキッカケに下落する準備は出来ていると思われる。 FOMCのポイント 注目度:高い 織込み度:現状維持7割・資産購入額の増額3割 バイアス:金利高・ドル高 ...
方向性:ユーロ売り 理事会のポイント:「金利高・インフレ圧力・マイナス金利の深掘り・追加緩和」について触れられるか 織込み度:据え置きを織り込み済み 注目度:高い バイアス:米ドル買いによりユーロ売り圧力が多少あり 今回の理事会では最近の金利高についてと、追加緩和・マイナス金利の深掘りについて、どのように触れられるか注目です。 各国の金利が上昇する中で欧州の金利も上昇していますが、ECBの要人からは金利高を懸念する発言が続いています。 ユーロ高についても懸念発言が出ていることから、ハト派な内容になるのではないかと思われます。 また、3月はスタッフ予想の発表が予定され、一部報道では「インフレ上昇は一時的との見解が示されるされる」とあり、今後のユーロ圏の経済見通しについての発言に注目が集まります。 ある程...
方向性:ドル円上昇 ポイント:日米金利差 1)日米金利差 日米金利差が拡大するとドル円は上昇しやすく、日米金利差が縮小するとドル円は下落しやすい。 日米金利差とドル円の相関関係が常にあるわけではないが、金利が注目されている現在は日米金利差とドル円の相関性は高くなっている。 日米金利差が縮小したり、拡大したりする要因は米金利の上昇下落と、日金利の上昇下落の2パターンもしくは両方の合計3パターンある。 日米金利それぞれのポイントは以下の通り。 2)米金利 米金利の上昇下落の要因は以下の通り。 ・バイデン政権が進める追加経済対策案による大規模な赤字国債発行 ・FRBの大規模緩和による国債買い入れ ・FRBの緩和縮小による国債買い入れ減少 ・景気回復によるインフレ上昇 現在の米金利は上昇傾向にあるが、バイデン政権...
米金利の上昇が話題になっているが、主要各国と比較してみると、意外と豪州やニュージーランドやカナダの金利上昇のほうがペースが速い。 特に豪州やニュージーランドの上昇ペースが速いのがわかる。 米金利上昇で米ドル買い戦略を組むのなら、豪州やニュージーランドは外した方が良いのではないかと思う。 金利差が拡大している、日本(円)やドイツ(ユーロ)のほうがドル買いが進む可能性が高い。 今後、金利上昇が騒がれるときは金利差を含めて確認して通貨ペアを確認しておきたい。 グラフの見方 チャートのグラフは米10年債利回りから各10年債利回りを差し引いてます。 上昇するほど米金利上昇ペースが速い(米金利との差が広がっている) 下落するほど米金利以上に差し引いた国の金利上昇が早い(米金利との差が縮小している)
方向性 : 上昇 ポイント : RBNZ理事会 今回のRBNZは据え置きだと思われ、注目は声明文です。 豪州やNZは欧米に比べて感染者数が少なく、早期の経済回復が期待されています。 豪州は経済指標の結果は強いものが多く、今月初めのRBA理事会では緩和政策の早期縮小が発表されるのではないかと注目されていました。 結果は豪ドル高を懸念してからなのか、長期の緩和姿勢が発表されました。 ...
豪ドル/米ドルの方向性 → 上昇 ターゲット 0.8100ドル パウエルFRB議長の議会証言は予想通りハト派姿勢。 イエレン財務長官とタッグを組んで超緩和+財政出動になるのではいかと予想される。 豪ドルは今月初めのRBA理事会でハト派姿勢を示したにもかかわらず上昇。 コモディティ価格の上昇や強い経済指標など、豪ドルにとってプラス要因に強く反応していると思われます。 もう一時は豪ドル/米ドルは買い戦略でいきたいと思います。 ただ、今までよりもペースが鈍化する可能性があるので、小刻みに利確を繰り返すポジションと最後まで持ち続けるポジションを分けて持ちたいと思います。
豪ドル方向性:ロング方向 注目点 豪州では雇用統計の発表が予定されています。 RBAは雇用を重視しているようで、特に失業率に注目しています。 先日の理事会で早期テーパリングを否定しましたが、失業率が予想を上回る回復を見せた場合は、再度早期のテーパリング期待が高まるのではないかと注目しています。 戦略 雇用統計の発表で前回高値(黄丸)をブレイクできるかがポイント! ブレイクできずに反落するようであれば、一旦豪ドルロングから撤退。 これまで続いてきた豪ドルロング戦略を一旦終了して、調整待ち。 ブレイクできたなら、追加ポジションを入れたい。 目標は0.8100ドル
ユーロドル方向性:レンジ→下落目線 ユーロ・ドル注目点 1)議事要旨 FOMC 先日の声明文では早期のテーパリングを否定し、長期の緩和と低金利を発表しました。 ただ、それでも早期のテーパリング論の期待感は残っていると思われ、議事要旨でテーパリングについて触れられていないか注目されている。 また、バイデン政権が進める追加経済対策案について、どのように触れられているかも注目です。 あらためてハト派姿勢が強調されるような内容であればドル安が進む可能性があり、逆にテーパリングについて触れられていたりするとドル高が進む可能性があると予想しています。 ...
方向性:ドル円上昇 材料 ・ 米金利 オレンジ線 = 日米10年債利回り差グラフ 先週の米金利は上昇し、コロナ後の最高水準1.18%まで上昇しています。 1月からの米金利の上昇に伴い、米ドルも上昇していることから今週も米金利の動向に注目が集まります。 今週の金利が動きそうなポイントは以下です。 米国債入札 今週は3年・10年・30年米国債の入札が予定されていて、国債の発行額は多めだと言われています。 入札で金利が下落するのか、上昇するのか注目しています。 経済指標 米CPI(消費者物価指数)やミシガン大学消費者信頼感指数の発表が予定されていて、指標結果を受けて金利が動く可能性があります。 追加経済対策案...
方向性:ユーロ売り 材料 ・ イタリア政局不安 先週急遽話題にあがったのが、ドラギ前ECB総裁の首相論です。 ドラギ前ECB総裁が連立政権樹立に動くと報道されており、うまくいくのか注目されています。 問題なく連立政権樹立となれば、政治リスクの後退に繋がり、ユーロの下支えとなるのではないかと注目しています。 ・ ユーロ高懸念発言 ECB関係からユーロ高懸念発言が出てくるとユーロの重しに! ・ 追加緩和 マイナス金利の深掘りを推奨する発言が続くようであれば、ユーロの重しに繋がるのではないかと注目しています。 逆に、マイナス金利の深掘りに否定的な発言が続けば、ユーロの下支えに繋がるのではないかと思います。 ...
方向性 → 豪ドル買い 豪州はGDPやCPI(消費者物価指数)、雇用統計と予想を上回る良い結果が続いています。 コロナ感染者数から見ても、オセアニアはコロナ禍からの回復が早いのではないかと注目されています。 今週のRBA理事会では政策据え置きが予想されていますが、声明文でQE(量的緩和)の早期解除やテーパリングについて触れられるか注目されています。 仮にテーパリングに前向きな内容が盛り込まれれば、サプライズの豪ドル買いが出てくるのではないかと思います。 先週の米株下落など、リスクオフによる豪ドル売り米ドル買いから、AUD/USDは下落しています。 RBA理事会を転機に上昇トレンドに戻り、黄丸のポイントをブレイクできるか注目! 豪州の状況を見ると今回上昇しなくても、下落の可能性は低いのではないかと思っている。
方向性 → ポンド売り 今週は四半期に一度のインフレーションレポートが同時発表される、金融政策発表の「Super Thursday」が予定されています。 ・政策金利は据え置き予想。 ・QE(量的緩和)は増額の可能性あり。 ・声明文でマイナス金利に前向きな内容が盛り込まれるとサプライズ。 ・インフレーションレポートで、経済見通しが下方修正される可能性あり。 ポイントはこの4点ではないかと思います。 昨年末から英国のロックダウンや、EUから離脱したことを考えるとネガティブサプライズの可能性が高い。 また、チャート上では弱気のダイバージェンスが出ていることも売り要因の一つ。 上記のポイント4点で政策金利以外が全て強気になった場合はポンド売り撤退。
見通し:レンジ(売り目線) 今週の米ドルはFOMCに加え、GDP速報値が発表されます。 FRBはコロナ禍からの経済回復は金融政策だけでなく財政政策が必要としていました。 FRBが待ち望んだ大規模財政政策となる1.9兆ドルの大型経済対策案をバイデン大統領が発表したことで、今後のFRBの金融政策にどのような変化が出てくるのか注目。 ...
見通し:豪ドル買い 先週の失業率が良い数字だった豪州の四半期CPI(消費者物価指数)が発表されます。 オセアニアはコロナからの回復が早いのではないかと注目されているだけに、今週の豪四半期CPI(消費者物価指数)は注目です。 良い結果が出てくるようであれば、豪ドル買いが強まる、豪ドル上昇トレンドが継続するのではないかと注目しています。 米ドルは今週FOMCが予定されているので、結果を受けてドル安が進むようであればAUD/USDの上昇トレンドの追い風になる可能性あり。 ...